西宮市の86電工のブログ

エアコン据え付けボルト(公団ボルト)とコンセント・配管穴の位置関係について

2022年11月4日

団地や賃貸マンションなどによくあるエアコン据え付けボルト(以下、公団ボルト)

エアコン据付板に開いている公団ボルト用の穴は
基本的には幅45㎝で開いていますが
実際にお部屋に設置されているボルトはその幅が違っていたり
ボルト自体が長く出すぎて室内機に干渉し
そのままでは取付け出来ないことがあります

ねじ込んで長さの調整が出来る場合は良いのですが
どんなに回してもボルト自体が入っていかない場合は
ボルトか、壁内にあるネジ受けのネジ山が潰れている可能性があり
この場合ボルトの交換・専用工具でねじ山の補修が必要になり
その場での対応が困難になってしまいます

幅が違っていた場合、ボルトの間隔より据付板が大きい場合は
その板に新たに穴をあけて取付ける事は可能ですが
その幅よりも据付板が小さい場合はビスを使い固定するしかありません。

ですが、公団ボルトが取付けられている主な理由として
『ビスによる取付の場合、ビス穴により壁の耐久性が下がってしまう』ので
複数回エアコンの入れ替えがあった場合 
ボードと壁紙を張り替えなければければなりませんが
公団ボルトの場合はそれをしなくていいため
コスト削減につながることが挙げられます。

上記の事を考慮すると、無断で取り付けてしまった場合
退去の際に修繕費用を請求されることもあるので
工事を進める前に確認を取っておきましょう。

古い建物の場合、その当時に主流だったエアコンのサイズに合わせて
配管穴があけられている場合があります。

昔のエアコンは、壁からあまり出っ張らないよう意識して作られていましたが
省エネ法が改正され、熱交換効率などを上げるために
ファンと熱交換器の距離を縮め、現在のようなファンを覆う形に進化していきました
その結果、室内機のサイズは大きくなっていき
取付けるには配管穴の位置が高すぎて取付できないケースも出てきています
室内機の内側に穴が収まれば良い訳ではなく
フィンで発生した結露がスムーズに流れないと水漏れを起こしてしまうため
配管穴は右下もしくは左下に位置しないといけません。

また、別添の写真を見て違和感を覚えた方もいるかもしれませんが
このコンセントの位置だと室内機が被ってしまいます
そのままでは取り付けられないので
コンセント・公団ボルトの位置を変えてもらうか
壁にビスを打って固定する許可を頂かないと工事自体が進められなくなります
新しくエアコンを購入する場合はそのことを考慮し
室内機の高さが低いものを購入すればいいのですが
お引越しの際に、せっかく費用を出して取外しをしたのに
取付けを断念せざるを得ないケースも増えてきています。
お引越しが増える時期ですので
お部屋を探す際は上記の事も含め、配管穴・コンセントの位置にも目を向けてみてください。

エアコン据え付けボルト(公団ボルト)とコンセント・配管穴の位置関係についての画像1

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