小山市の種市塗石商会のブログ
2021年3月6日
携帯電話から「0570」で始まるナビダイヤルにかけたら、長時間待たされたあげくに、数千円の高額請求が来たと不満を訴える人は少なくない。
「0120」で始まる通話無料の「フリーダイヤル」と違い、「ナビダイヤル」は発信者側が通話料を負担する。
今回の事態は、0570が携帯電話の「かけ放題プラン」の対象外であるため起きた。
この携帯電話の「隠れ負担」を巡り、国民生活センターなどへの相談が相次いでいるそうだ。
0570のサービスのほとんどは「NTTコミュニケーションズ」が提供している。
1997年に運用が始まり、カスタマーセンターなど外部からの問い合わせ先として、企業や官公庁が利用している。
総務省によると、利用番号数は2019年度末で約 17,000 件、10年前の2倍弱まで増えている。
電話をかけると「ナビダイヤルでおつなぎします。およそ〇秒〇円がかかります」などと音声案内が流れる。
続いて呼び出し音が鳴り、相手方に接続された段階から課金が始まる。
接続先が自動音声案内でも、オペレーター対応でも課金。いったん接続されたら、待ち時間も課金対象だ。
料金はどうなっているのか。平日昼間の場合、県をまたぐ100キロ以上の距離の場合、固定電話からの通話料は3分で 88円(税込)。
携帯電話からだと通話料は3分 99円(税込)で、携帯が極端に高額な訳ではない。
携帯大手の、「NTT docomo」「au」「ソフトバンク」は、ナビダイヤルへの通話は「かけ放題」の対象外になっている。
楽天モバイルも同様だ。理由について、docomo は具体的な回答を控えている。
ソフトバンクは「サービスを提供する事業者が通話料などを決めているため、プランから外している」としている。
利用者への説明について、両社とも「ホームページに周知している」と回答。確かに注意書きはあるが、利用者には内容が伝わっていない現状。
国民生活センターは2011年、ナビダイヤルのトラブルについて注意喚起した。
携帯電話会社には「定額料金制の対象外のケースを分かりやすく表示すること」を求め、利用者には契約内容の再確認を促した。
だが、その後も相談は年間数十件のペースで寄せられ続けているという。
総務省は「基本的には民間の話だ」としつつも、「利用者の不満は聞いており、課金の周知が必要だ」と改善の必要性を認める。
通信行政について詳しい専門家は「0570の通話料が突出して高いとは言えず、問題はかけ放題の対象外と周知されていないことに尽きる」と指摘。
最初の音声案内で明確に伝えるのが効果的だろうし、携帯電話会社も契約時に分かりやすく伝えるべきであろう。
店長:新田 貢司
墓がある。だから、行く。 墓石が、好きだ。
所在地 |
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