60坪の外壁塗装費用相場は120〜200万円│ぼったくられない方法も紹介

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目次

1. 1）【60坪】外壁塗装の費用相場は120～200万
2. 2）【60坪】外壁塗装の費用内訳
3. 3）【60坪】外壁塗装の注意点
4. 4）【ぼったくられない】外壁塗装を適正価格で依頼する方法
5. 5）外壁塗装の費用を安く抑える方法

1）【60坪】外壁塗装の費用相場は120～200万

60坪の外壁塗装の費用相場はおよそ120～200万円ほどです。外壁塗装では、家が大きくなると外壁面積も大きく付帯工事も増えるため、費用は高額になる傾向にあります。

※塗料や外壁の状態により費用は大きく異なります。あくまで目安として参考にしてください。

建坪と延坪の違い

家の広さを表す場合、一般的には「建坪（たてつぼ）」や「延坪（のべつぼ）」という言葉を使います。

【建坪と延坪の例】

• 建坪60坪の2階建ての場合：1フロアが60坪・延坪は120坪
• 延坪60坪の2階建ての場合：1フロアが30坪・建坪は30坪

坪数を㎡にする場合の計算方法

外壁塗装の費用の計算をするときは、「㎡」で計算します。坪数を㎡にする際の式は以下になります。

例えば60坪の場合、延べ坪数60坪×3.3（1坪＝3.3㎡）×1.2＝約237.6㎡となります。

2）【60坪】外壁塗装の費用内訳

60坪にかかる外壁塗装の費用相場の120～200万は「塗料・材料費」「工事代・人件費」「足場代」「その他」の各工程にかかる費用1つひとつを積み上げた合計金額です。

延坪60坪の家｜外壁塗装の内訳の費用相場

・(※1)足場は外壁を囲うため外壁より面積が増えます
・(※2)(※2)シーリングは依頼する事業者により㎡やm・一式などで記載されることがあります
・(※3) 下地処理は外壁の状態により費用が変動します

3）【60坪】外壁塗装の注意点

60坪は一般的な住宅と比較してサイズが大きいことから、外壁塗装を行う際にはいくつかの注意が必要です。

外壁塗装の期間が長くなる可能性がある

近年核家族化や住宅のコンパクト化がすすんでおり、一般的に普及している住宅のサイズは30〜40坪程度と言われています。

30〜40坪のコンパクトな住宅と、60坪の住宅で必要な工程は同じですが、塗装面積が広いため、外壁塗装の工事期間は長くなる傾向にあります。一般的な30〜40坪の住宅の場合、外壁塗装の工事期間は10日〜15日程度ですが、60坪の場合、さらにプラスで7〜15日程度みておく必要があります。

参考：2021年度 フラット３５利用者調査│住宅金融支援機構

時期によっては予約が取れない可能性がある

60坪の外壁塗装の場合、職人の人数を増やす必要がある場合があります。外壁塗装に人気の春と秋は、外壁塗装の事業者の予約が取りづらい可能性もあります。事業者選びは計画的＆早めに動きましょう。

外壁塗装に適した季節や気温と温度、避けたほうがいい時期については、こちらの記事で詳しく紹介しています。ただし閑散期は事業者によっては割引があるメリットもあるため、メリット・デメリットを確認し、納得した上で予約しましょう。

外壁塗装のベストな時期はいつ？最適なタイミングの見極め方を紹介

少しの違いで費用が高額になる可能性がある

単価の差が少額でも、60坪の外壁塗装となると塗装面積が大きくなるため、費用が高額になる可能性があります。特に注意が必要なのは塗料代です。

外壁塗装費用の約20％を占める塗料代は、単価あたりの費用の変動を受けやすい項目です。

塗料の種類別【60坪】外壁塗装の費用相場

外壁塗装の塗料は、耐久性や美観に影響する重要な要素のため、安すぎる塗料を使用しても機能が不十分となる可能性があります。外壁塗装の塗料（ペンキ）の種類を詳しく紹介したこちらの記事を参考に、ご自身が塗料に求める機能や耐用年数を整理することをおすすめします。

外壁塗装の塗料（ペンキ）の種類と失敗しない選び方｜選び方の注意点も

4）【ぼったくられない】外壁塗装を適正価格で依頼する方法

外壁塗装を適正価格で依頼する方法３つを紹介します。

「訪問営業」「契約を急がせる」事業者に注意する

訪問営業をして、契約を急がせる外壁塗装事業者には注意が必要です。

突然訪問して契約を急がせる事業者には、見積もり額とは大きく異なる高額請求などをしたり、手抜き工事をする悪質な事業者もいるようです。外壁塗装を含む訪問販売のリフォーム工事の全国消費生活情報ネットワークシステムへの相談件数も年々増加傾向にあります。

悪質な事業者は突然訪問して契約を迫る・契約を急がせるケースが多いため、契約を迷ったら一旦断り、信頼できる周囲の人間に相談しましょう。

参考：PIO-NETに登録された相談件数の推移｜訪問販売によるリフォーム工事・点検商法｜独立行政法人国民生活センター

足場代無料の事業者に注意

「足場代無料」をアピールする外壁塗装事業者にも注意が必要です。足場代無料をうたう事業者は足場代以外の金額が数倍高かったり、足場代が他の項目に上乗せされているケース、手抜き工事があるケースがあるからです。

一般的に外壁塗装の工事では、費用の20％が足場代で、60坪の外壁塗装の場合26〜40万円程度が費用相場です。

足場代無料をうたう事業者の場合は、見積書の項目を確認し、塗料をはじめとした他の項目が相場とかけ離れていないかを確認しましょう。

外壁塗装で足場が必要な理由やよくあるトラブル事例をこちらの記事で紹介しています。あわせて参考にしてください。

外壁塗装の足場の費用相場！足場が必要な理由とよくあるトラブル事例を紹介

相見積もりで料金を比較する

複数の外壁塗装事業者の見積もりを比べることを「相見積もり」といいます。

事業者に依頼し見積もりを取ると、実際の外壁の面積を計算したうえで、正確な費用を算出してくれます。複数の事業者で合い見積もりを取れば、外壁塗装の平均的な費用が把握できます。
依頼する事業者により、外壁の状態の考え方や補修の仕方、単価等が異なり、それらは見積もりに反映されるため、依頼先によって見積もり額が違ってきます。

※施工条件によっては第三者による現地調査がない場合もあります。

相場から大幅に外れた見積もりには注意が必要です。見積もりをとった際に、高すぎるときには「どうして？」という疑問がわきますが、安すぎる場合には「ここがいいかも」と甘くなってしまいがちです。
不明点は質問をして、誠実で適正な見積もりを出してくれる事業者に依頼しましょう。

5）外壁塗装の費用を安く抑える方法

60坪の外壁塗装は費用が高額です。つい費用を節約したいからと安すぎる塗料を使用したり、格安を売りにした外壁塗装事業者に依頼するのはおすすめできません。

外壁塗装は手抜きをされても確認が難しく、あまりに安すぎる場合は理由があります。なぜ安いのかを質問してみるなど、相場どおりの事業者とは何が違うのかの確認が必要です。

こちらの記事では、お金がなくてもやってはいけない節約方法を紹介していますので、NG例の参考にしてください。

外壁塗装のお金がないときに使える方法5選！やってはいけないNG方法も紹介

次に紹介する外壁塗装の費用を安くする方法を1つでも活用すると、数万円〜数十万安く抑えることができる可能性があります。

47都道府県の外壁塗装助成金をこちらの記事で紹介していますので、お住まいの地域の助成金をチェックしてみましょう。

【2023年版】外壁塗装の助成金・補助金がもらえる市区町村を都道府県別に紹介！

地域密着型の事業者に依頼する

地域密着型の事業者は、大手の外壁塗装事業者と比較して仲介手数料が不要なケースが多く、費用を節約することができます。

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他にこんなサービスもあります

【屋根塗装】

日光や雨風のダメージを受けやすい屋根は塗装し直し耐久性を高める必要があります。寿命が約13年なので築10年以上経っている方などは必要かもしれません。プロの場合、下処理がしっかりしており塗装本来の寿命を最大限に活かしてもらえます。落下の危険性や足場を組む手間も省けるので屋根塗装の利用がおすすめです。

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屋根の雨漏りでお悩みの方や台風前の防災対策をしたい方は屋根修理にお任せください。これまでの屋根を解体・撤去し、新しい屋根にする葺き替えタイプと現在の屋根の上に新しい屋根を載せて覆うカバー工法のタイプがあります。葺き替えは屋根の軽量化による地震対策をしたい方、カバー工法は解体工事が不要なので費用を抑えたい方におすすめです。

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ライター：佐倉玖弥
暮らしライター。主婦の経験を生かし「家事はキレイにスムーズに」をモットーにノウハウをご紹介。楽して無理なくできる家事を目指します。整理収納アドバイザー、クリンネスト、調理師、野菜ソムリエなど家事を楽しくする資格を保有。趣味は、犬の散髪・トレッキング・観葉植物を育てる事。

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