【写真で解説】着物の着付けについてまるごと知りたい!着付けの方法や料金、着付け教室について一気に紹介

着物の着付けに必要なものや、着付け方、着付け教室のレッスン内容や料金、着付けをプロに頼んだ場合にかかる料金や時間について、まとめて紹介しています。

着物の着付け

街中を歩いていると、着物をきれいに着こなしている方を見かけることがありますよね。

着物というと、年配の方が着るイメージがありますが、最近では若い女性やカップルが着物で観光をすることもあり、よりカジュアルに着物を楽しむことができるようになりました。

この記事では、プロの着付けサービスの料金相場などをご紹介。着付け教室のレッスン内容や料金についても併せてご紹介します。


目次

1.着物の着付けに必要なもの
2.プロの着物着付け
 2-1. 肌襦袢・裾よけを着付ける
 2-2. 長襦袢を着付ける
 2-3. 着物を着付ける<街着編>
 2-4. 着物の帯を結ぶ
 2-5. 5分でわかる着物の着付け方【動画】
3. プロの着付けサービスの料金相場
4. プロの着物着付けにかかる時間
5. 着物の着付けをするなら
6. 着物の着付け教室
 6-1. 着付け教室のレッスン内容
 6-2. 着付け教室の料金

1. 着物の着付けに必要なもの

着物の着付けに必要なものは、衣料品店や、ショッピングサイトなどでレンタルできます。着物の着付けセットのレンタル料金は、およそ10,000円からです。


必須の着物セット

  • 肌襦袢(はだじゅばん) 1着:肌着にあたる着物
  • 裾(すそ)よけ 1着:肌着にあたる着物
  • 足袋 1足:着物を着用する時の履き物
  • 長襦袢(ながじゅばん) 1着:着物の下に着る着物
  • 半衿(はんえり)1枚:長襦袢に縫い付ける衿
  • 衿芯(えりしん)1枚:半衿の中に入れ、衿が崩れるのを防ぐ
  • 伊達締め 1〜2本:着崩れを防ぐために締める帯
  • 着物 1着:種類は留袖・振袖・訪問着・付け下げ・色無地・小紋・紬など
  • 腰ひも 4〜5本:着崩れを防ぐために締めるひも
  • 帯 1本:着物の上に巻く帯で、種類は袋帯・名古屋帯・半幅帯など
  • 草履 1足:着物を着用する時の履き物

あると便利なもの

  • タオル2枚:着崩れを防ぐために巻くタオル
  • 伊達襟 [重ね衿] 1枚:着物の衿の下に重ねて使う装飾用の衿
  • 和装ブラジャー 1着:見た目をきれいに整えるための下着
  • コーリンベルト 1本:着崩れを防ぐために巻くベルト
  • クリップ 複数個:着付け時の仮留めに使うクリップ
  • 帯板 1枚:帯にしわが寄るのを防ぐための板
  • 帯揚げ 1枚:帯枕やひもを隠すために使う道具
  • 帯締め 1本:帯の装飾と固定を兼ねる帯の上から巻くひも
  • 帯枕 1つ:帯を形作るための補助の小物で、お太鼓結びなどで利用


2. プロの着物着付け

まずは、着物の着付け方法について説明します。着付けは、肌襦袢→長襦袢→着物→帯の順番で行っていきます。着物の種類はたくさんありますが、基本の着付け方に大きな違いはありません。


2-1. 肌襦袢・裾よけを着付ける

  1. 裾よけを身に着け、裾よけのひもを交差させたら、ひもをしっかりと結びます。裾よけのひもは、お腹側から背中側へ一周させ、前でひもを2回からげたら、片花結びをします。
  2. 裾よけを付ける

  3. 肌襦袢を下前(右手側)、上前(左手側)と合わせ、衿を少し抜いておきます。
  4. 着崩れの防止と着物の形がきれいになるように、2枚のフェイスタオルを縦半分に折って絡ませ、お腹に巻き付けます。
  5. お腹に巻いたフェイスタオルの上から少し広い幅で腰ひもを巻きます。お腹側から背中側へ腰ひもを一周させ、前で2回からげます。余ったひもは、巻いたひもの中に入れます。
  6. 肌襦袢を着付ける


2-2. 長襦袢を着付ける

  1. 衿芯は、前もって長襦袢に付けた半衿の中に入れておきます。
  2. 長襦袢を羽織り、衿先を合わせます。衿先を合わせたら、衣紋(えもん)を拳ひとつ分抜きます。
  3. 衣紋を抜く

    衣紋とは、首の後ろ衿あたりのことです。

  4. 長襦袢の衿は喉のくぼみを目安にして合わせるようにします。
  5. 腰ひもをお腹側から背中側へ一周させ、前でひもを2回からげます。余ったひもは、巻いたひもの中に入れ込みます。
  6. 長襦袢に寄ったしわを伸ばして背縫いを合わせるために、脇の方でタックを作るように折ります。
  7. 長襦袢にタックを作る

  8. 伊達締めをお腹側から背中側へ一周させ、前で伊達締めを2回からげます。余った伊達締めは、巻いた伊達締めの中に入れ込みます。

2-3. 着物を着付ける<街着編>

  1. 着物を着たら、長襦袢の袖を着物の袖に通します。衿を前で合わせたらクリップで固定しておきます。
  2. 衿先と背中心を持ち、背中側から裾を合わせます。上前(左手側)の体の幅と裾を合わせたら一度上前を開きます。そして、下前(右手側)の裾を巻き込み、その上から上前を重ねます。
  3. 衿先と背中心を持つ

    上前を決める

    上前の裾を決める

    下前を合わせる

    下前の裾を決める

    上前を重ねる

  4. 腰骨の指2本分上で腰ひもを結びます。お腹側から背中側へ腰ひもを一周させ、前でひもを2回からげたら片花結びをします。余ったひもは巻いたひもの中にしまいます。
  5. 下前の足元は、歩きやすいように折り返しておきます。後ろから見たとき、上前の裏が三角になっているときれいに見えます。
  6. 着物の足元

  7. 脇腹の身八つ口から手を入れ、後ろから前におはしょりを整えます。
  8. おはしょりを整える

    おはしょりとは、腰あたりでたくし上げた着物の部分のことです。

  9. 重ね衿を着物の衿に合わせていきます。
  10. 重ね衿を合わせる

  11. お腹側から背中側へ腰ひもを一周させ、前でひもを2回からげたら、交差させます。このとき、お腹が苦しくならないように、体の正面を避けて腰ひもを結びます。余ったひもは、巻いたひもの中に入れます。
  12. 着物に寄ったしわを伸ばして背縫いを合わせるために、脇の方でタックを作るように折ります。
  13. 着物にタックを作る

  14. おはしょりのたるみを取るため、内側の下前を引きます。
  15. 下前を引いておはしょりのたるみを取る

  16. 伊達締めをお腹側から背中側へ回し、前で2回からげます。余った伊達締めは巻いた伊達締めの中に入れます。

2-4. 着物の帯を結ぶ

  1. 背中側に回した帯を交差させます。このとき、お腹側の帯の一部を裏返すことで、特徴ある帯の結び方にすることが出来ます。
  2. 帯を交差させる

    帯の一部を裏返す

  3. 長い方の帯を折り、もう片方の帯は縦半分に折った上で帯を通し、結びます。三重紐を使うと帯を巻くのに便利です。三重紐は、体の中央を避けて衿を押さえるように結び、帯の下に入れ込みます。
  4. 帯を通す

    三重紐を結ぶ

  5. 長い方の帯で山を作り、整えたら三重紐に通します。色違いの山をもう1つ作って整え、同じく三重紐に通します。
  6. 1つ目の帯の山を作って三重紐に通す

    2つ目の帯の山を作って三重紐に通す

    2つ目の帯の山を整える

  7. 同様の手順で山を作って三重紐に通していき、交互に寄せて整えます。余った帯も山を作って三重紐に通し、片側に寄せて整えます。
  8. 最後に、短い方の帯でも山を作って三重紐に通し、後ろの三重紐が隠れるようにしながら帯全体をきれいに整えます。
  9. 余った帯で山を作り三重紐に通す

    完成した帯を整える


2-5. 5分でわかる着物の着付け方【動画】

着物の出張着付けを5分間にまとめました。


着付け監修

監修をして頂いたのは、くらしのマーケットに出店している着付け師の古閑さん。とても穏やかで親しみやすい方なので、リラックスして着付けをしてもらうことができます。

店長の古閑さん

店長の古閑さん

着物の仕事に20年以上携わってきた実績と、古閑さんの物腰柔らかな人柄により、出張着付けのカテゴリで人気を博している店舗です。

きれいに素早く、着崩れしない着付けの技術もさることながら、「疲れない着付け」の心がけにより、多くのお客様から高い評価の口コミを獲得しています。

詳しいサービス内容を見る


3. プロの着付けサービスの料金相場

電卓

着付けにかかる料金

  • 留袖:約5,000円〜10,000円
  • 振袖:約6,000円〜12,000円
  • 袴・喪服:約5,000円〜8,000円
  • 小紬・約紬・七五三:約3,000円〜7,000円
  • 訪問着・付け下げ・色無地:約4,000円〜8,000円

ヘアメイクにかかる料金

  • メイクのみ:約3,000円〜8,000円
  • ヘアセットのみ:約3,000円〜10,000円
  • メイクとヘアセット:約6,000円〜18,000円

※髪の毛の長さによって料金が変わる場合があります。


4. プロの着物着付けにかかる時間

時計

着付けやヘアメイクにかかる時間は、混雑具合や髪の毛の長さなどによって変わります。

場合によっては、目安以上の時間がかかる場合もあるので、時間に余裕を持って依頼するようにしましょう。

着付けにかかる時間

  • 着付け:約20分〜40分
  • メイクのみ:約15分〜30分
  • ヘアセットのみ:約30分〜60分
  • メイクとヘアセット:約45分〜90分

※髪の毛の長さによって時間が変わる場合があります。


5. 着物の着付けをするなら

着物の着付けをしてもらう女性

着物の着付けに慣れているという方は問題ないですが、初めて着物を着るという方は着崩れに要注意です。そもそも着物の用語の意味がわからないという場合、帯や着物がゆるんできてもどこを直せばいいのか説明を読んでもわからないなんてことにも。

胸元が開いてしまったり裾が落ちてしまったりと、着崩れした状態ではせっかくのイベントも楽しめません。着崩れを気にせずに思いっきり楽しみたいならプロの着物着付けサービスがおすすめ!

着替えや着物、小物などを持って着付け店や美容室に移動するのが面倒という方にはピッタリです。自宅でリラックスしながらサービスを受けられ、忘れ物もないので安心ですね。

くらしのマーケットには、出張着付けに加えて、出張ヘアメイクなど、さまざまなサービスを提供する優良業者が多数登録されています。


くらしのマーケットの最大の特徴は、料金やサービス内容、口コミなど、業者選びに必要な情報がすべてページ上で確認できること!

「◯◯円〜」といった不明瞭な料金表示はなく、当日の急な追加料金や手数料なども発生しません。各業者のサービスページ閲覧には会員登録も不要なので、作業スタッフの写真や利用者の口コミもしっかり事前確認が可能です。

「予約前に聞きたいことがある」という場合も安心。ページ上のメッセージ機能で店舗スタッフに直接質問することができます。

◆オンライン予約可能
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◆しつこい営業電話なし
◆不明点は店舗スタッフに直接メッセージが可能

6. 着物の着付け教室

着物の着付け教室

着物の着付け教室では、着物の着付けや帯の結び方をプロの着付け師から習うことができます。


6-1. 着付け教室のレッスン内容

着物の着付け教室の一般的なレッスンでは、肌着(肌襦袢)の着方、長襦袢の着方、着物の着方、帯の結び方などを教えます。

一般的には、週に1回、1レッスンにつき120分の長さです。

着物の着付け教室のレッスンは、コースごとに着る着物や帯の結び方が分かれています。

初級コース

  • 着物:紬・小紋・色無地など
  • :お太鼓結びや二重太鼓結びなど

中級・上級コース

  • 着物:紬・小紋・訪問着・留袖・振袖・喪服・袴など
  • :文庫、貝の口、一文字、二枚扇など


着付けが上達すると、より高度な帯の結び方や、他の人に着付けを行うレッスンなどに進むことが出来ます。


6-2. 着付け教室の料金

着付け教室の料金は、教室やレッスンによってさまざまです。数ヶ月に渡って複数回通う場合はセット料金になっているのが一般的ですが、1回ごとに料金を支払う教室もあります。

また、着付けに必要な着物や小物を持っていない人のために、着物や小物を無料で貸してもらえる教室もあります。 料金の詳細は、受講を考えている教室へお問い合わせください。

参考までに、いくつかの着物教室のセット料金を、月ごとの料金に換算してご紹介します。

料金

  • 入会金:無料〜約10,000円
  • 体験コース受講料:無料
  • 初級コース受講料:無料〜約10,000円
  • 中級・上級コース受講料:約3,000円〜16,000円

※教室によって入会金や受講料は異なります。


別途、テキストや小物類等で費用が発生する場合があります。事前に教室の内容と料金をよく確認しておき、想定外の出費がないように気をつけましょう。

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