片流れ屋根のメリット・デメリット | デメリットの対策法も!

スタイリッシュな外観の片流れ屋根は、近年人気の屋根の形。新しい住まいに片流れ屋根を検討している方に、メリット・デメリットを解説しデメリットには対策をお伝えします。

2021.8.30 更新
片流れ屋根の家

目次

  1. 1)片流れ屋根とは?
  2. 2)片流れ屋根のメリット
  3. 3)片流れ屋根のデメリットと対策
  4. 4)まとめ
著者の写真

ライター:池浜 由華
くらしの「コツ」を見つけるのが趣味。築30年以上のわが家には、住まいの悩みがたくさん。修理、リフォームを繰り返して、快適なくらしをめざしてます。

1)片流れ屋根とは?

家を購入しようと思ったとき、部屋の間取りや設備も気になりますが、屋根の形を選ぶことも家選びの重要な要素です。

最近新しい住宅でよく採用されているのが、片流れ屋根です。
多くの家に使われている屋根の形は複数の面で構成されているものですが、片流れ屋根は片側だけが斜面になっているシンプルな作りをしています。

2)片流れ屋根のメリット

片流れ屋根のイメージ図
メリット ・シンプルで高いデザイン性
・広いスペース
・低コスト
・太陽光発電パネルが設置しやすい

片流れ屋根には、従来の複数面からなる屋根とは違い、一面のみで構成されていることで得られるメリットがあります。

2-1)メリット①シンプルで高いデザイン性

近年人気のシンプルな四角い住宅には、片流れの屋根が映え、全体のデザイン性もアップ。外壁や屋根の色や素材を活かしたデザインを楽しめます。

2-2)メリット②広いスペース

屋根の傾斜の角度によって、屋根下のスペースを屋根裏部屋として活用することが可能です。屋根裏部屋には、通常は窓を付けにくいのですが、屋根が片側のみなので壁に窓を付けられます。
また、屋根の高さを利用して吹き抜けにしたり、壁の高い位置に窓を付けたりすることで、採光しやすく開放感のある家になります。

2-3)メリット③低コスト

屋根の形が複雑になるほど、コストは高くなります。けれども、片流れ屋根は一面のみなので、設置の費用を抑えることができます。

2-4)メリット④太陽光発電パネルが設置しやすい

太陽光発電を利用を考えている場合、屋根の面積や日当たりは大事ですよね。よくある屋根の場合、2面から4面ほどに分かれているので、一つ一つの面積はあまり広くとれません。
しかし片流れ屋根は、屋根全体の広い面積を使って設置することができるので、太陽光の利用がしやすくなり、光熱費が抑えられるのも魅力です。

3)片流れ屋根のデメリットと対策

デメリット ・雨風による影響を受けやすい
・雨漏りしやすい
・湿気がたまりやすい
・壁面が増える

おしゃれで、設置コストも安く抑えられる片流れ屋根ですが、屋根は長く家を守る部分になるので、長期的な使用を考え、デメリットもしっかり押さえておきましょう。

3-1)デメリット①雨風による影響を受けやすい

屋根と雨樋

片流れ屋根の場合、1つの面で雨風を受けてしまうため、他の形の屋根とくらべると劣化しやすくなります。屋根のない側の壁も直接雨風を受けるため、ダメージが大きくなりがちです。

また、雨の流れは一方向集中するので、雨どいにかかる負担が通常の屋根の2倍。雨どいの劣化にも注意が必要になります。

対策

劣化がしやすい片流れ屋根の場合、メンテナンスが重要なポイント。

屋根のはがれや雨どいの破損を放置しておくと雨漏りにつながるなど、より大規模な修理が必要になることもあります。
屋根や雨どいの状態で気になる事がある場合は、早めに専門家に相談する事をオススメします。

3-2)デメリット②雨漏りしやすい

雨漏りのイラスト

片流れ屋根のデメリットとして挙がることが多いのが雨漏りです。
2面以上で作られている屋根では、屋根から下に流れた雨を雨どいで受けて排水しています。

しかし片流れ屋根の場合、屋根の頂上付近に落ちた雨は外壁に流れるため、外壁と屋根のすき間から雨水が入り込み、雨漏りを引き起こすことがあります。

対策

雨漏りの対策は、まず水の入口を無くすことです。

コーキング材などで、屋根と壁をしっかりと閉じておくことで水の侵入は防げますが、コーキング材の耐用年数は10年ほど。定期的な補修が必要になっていきます。

また、すき間を埋める対策として、ルーフィング材という防水シートで屋根の上端を覆い、水の侵入を防ぐ方法もあります。
片流れ屋根を選ぶなら、施工しておくと安心です。

3-3)デメリット③湿気がたまりやすい

他の形状の屋根では、屋根の頭頂部の換気口部分から自然換気がしやすいしくみになっています。
しかし、片流れ屋根の場合は、自然に換気がしづらい構造になるので、天井や壁のカビや傷みが起こりやすいのです。

対策

自然換気がしづらい片流れ屋根には、送風ファンの設置がおすすめです。
強制的に風を送り換気することで、湿気が溜まって屋根の劣化につながることが防げます。

3-4)デメリット④壁面が増える

屋根設置のコストが抑えられるのがメリットな片流れ屋根ですが、屋根の傾斜の角度によっては壁の面積が増え、壁材のコストがかかってしまうことがあります。

対策

壁材のコストが気になる場合には、傾斜を緩やかにすることで壁面積の増加を抑えることができます。
しかし、傾斜が緩やかになると、雨水が溜まりやすくなる心配もあるため、専門家の意見をしっかり取り入れて、検討してください。

4)まとめ

おしゃれな外観で人気の片流れ屋根。今回は片流れ屋根のメリットとデメリットをお伝えしました。建築するコストを安く抑えられるなど、片流れ屋根のメリットはたくさん。

しかし、雨漏りの可能性や劣化のしやすさなどデメリットもあります。多くの経験と知恵をもっている専門家に、納得の行くまで相談してくださいね。
すてきな住まいづくりを応援しています。

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