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目次
- 1）オリーブの花の特徴
- 1-1）オリーブの特徴
- 1-2）開花時期
- 1-3）花言葉
- 2）オリーブの花が咲かない原因
- 2-1）寒すぎる・寒さが足りない
- 2-2）剪定をしすぎている
- 2-3）若木である
- 3）オリーブの花を上手に咲かせる方法
- 3-1）日当たりと水はけの良い場所
- 3-2）水やりと肥料
- 3-3）剪定の時期と方法
- 4）オリーブの植え替えや剪定はプロにお任せ！
ライター：池浜 由華
くらしの「コツ」を見つけるのが趣味。築30年以上のわが家には、住まいの悩みがたくさん。修理、リフォームを繰り返して、快適なくらしをめざしてます。
1）オリーブの花の特徴
銀緑の葉がおしゃれなオリーブの木は、実をオリーブオイルやピクルスに加工することでよく知られています。オリーブの実は良く知られていますが、花を観たことがない人は多いのではないでしょうか。
ここでは、オリーブの花の特徴を紹介します。花を知るために、オリーブの木についても簡単に説明していきます。
1-1）オリーブの特徴
オリーブの原産は地中海地方です。暖かく乾燥した環境で育ったオリーブは、日当たりと水はけの良い場所を好みます。大きくなると2mほどの高さに育つ常緑の樹木です。
オリーブはモクセイ科で、花の形はキンモクセイによく似ています。初夏に3㎜ほどの白い小花が、10～30個ほど集まるようにして咲きます。
1-2）開花時期
開花時期は種類によって若干違いがありますが、5～6月ごろに咲きます。開花の期間は短く、1週間ほどで花が落ちてしまうので、オリーブを育てていないとなかなか花を観ることがないでしょう。
この時期にしっかり花を咲かせておくと、受粉してたくさんの実を付けられます。
1-3）花言葉
オリーブの花言葉は、「平和」と「知恵」。旧約聖書のノアの方舟の話に由来し、洪水のあとに戻ってきた鳩がくわえていた小枝がオリーブであったということから平和のシンボルとされています。
またギリシャの女神アテネが人々に役立つものとして作ったものがオリーブだったという話は、知恵という花言葉の由来になっています。
2）オリーブの花が咲かない原因
育てているオリーブの花のつきが悪かったり、咲かなかったりする場合にはいくつかの原因が考えられます。
2-1）寒すぎる・寒さが足りない
オリーブは寒さに弱く、寒冷地では室内や軒下で育てるなどの工夫が必要です。
また、寒さに弱いものの、冬にある程度の寒さを感じさせないと花芽がつかないことがあります。室内で育てている場合は、10℃以下になる場所で10日以上置いて寒さにあててください。
2-2）剪定をしすぎている
オリーブの木は新芽に花を咲かせる特性があるので、剪定で新芽を切ってしまうと花を見ることができなくなります。
伸びた枝を剪定するときには、古い枝や密集している枝など不要な枝のみ剪定して、新しい枝を切らないようにすると花が付きやすくなります。
2-3）若木である
オリーブは、樹齢の若いうちは花が咲きません。開花が始まるのは４～5年目くらいの株からなので、これから購入する場合にはある程度成長している株を選ぶと、花を早く観ることができるでしょう。
3）オリーブの花を上手に咲かせる方法
オリーブの花を上手に咲かせるためには、適切な場所に植えているか、手入れの方法が合っているかも大切です。ここではオリーブの育て方について確認し、上手に花を咲かせるコツをお伝えします。
3-1）日当たりと水はけの良い場所
オリーブは地中海沿岸で育った植物です。暖かく雨の少ない場所で育ったため、日当たりと水はけを好みます。
室内なら窓際で日の当たりを良くし、地植えの場合は植えてある場所の日当たりを確認してください。また、土には赤玉土などを混ぜ、水はけを良くしておきましょう。
3-2）水やりと肥料
乾燥を好むため、水やりがほとんど必要ありません。真夏の間や晴れが続いて乾燥しているときはたっぷりと水をあげてください。
また花や実を育てるために3月、6月、10月の3度、肥料を与えます。酸性の土を好まないオリーブは土を弱アルカリ性に保つことも大切です。肥料選びに迷ったら、オリーブの木専用の肥料を使うのもおすすめです。
3-3）剪定の時期と方法
大きな剪定の時期は2～3月。オリーブは、春から初夏にかけて伸びた新しい枝に花や実を付けます。そのため、2～3月の剪定は、新芽を切り落とさないようにする注意が必要です。
この時期以外にも5～10月には、不要な枝を剪定して日当たりや風通しを良くしておきましょう。花や実がつく時期なので、切り落とさないように注意しながら、不要な枝を剪定します。
【不要な枝の目安】- 内側に向かって生えている枝
- 古い枝
- 重なって密集している枝
4）オリーブの植え替えや剪定はプロにお任せ！
育てているオリーブの花が咲かない場合は、気候や剪定などが原因の場合があります。もし、オリーブをもっといい場所に植え替えたいと考えたり、大きくなったオリーブの剪定が大変と感じたりしたらプロに相談するのがおすすめです。
くらしのマーケットには、生垣の剪定の経験豊富なプロが多数登録しています。オリーブに合った環境や手入れをして、たくさんの花を咲かせてくださいね。
庭木の剪定サービスのよくある質問
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