
目次
- 1)洗濯物に色が移る原因
- 2)色移りの落とし方
- 2-1)白物にハイドロハイター(還元系漂白剤)
- 2-2)色柄物にワイドハイター・粉末(酸素系漂白剤)
- 2-3)色柄物にオキシクリーン(酸素系漂白剤)
- 2-4)衣類にキッチン用漂白剤はおすすめしません
- 3)色移り対策グッズ
- 3-1)色移り防止シート
- 4)最後に
動画でも解説!色移りしてしまったときの対処法
1)洗濯物に色が移る原因
水に溶けだした染料が撹拌され、一緒に洗った衣類が染まってしまうケースや、脱水中に水に溶け出た染料が飛び散り、ほかの洗濯物に色移りする場合もあります。また、脱水した後乾かすまでの時間が長いと、接触していた衣類に色移りしてしまうこともあります。
どの場合も、気がついたらすぐに対策しましょう。乾いてから時間が経ってしまうと、色が定着して取れにくくなるからです。
これから紹介する方法で色移りを落とすことができますが、毛や絹の衣類で色濃く染まったものや、失敗して生地が傷むと後悔しそうな衣類は、クリーニング店にお願いしましょう。
2)色移りの落とし方
色移りを落とす時には「40〜50℃のお湯」と「酸素系漂白剤」を使います。 漂白剤は異なる2種を混ぜると危険ですので、1種類だけで使います。漂白剤と中性洗剤(または弱アルカリ性洗剤)を同時に使うのは大丈夫です。
今からご紹介する方法はお湯に浸け込みます。浸け込み中にお湯の温度が下がらないよう、バケツにナイロン袋をかぶせバスタオルなどで覆う工夫をしておくとなおよいでしょう。
また洗い直しの衣類が大量の場合は、洗濯機に漬け込んでもOKです。その際、洗濯機の耐熱温度を確認してからお湯を入れてください。
●ご紹介する漂白剤と使える生地(素材)一覧
色柄 | 木綿・麻・化学繊維 | 毛・絹 | |
---|---|---|---|
ハイドロハイター(還元系漂白剤) | 白物だけ | 〇 | 〇 |
ワイドハイター・粉末(酸素系漂白剤) | 白物・色柄物もOK | 〇 | × |
オキシクリーン(酸素系漂白剤) | 白物・色柄物もOK | 〇 | × |
キッチン用漂白剤(塩素系漂白剤) | 衣類への使用は基本NG | × | × |
2-1)白物にハイドロハイター(還元系漂白剤)
白い服に色移りしたときにおすすめなのが、ハイドロハイターです。
家庭で使われるものは、塩素系か酸素系が多いのですが、ハイドロハイターは還元系漂白剤です。物質から酸素をとる「還元作用」で色素を分解します。水洗いできる繊維であれば木綿や麻だけでなく、化学繊維・毛・絹にも使えます。
しかし、使えるのは白い衣類だけです(きなりにも使えません)。色柄物は漂白されてしまうためご注意ください。
●ハイドロハイター 150G
<洗い方>
- バケツに40〜50℃のお湯を準備し、規定量のハイドロハイターをよく溶かし、色移りした衣類を、浸け込みます。
- 浸け置き時間は、30分が目安です。30分で一度落ち具合を確認し、色が残っていたら時間を延長します。しかし、生地を傷める可能性がありますので、毛・絹繊維の浸け置き上限は30分で延長はできません。綿・麻・化繊は2時間までです。
- その後、普段どおり洗濯し、乾かします。
2-2)色柄物にワイドハイター・粉末(酸素系漂白剤)
酸素系漂白剤である「ワイドハイター」は、白い服・色柄物問わず使える優れものです。ワイドハイターを使うときは粉末タイプを使います。粉末タイプは弱アルカリ性です。
※液体タイプは酸性なので、色移りを落とすのには向いていません。
ワイドハイターは色物・柄ものに使えますが、毛・絹には使えませんので注意しましょう。
●ワイドハイターEX 粉末タイプ 本体 530g
<洗い方>
- バケツに入れた40〜50℃のお湯に、規定量のワイドハイターを溶かします。
- 30分浸した後一度確認し、色が落ちていなければ漬け置き時間を延長します。生地を傷める可能性があるので、浸け置き時間は2時間までです。
- その後、普段どおり洗濯し、乾かします。
2-3)色柄物にオキシクリーン(酸素系漂白剤)
洗濯や掃除にも使えて便利な酸素系漂白剤「オキシクリーン」も、色移りを落とすのに使えます。
白物・色柄物問わず使えますが、毛・絹には使えませんのでご注意ください。
●オキシクリーンEX2270g (原産国アメリカ) 酸素系漂白剤 粉末タイプ 詰替え不要の専用プラ容器 お手頃サイズ
<洗い方>
- バケツに40〜50℃のお湯を準備し、お湯に対して規定量のオキシクリーンと、規定量の2〜3倍の洗剤をよく溶かし、色移りを落としたい衣類を漬け込みます。
- 浸け置き時間は30分が目安です。浸け置き時間はやはり、2時間くらいまでにしておきましょう。
- その後、普段どおり洗濯します。洗剤を多く入れているため、すすぎを長めにして洗剤分をしっかり落としたてから乾かしましょう。
2-4)衣類にキッチン用漂白剤はおすすめしません
キッチン用漂白剤(塩素系漂白剤)は強力に汚れを落としてくれますが、衣料用の漂白剤に比べ繊維を傷める可能性があります。衣類に使うことはおすすめしません。
万一使用する際は、色柄物と毛・絹には使わないよう十分にご注意ください。
3)色移り対策グッズ
色移りはさせないことが一番です。濃い色物と、白物を一緒に洗わないように気をつけましょう。
また、天然素材の綿や麻の濃い染色の物は色落ちが多いので、新しい間は、単独で洗うなどに気を付けましょう。
3-1)色移り防止シート
洗濯物と一緒にシートを入れて洗うと、色素や汚れを吸着する特殊なシートが発売されています。分けて洗うのは面倒な場合や、色移りが心配な場合は1枚入れて洗うと安心ですね。
●ドクターベックマン 色移り防止シート カラ―&ダ―トコレクター 30枚入り
4)最後に
色移りが激しく、お湯と漂白剤の漬け置きを試しても落ちない場合は、クリーニング店に依頼しましょう。
タオルやインナーシャツなどはクリーニングに出す決心はつきません。捨てるくらいなら少々の記事の傷みはOKと思いきれる場合は、漬け置きを何度が繰り返うちに、しつこい色移りも落ちる場合があります。
色移りを落とすには、濡れているうちに対策が一番です。気が付いたら、すぐにお湯を準備して対策しましょう。
ところで、
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