玄関ドアの鍵の種類|交換方法や費用も解説

2024.3.6 更新

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玄関ドアの鍵の種類

目次

  1. 1)玄関ドアの鍵の種類
  2. 2)玄関の鍵に使用される錠前の種類
  3. 3)玄関の鍵交換で「セキュリティ強化」ができる
  4. 4)玄関の鍵を自分で交換する方法
  5. 5)玄関の鍵交換にかかる費用
  6. 6)玄関ドアが古い場合はドアリフォームも検討

この記事でわかること

玄関の鍵の種類は?
玄関の鍵は「シリンダー錠」と「電子錠」の2種類です。シリンダー錠は鍵を使い、電子錠はスマートフォンや生体認証などを使って施錠・開錠するのが特徴です。

玄関の鍵交換は必要?
鍵は劣化すると防犯性が低くなるため玄関の鍵交換は必要です。玄関の鍵はシリンダーは10年、電子錠は7年が寿命といわれています。玄関の鍵を交換するときは、「セキュリティを強化したい」「利便性を向上させたい」などのニーズに合う鍵選びをするとよいです。


1)玄関ドアの鍵の種類

玄関ドアの鍵は、「シリンダー錠」「電子錠」の2種類です。それぞれどのような仕組みなのか紹介します。

シリンダー錠

シリンダー錠

シリンダー錠は、一戸建・共同住宅問わず使われている鍵です。物理的な鍵を鍵穴に挿入して回転させ、施錠・解錠します。

シリンダー錠は外筒と中筒で構成されていて、中筒にピンやスプリングなどの部品が配置されています。
シリンダー錠の種類や鍵の形状は、この部品の配置によって異なります。

種類 特徴
ピンシリンダー 鍵の片側がギザギザしているのが特徴。内筒内に複数のピンが一列に並んでいる。構造が単純で防犯性は低め。
ディスクシリンダー 鍵の両側がギザギザしているのが特徴。シリンダー内にディスク状のタンブラーがある。ピンシリンダー同様、防犯性が低い。
ロータリーディスクシリンダー ディスクシリンダーの構造に、回転を阻止するロッキングバーと呼ばれる棒状の部品が追加されている。ディスクシリンダーより防犯性が高い。
ディンプルシリンダー フラットな鍵に複数の窪みがあるのが特徴。その窪みと合うように内筒内に複数のピンが配置されている複雑な構造。
マグネットシリンダー フラットな鍵に窪みがあり、磁石が内蔵されている。シリンダーにも磁石が備わっていて、鍵を挿すと反発して解錠・施錠できる。

特にディンプルシリンダーは、窪みの深さや位置を正確にあわせないと施錠・解錠できないので、ピッキング被害に遭いにくく防犯性に優れているものが多いです。

参考:インテリア用語集 > シリンダー錠|東建コーポレーション株式会社

電子錠

電子錠

電子錠は、キーカードやスマートフォンアプリなどの電子技術を利用して施錠・解錠する仕組みです。電子錠の中には、暗号を入力するものもあります。

金属の鍵を持ち歩かないため、複製されるリスクが低いです。

種類 特徴
リモコン式 センサーが付いた鍵を使い、遠隔操作で施錠・解錠する。
カード式 プラスチックキーカードを使用し施錠・解錠する。
暗証番号式 数字または文字の暗証番号を入力して施錠・解錠する。
生体認証式 指紋・虹彩・顔認識などをスキャンし、正確な情報と認識されると施錠・解錠できる。
スマートロック式 専用のアプリをダウンロードして鍵として使用し施錠・解錠する。解錠・施錠履歴の確認やアクセス権の付与も可能。

参考:錠と防犯の用語集 > 錠前の種類 > 電気錠|美和ロック株式会社

2)玄関の鍵に使用される錠前の種類

玄関の鍵は、「シリンダー」「ドアノブ」などを含めて「錠前」と呼びます。

玄関の鍵を交換するときシリンダーだけでなく錠前の交換も必要な場合があるので、自宅の錠前がどのようなものかを把握しておくとよいです。

種類 特徴
シリンダー錠箱 ドアの内部に埋め込まれている錠前。ドアの面に取り付けるものは「面付箱錠」と呼ぶ。
インテグラル錠 ドアノブにシリンダーが埋め込まれている。最近は玄関ドアに使われることが少ない。
引戸錠 引き戸の玄関に使われる。施錠をすると鎌のような形状をしている部品が扉をロックする。
サムラッチ錠 ハンドルの上にレバーがあり、解錠後レバーを押してドアを開閉する。
プッシュプル錠 玄関ドアのハンドルの上下にシリンダーが取り付けてある。基本的に1本のかぎでどちらも施錠・解錠できる。
Q.錠前の交換も必要となる場合とは?
以下のような場合は、シリンダーだけでなく錠前の交換も必要となります。
・シリンダーが錠前と一体型になっている
・「古い規格の鍵」でシリンダーのみの交換ができない
・シリンダーを固定しているネジが古くなり取り外せない

3)玄関の鍵交換は「セキュリティ強化」「利便性の向上」につながる

玄関の鍵交換は、「セキュリティ強化」や「利便性の向上」につながります。

防犯性の高い鍵なら「セキュリティ強化」できる

ピッキング

玄関の鍵を防犯性の高い「CP認定錠」「ディンプルキー」と交換すると「セキュリティ強化」できます。

「CP認定錠」とは、警視庁などから防犯性が高いと認められたシリンダー錠のことです。

「耐久性」「ピッキングやドリル抵抗性」「防爆性」などをチェックする、厳しい防犯性能試験をクリアしているのがCP認定錠なので、防犯性が高い鍵だとわかります。

参考:CP錠|日本ロックセキュリティ協同組合

CP認定錠の中でも構造が複雑な「ディンプルキー」を選ぶとセキュリティを強化できます。

また、現在玄関の鍵に問題がなくても経年劣化により問題が起きやすくなるので、鍵の耐用年数を目安に交換するのをおすすめします。

Q.鍵の耐用年数ってどれくらい?
鍵の耐用年数は引き渡し後あるいは購入後、シリンダー錠は10年(電気 錠は 7 年)が目安です。

参考:耐用年数の設定|日本ロック工業会


ディンプルキーについて詳しく知りたい方は、ディンプルキーについての記事もあわせてご覧ください。

ディンプルキー

もっとセキュリティ強化するなら「補助錠」もおすすめ

「もっと玄関の防犯性を高めたい」という場合は、玄関のドアに補助錠を取り付けるのもおすすめです。

賃貸物件に補助錠を取り付けるときは、管理会社や大家さんの許可が必要となります。物件によっては「穴を開けるのはNG」と言われてしまうこともありますが、穴をあけずに設置できる補助錠もあります。

以下のように、穴を開けずに設置できるタイプの補助錠であれば自分で後付けすることも可能です。

鍵穴のないリモコンドアロックLOCKEY

参考:鍵穴のないリモコンドアロックLOCKEY|有限会社山本商事

「自分で補助錠を取り付けられない」「穴を開けてもOKだから頑丈なものを付けたい」という場合は、プロに依頼するのがおすすめです。

くらしのマーケットでは、「鍵(補助鍵)の交換・取り付け」のサービスを提供しています。「どれくらい防犯性を高めたいのか」も相談したうえで、適切な補助錠を取り付けてもらえますよ。


電子錠と交換すると利便性が向上する

電子錠

玄関の鍵を電子錠と交換すると、利便性が向上します。

毎回鍵を挿して解錠・施錠する手間が省けるため、「重い荷物を持っている」「雨が降っている」という時でもスムーズに玄関の出入りができます。

最近では玄関の利便性を考えて、リモコン式やカード式の電子錠を導入している住宅も多いです。

4)玄関の鍵を自分で交換する方法

玄関の鍵は、シリンダー錠なら自分で交換することも可能です。

しかし、交換の難しい「プッシュプル錠」や電気工事士の資格を持っていないと交換できない「電源式の電子錠」は、鍵交換を行っている事業者へ依頼する必要があります。

シリンダー錠交換の大まかな手順は以下の通りです。

  1. 鍵のメーカーと鍵の型をチェックして新しい鍵を買う
  2. 古いシリンダーを取り外す
  3. 新しいシリンダーを取り付ける
  4. 鍵が正常に動くか確認する


玄関の鍵を交換するときは、「鍵のメーカー」と「鍵の型」を確認し、玄関に取り付けられるものを選ぶ必要があります。

また、古い鍵の取り外しや新しい鍵の取り付けの工程は、「プラスドライバー」や「マイナスドライバー」などの工具を使い、手順どおりに行う必要があります。

玄関の鍵を自分で取り付ける方法を詳しく知りたい方は、玄関の鍵交換に関する記事もあわせてご覧ください。

玄関の鍵交換

できない場合は、鍵交換を行う事業者へ依頼

事業者

ネジが閉まらない、サイズが間違っていたなど、鍵交換を自分でやろうとしたけど、「できなかった」「失敗した」というケースもあります。

どんなに高性能な鍵でも正確に取り付けられていないと、玄関のセキュリティが下がってしまうので注意してください。

また、無理に自分で取り付けようとすると、玄関のドア自体や新品の鍵を破損させて余計な費用がかかることもあります。少しでも自分で玄関の鍵交換をするのが不安な場合は、鍵交換を行っている事業者へ依頼するのが賢明です。

5)玄関の鍵交換にかかる費用

費用

玄関の鍵交換にかかる費用は、取り付ける鍵の種類(防犯性の高さ)や「自分で行う」か「事業者に依頼する」かで異なります。

自分で行う場合は、商品代のみで鍵交換できます。

鍵交換を事業者に頼んだ場合の費用相場は、商品代と鍵交換施工代込みで50,000円前後です。

しかし、依頼する事業者によって鍵交換施工代が異なるため、依頼する前に「どのような鍵に交換したいか」を伝えて見積もりをとってもらいましょう。

また、住んでいる地域によっては、鍵交換に助成金が出ることもあります。

詳しく知りたい方は、鍵交換に関する助成金の記事もあわせてご覧ください。

玄関の鍵

6)玄関ドアが古い場合はドアリフォームも検討

玄関のドアが古い場合は、ドアリフォームも検討しましょう。

玄関のドアが劣化していると、「ドアが閉めにくくなる」「ドアと枠に隙間ができる」などの症状が現れます。特に木製ドアは雨などの影響で劣化しやすいです。

ドア自体を壊されて自宅に侵入される可能性もあるので、鍵を交換しても防犯性に不安が残ります。

鍵の交換を考えたら玄関ドアの状態も確認し、古くなってきている場合はドアのリフォームも検討してみてください。

くらしのマーケットでは、「玄関ドアリフォーム」の事業者が揃っています。実績のある事業者さんが揃っているので、安心して依頼できます。

「玄関ドアリフォーム」の料金・口コミを見る

他にこんなサービスもあります

【玄関の鍵開け】

鍵が開かない時や鍵が見つからず他の家族などを頼ることもできない時は玄関の鍵開けにお任せください。今すぐ来れる店舗に無料電話で予約できます。鍵交換が必要か、鍵開け後の対策なども相談しましょう。

玄関の鍵開け玄関の鍵開けを利用する

【ドアクローザー交換】

急激にドアがしまったり、ドアクローザーから異音が聞こえたりする場合は寿命が迫っているかもしれません。ドアクローザーの交換には適切な角度や調整が重要です。正しく行われていないと正常に動作しなくなってしまいます。ドアクローザー交換に依頼して正確に交換してもらいましょう。

ドアクローザー交換ドアクローザー交換を利用する

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ライター:森田さなえ
主婦8年目です。自宅を購入したものの、思いのほか大通りから自宅の中が見えて防犯対策を試行錯誤しています。

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