伊東市のれすぱいと伊豆高原のブログ

カッピング(吸い玉療法)の効用

2019年3月17日

カッピング(吸い玉療法)の効用

カッピングとは、吸い玉療法とも呼ばれる伝統的な治療法です。ガラスやプラスチックの容器を皮膚に吸着させて刺激を与えることによって、血流を良くし自然治癒力を活性化する効果があります。
主な効果としては下記の7つがあげられます。
(1)血液を綺麗にする
(2)血行を良くする
(3)血管をはじめ組織を強化する
(4)皮膚の若さを保つ
(5)関節の働きを円滑にする
(6)内臓諸器官を活発にする
(7)神経を正常に調整する。

日本には中国から伝わりましたが、ヨーロッパでは紀元前3000頃にはすでに行われていたという記録があるそうです。その後インドを経由して中国で発展してものが日本に輸入されたというわけです。つまり5000年も続いた医療であるといえるわけです。何千年も前に考案された古い治療法だと侮ってはいけません。逆に言うと何千年の歴史に耐え抜いた非常に効果が高い治療法だということがいえるわけです。

2016年のリオ五輪で背中や肩に丸いアザのようなものを付けた選手がして話題になったことは、まだ記憶に新しいと思います。またアメリカのセレブといわれている人達にも人気があるようで、インスタグラムで投稿している人も多いようです。

昔、私の地元(兵庫県加西市)でも多くの人が吸い玉をやっていました。私の祖母なども時々背中に紫色のアザを付けている事がありました。当時はガラスの容器の中にアルコールで火をつけてから背中に乗せるという昔ながらの方法でしたが、最近はバルブの付いた硬質プラスチックなどの容器でエアーを抜くものの方が主流のようです。

個人的には旧式の方が好きなのですが、出張マッサージや訪問整体の場合はお客様の家で火を使うわけにもいかないため、硬質プラスチックタイプの物で代用しています。効果は同じですので問題ありません。吸い玉を付けている間の感覚や取り外す時の快感は癖になるほど気持ちが良いので一度味わっていただきたい施術です。長時間続けた場合、まれに水膨れになる事がありますが、事前に皮膚の状態を確認させていただきますし、どんなに長くても10分以上はやりませんので、問題はありません。

後遺症といえば、あの紫の丸いアザですがだいたい3、4日長くても1週間で消えてしまいます。これも極まれにもっと長い間アザが残る方もいらっしゃるようですので、どうしても気になる方は適さないかもしれません。夏は薄着になり目立つので気になる方は肩や首周辺は避けてもよいですが、最近は逆に紫色のアザを友人などに見せたい方もいらっしゃるようなので、その場合は遠慮なくやらせていただきます。

私も時々自分でやるのですが、一昨日、右肩の筋肉痛のようなダルイ感じが抜けきれなかったので、カッピングをやってみました。普通は10分くらい付けたままにしているのですが、今回は5分くらいで血流が改善したことを自覚できたので、そこで停止。表現は難しいのですが、肩の筋肉の中でうっ血していた血がスーッと吸い玉の中に吸い込まれていくのがはっきりわかりました。外した後は、肩がとても軽くなりました。ちなみに写真の背中の真中のカッピング跡は3日前のものですが、大椎というツボにあてたもので冷えを取ったりする効果があります。それと右肩の丸い跡が右側だけ滲んでいるように見えるのは、一度付け直したためです。自分で手探りでやったので一回目は位置が悪かったのです。

基本は背中に吸着させるので、施術時は背中を露出する必要があります。大抵は前開きのシャツを反対向きに着ていただいたりして対応しています。ちなみにカッピング療法は単独の施術メニューではありませんので、他の施術のオプションとしてのみお受けいたします。
施術内容は最初にお身体の状態を確認しOKならカッピング10分程度、結果の診断とご希望ならお客様のスマホ、デジカメ等で写真を撮ります。合計で20分ぐらいの施術時間となります。オプション費用は1500円となります。

希望されるお客様は予約のメッセージに「カッピング希望」とご記入ください。よろしくお願いいたします。



カッピング(吸い玉療法)の効用の画像1

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店長:阿木一浩

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