洗面所の掃除頻度って？掃除スペシャリストが伝授｜手間なく汚れを落とすコツ

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掃除はこまめが理想ですが、洗面所の掃除は、どれくらいの頻度で行えばいいのか迷いがちですよね。

歯磨きや手洗いなど毎日使う場所ですが、目的が終わるとその場から離れてしまうため、掃除の間隔があいて汚れていても見落としやすいのが特徴です。

でも、水回りは掃除を怠ると、水垢が固まり、かえって掃除に手間や時間がかかります。

手間をかけずに汚れを落とすための第一のコツは、掃除の頻度！掃除スペシャリスト一級の技をご紹介します。

◆洗面所の掃除頻度は週に一度が目安

休日などにまとめて掃除をしたい、ちょこちょこ掃除は苦手という方の洗面所掃除は、週に一度を目安にしましょう。

その時、床、洗面台、洗面台横の壁、洗面所内の棚や洗濯機の拭き掃除など、ぐるっと一周を丁寧に掃除しておくと、常にキレイで清潔な洗面所をキープできます。

◆洗面所のちょこちょこ掃除ができるなら掃除頻度は2週間に一度

洗面台の汚れが目についた時のサッと掃除など気になった時にちょっとした掃除ができる場合は、洗面所の全体掃除は2週間に一度くらいでも大丈夫です。

ちょこちょこ掃除をしていると、汚れがたまりにくいので掃除自体が楽なことはもちろん、2週間に一度の掃除もメインは普段掃除をしていないところだけで済むので、この掃除頻度でも手早く終わりおすすめです。

洗面所のちょこちょこ掃除とは

一度に全部掃除するのではなく、洗面所に行ったついでに、気になった汚れをピンポイントでサッと済ませる掃除法です。

汚れが溜まらないため、ちょこちょこ掃除だけでも清潔とキレイを保てます。

【洗面所のちょこっと掃除の例】

●床はフロアワイパーでゴミやほこりを絡めとる

●スポンジで洗面ボウルや蛇口をこすり洗う

●洗面台や蛇口を使った後は水滴をふき取る

●古歯ブラシで蛇口の根元をこすり洗いする

●鏡の汚れに気が付いたら拭いておく

●よその部屋の物が、洗面台にちょい置きされていたら元の場所に戻す

●排水口のゴミ受と排水栓のゴミをとる。排水口も古歯ブラシで洗う

気づいた時に、ちょこちょこ掃除ができるように、洗面台には、「古い歯ブラシ」「スポンジ」「ウェス（古服やタオルを小さく切った使い捨てにできる布）」を置いておくと便利です。

この後は、洗面所の場所ごとの掃除法をご紹介します！

◆洗面所の掃除｜水垢・黒ずみの簡単な落とし方は「クエン酸スプレー」

●洗面ボウルの水垢によるざらつきや、蛇口の白い水跡には「クエン酸スプレー」

これらの汚れには市販のお風呂用の洗剤はもちろんですが、自分で作る「クエン酸スプレー」で取ることができます。

【クエン酸スプレーの作り方】

＜水200cc＞に対し＜小さじ1のクエン酸＞を溶かしてよく混ぜ合わせる。新しいスプレーボトルに入れて使用する（※）。

クエン酸スプレーをした汚れ箇所をクロスなどで拭き掃除します。
スプレーを使用する際は、色落ちなどのダメージがないか目立たない箇所で確認してから行いましょう。

※クエン酸は酸性です。使い古しのスプレーボトルを再利用する際、アルカリ性洗剤やそれを含む中性洗剤が残っていると化学反応が出て危険です。できるだけ新しいボトルを使うか、十分に洗ったボトルを使用しましょう。

◆洗面所の掃除｜壁や床の黒ずみには「重曹スプレー」

●壁や床についてしまった黒ずみには、「重曹スプレー」

これらの汚れには市販の住宅用中性洗剤を使うのが一般的ですが、「重曹スプレー」が効果的です。

【重曹スプレーの作り方】

＜水200cc＞に対し＜小さじ2の重曹＞を溶かしてよく混ぜ合わせる。新しいスプレーボトルに入れて使用する（※）。

重曹スプレーを気になる汚れにかけたら、古い歯ブラシでこする。その後、絞ったクロスで2度拭きして仕上げればOK。
スプレーを使用する際は、色落ちなどのダメージがないか目立たない箇所で確認してから行いましょう。

※重曹はアルカリ性です。使い古しのスプレーボトルを再利用する際、酸性洗剤やそれを含む中性洗剤が残っていると化学反応が出て危険です。できるだけ新しいボトルを使うか、十分に洗ったボトルを使用しましょう。

◆排水口の掃除頻度 ‐ 掃除のついでに排水口チェック

洗面所の掃除で忘れてはいけないのが、排水管の掃除です。

髪の毛やゴミを洗面台に見つけたら、つまんでゴミ箱に捨てましょう。排水口に流れ込むと、パイプ詰まりの原因となり、より面倒なことになります。

排水口用のヘアキャッチャーも市販されているので、うまく活用するものおすすめです。

排水管が詰った場合には、水の流れが悪くなる以外に、水が流れる時にゴボゴボ音が聞こえるケースや、排水管から不快な臭いがすることがあります。

水がサッと流れるか、臭いはしないかを掃除の際に確認することが必要ですね。

重曹とクエン酸で排水管掃除法

洗面ボウルに水が溜まってなかなか流れない場合は、まずは排水口のゴミ受けや排水栓にゴミが絡まっていないかチェックし、ゴミを取り除きましょう。

また、排水口がつまっていなくても、数か月に一度、クエン酸と重曹を使ってパイプ掃除をしておくとつまり防止になります。

【手順】

①＜水200cc＞に対し、＜小さじ1のクエン酸＞を溶かした「クエン酸水」を作る

②排水口の中と周りに、＜重曹を1カップ（200ｃｃ）程度＞振りかけます

③上記②の上からゆっくりクエン酸水をかける

④泡が出てくるのを確認したら、そのまま30分〜1時間ほど放置

⑤40℃位のたっぷりのお湯で流す

◆洗面所などの水回り、プロの事業者に依頼するのも悪くない

上手な洗面所掃除に欠かせない掃除頻度の目安は以下の通りです。

• 普段掃除ができない場合は週に一度、全体を丁寧掃除
• ちょこちょこ掃除ができるなら、二週間に一度、全体を丁寧掃除
• 排水管は数か月に一度は重曹とクエン酸で管の汚れを取りましょう

家庭によって汚れ具合や掃除にかけられる時間は異なるので、自分にあったサイクルを見つけていくことが大切です。

その際、忙しいご家庭や掃除の手間をかけられないという場合は、年に１回の大掃除時期には、プロの事業者に、家の中の水回り全体の掃除を依頼するというサイクルにすることも要検討です！

水回りクリーニング＜セットプラン＞の作業内容（くらしのマーケット参考）

1. 水回り5点【キッチン・換気扇・お風呂・トイレ・洗面所】のクリーニング
2. 作業場所の簡易清掃

気にはなってもなかなか行き届かない水回りの掃除ですが、洗面所はもちろん、お風呂やトイレもキレイになったら嬉しいですよね。

年に１回、頑張っている自分やご家族へのご褒美に、検討してみてはいかがですか？

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