新座市の株式会社 アドグリーンのブログ
2025年6月25日
【まえがき】
こんにちは、白梅です。
今回は、嬬恋村での暮らしから見えてきた、自然との向き合い方や子育てにまつわる気づきをお届けします。
熊本→東京→群馬と引越しして、さて田舎暮らしとは何ぞや?という事を改めて発信出来たらいいなと思います。
いわゆる、田舎暮らしサイコー!とか、田舎暮らしの罠!とか、みんなが飛びつくような記事はさておき、人間本来の教育、というものを振り返る(だけ)のフワッとした、しかししみじみとした記事に仕上げました。(パン屋か)
(これまた音声入力で喋るようにして書いて、AIに書き直してもらいました。)
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#### ■四季折々の表情を楽しむ庭
私たちの住む嬬恋村では、冬はマイナス10度以下まで冷え込み、夏と冬ではまったく異なる景色が広がります。
春にはふきのとう、わらび、ぜんまい、こごみなどの山菜が庭に顔を出し、初夏には青々とした風景が気持ちを潤します。秋は紅葉と落ち葉の香り、冬は雪景色を楽しめる、まさに四季の贅沢を味わえる場所です。
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#### ■庭を彩る工夫と、自然とのせめぎ合い
庭に果樹を植えたり、遊具を設置したり、鶏を飼ってみようかと考えるのも自然の中ならではの楽しみ。
けれど、それを実現するにはちょっとした“自然の知恵”が必要です。ミカンを植えれば、クマやイノシシ、シカやリスがやってくるかもしれません。
畑も電気柵なしではあっという間に荒らされてしまうんです。
冬は遊具も凍ってしまい、雪に埋もれて遊べなくなることも。
夏は草刈りを怠ると庭一面がボーボーに、さらにマダニ対策に虫除けと長靴が欠かせません。
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#### ■「楽しい自然」の裏側にある“知識の教育”
庭で自由に遊べる子どもたちにも、「これは触っちゃダメだよ」「これは毒があるから食べないでね」と、しっかり教えることが大切です。
例えば、イチイの実は見た目は美味しそうで確かに美味しいですが、種は猛毒。桑の実や庭に広がる野いちご、ブルーベリーなど、確実に安全とわかっているものだけを「これは美味しいね」と教えてあげます。
加えて、漆やツタウルシ、鋭いとげのある植物も庭には混在しています。触れば怪我をする草木も、しっかり名前を覚えて伝えることが不可欠です。
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#### ■自然の中で“身を守る力”を育てる
「暗くなる前に帰っておいでね」
「風が強いときは枝が落ちるかもしれないよ」
「冬は滑りやすいから気をつけてね」
そんな昔ながらの声かけも、自然の中では当たり前であり、大切な安全教育。
冬だから安心…ではなく、手がかじかんでしまう、しもやけになる…そんなことも子どもは夢中になると忘れてしまうんですよね。
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#### ■“危険を知る”ことが最大の教育
最近では、クマやイノシシの出没が“害獣”として注目されがちですが、本当に大切なのはそれ以前に「山に入る」こと自体にどんな危険があるのか、また庭や畑に潜む植物のリスクをどれだけ把握できているかという視点です。
例えば、ただ木陰で遊ぶだけでも、漆やツタウルシに触れてしまえば大人でも強いかぶれを起こすことがあります。トゲのある植物や毒をもった実をつける草も、庭の片隅に普通に生えていることを考えると、「触ってはいけないもの」「口にしてはいけないもの」をしっかりと見極める力は、子ども自身の“命を守る知恵”へとつながっていきます。
さらに見落としがちなのが、天候による変化です。風が強く吹いた後の庭では樹の枝が折れてぶら下がっていたり、雨が降ったら地面が滑りやすくなっていたりと、目に見えない危険が増えます。雪の日には、子どもたちは夢中で遊びたがりますが、手足の感覚が鈍くなり凍傷やしもやけに繋がることも。楽しい時間の中でも、「一度休憩しようね」「手袋ちゃんとつけてる?」といったちょっとした声かけが、深刻な事故を防ぐ大きなきっかけになります。
こうした積み重ねを通して、「自然って楽しい」だけでなく、「自然は知識と一緒に楽しむもの」という感覚が身についていきます。これはある意味で、机の上では学べない“生きるための教育”であり、失敗や注意を共有しながら成長していける、貴重な学びの場だと思うのです。
自然の中で育つということは、ただ健康的で感性豊かになるということにとどまらず、「危険を察知し、避ける力」「身近な環境を見つめ、考える力」を育むことなのかもしれません。だからこそ私は、自然とともに暮らすことの中に、豊かな教育の可能性を強く感じています。
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【あとがき】
いかがだったでしょうか?(誰目線)
結局、自然っていう言葉単体ではプラスのイメージが先行してますが、自然というものに良いも悪いも無く、そこにただあるものなので、人間にとって悪いものは知らないと怖いよ、そこはそもそも教育以前の生きる知恵としてあったよね?脳はその自然に合わせて作られてるよ。という事を言いたかったんです。
そう考えると、木工の知育玩具どころの話じゃなくなってきて、あれはただの誤差みたいなもんだなと思います。
(たった今、未来の木工の知育玩具の案件が無くなりました。LEGOは来るかも)
店長:白梅 優
くらマアワード造園部門【銅賞】【入賞】15年以上の実績★植物ならアドグリーン♪
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