入間郡三芳町の有限会社　実幸「Ｚikko」のブログ

キッチンの壁

2020年4月21日

皆さんこんにちは！

本多です。

今日も暇つぶしに掃除屋の手口を投稿します。

これは作業前の壁です。

少し油の飛んだ形跡があります。

ブラックライトを当ててみると、つぶつぶと光っています。

薄っすら飛んだものは洗剤で簡単に落とせますが、つぶつぶは厚みがあるので簡単には行かないですよね。

これを手っ取り早くやっつけます。

先ずは洗剤を吹き付けます。

（油汚れに強い洗剤なら何でも良いです）

飛び散るのが嫌な人はスポンジに吹き付けてから、塗り伸ばす方が良いです。
（早い方が良い人は、洗剤が薄まっていない分、この方法の方が早いです）

台所用品の水を絞ったスポンジで洗剤を塗り伸ばします。

（濡らし具合は食器を洗ったスポンジで、そのままやるようなイメージです）

まんべんなく塗り付けます。

要らないカードを取り出し、ブラシをかけるようにつぶつぶをそぎ落とします。

タイル数枚分を一気にかき取ります。

（全体的に、適当にシャシャっと、で良いです）

先ほどのスポンジを緩めに絞って、水洗いします。

この時に下にタオルを置いておくと、水の流出を防げます。

この後に水拭きして終了です。

作業後です。

アップで撮影しても、つぶつぶはありません。

肉眼だと、こう見えます。

作業時間は、５分もかかりません。

これのポイント

その１

洗剤を塗り伸ばすのに、わざとゆっくりします。

（時間が経つほどに洗剤が利くので、わざと時間をかけます）

その２

潜在能力を無視してカードでそぎ落とします。

（油分の厚みを減らして洗剤を浸透させるのと同時に、化学反応に頼らず物理的に除去します）

その３

緩いスポンジでの水洗い

（洗剤成分と油分を洗い流す事で、壁面の拭き上げが楽になります）

ゴシゴシとはやらずに、簡単に綺麗になりますよ。

もっと酷い時には、キッチンペーパーを貼り付けて、洗剤をスプレーする「湿布」という方法も有効です。

湿布は数分間漬け置きする事です。

キッチンペーパーごと、カードでそぎ落とします。

水でなく、お湯（ぬるま湯）を使うと、洗剤がより効果的です。

お肌が弱い人はゴム手袋をオススメします。

普段はお客様のお家を綺麗にしていますが、ウチの財務省高官の命令により我が家の掃除をしています。

キッチンは財務省の管轄なのですが、非常事態宣言が発動しています。

私はただの労働省なので、いついかなる時も労働しています。

ああ、壁が直ぐに終わってしまったので、次の指令が来ました(笑)

ブログを書くのも仕事なのですが、遊んでいる様に見るらしいです(笑)

また、チャンスがあれば手口を公開しますね。