伊東市のれすぱいと伊豆高原のブログ

野菜嫌い

2019年4月20日

「さよならアトピー」という本の中でも書きましたが、私は小さい頃から大の野菜嫌いでした。特に思い出すのが、キャベツを口に入れると本当に胃がムカムカして吐きそうになるくらい嫌いだったのです(実際何度か吐き出しました)。当時は単に野菜嫌いのわがままな子供と片付けられたのですが、今考えてもあのような反応は異常でした。まるで毒でも口に突っ込まれたような反応だったからです。そのキャベツが禍して野菜全般が嫌いになってしまい、小中高と育ち盛りの時期に貧しい食生活を送ってしまったのです。

その謎か解明したのは、それから40年近くあとになります。食物アレルギー検査というのを受けてみたのですが、結果を見て衝撃を受けました。なんと殆どの野菜にアレルギー反応を持っていたのです。具体的には以下の通り。

強いアレルギー反応が現れる食物:
ブロッコリー、キュウリ、卵白、黄身、キャベツ、豆

並みのアレルギー反応が現れる食物:
アスパラガス、イースト、ニンジン、カリフラワー、セロリ、コーン、カッテージチーズ、牛乳、グレープフルーツ、コショウ、レタス、オレンジ、パパイヤ、カボチャ、ラディッシュ、赤ブドウ、赤トマト、乳清、オニオン、ジャガイモ、ヨーグルト、ズッキーニ

一体何を食べたら良いのか悩んでしまうような結果がでたのですが、子どもの頃の野菜嫌いの原因がわかったようで、あの頃の自分は単にわがままで好き嫌いを言っていたのではなく、身体の反応を素直に感じていたのだということがわかりました。ただし大人になってからは、キャベツ、その他の野菜を食べても嫌な感覚はなく、逆に美味しく感じるようになっていました。

もちろんこれは遺伝的な体質なので、今検査したらアレルギー反応が現れる食物が変わっているという事ではないと思いますが、身体がバランスを上手くとってくれているのでしょう。

同じ様に私がアトピーを発症した時の血液検査では、ハウスダスト、スギ、ヒノキ花粉に強い抗体反応がでていましたが、アトピーが治ったからといって、その数値が大きく改善したという事もありません。こちらも身体全体がバランスを取ってくれているのです。

色んな治療法を試しましたが、最終的には全ての治療法を止めて(諦めて)、自然に任せた結果、回復したという経緯です。今となってみると、当時の自分になぜアトピーが発症したのかよくわかります。大変な時期は1年ほどだったので、それほど重症でもなかったのかもしれませんが、当時の私は精も魂も尽き果て、もう死んでもよいか・・・ぐらいの気持ちがありましたので、できることなら過去にもどって、アドバイスできたらなぁと思う事もあります。

人間は寿命が尽きるまでは、健康に過ごさないといけません。生きている間はできるだけ元気に楽しく生活する事が義務だと思います。



野菜嫌いの画像1

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