エアパージ、真空引きって何をする作業なの?

エアコン取り付けのとき、業者から「エアパージ」や「真空引き」、「真空乾燥」といった言葉を聞いたことがありませんか? 聞きなれない言葉かと思いますが、これらの作業は非常に重要ですので、下記で詳しく説明いたします。

“エアパージ、真空引きって何をする作業なの?"

なんのためにやるの?

エアコンは室内機と室外機を接続した冷媒配管内を真空にする必要があります。
真空となった配管内には、エアコン使用時に室外機に入っている冷媒ガスが循環します。
もし、冷媒配管内に空気や不純物が入ったままエアコンを使ってしまうと、エアコンの内部に詰まったり配管に傷をつけたりして、故障の原因となります。
通常設置時に配管内には空気が入ってしまうのですが、その後に配管内を真空にする方法として、エアパージ、真空引き、真空乾燥の三つが挙げられます。

エアパージとは?

室外機の中のガスを放出することによって、配管内部の空気を追い出すことをエアパージと言います。
工事が非常に簡単で、数秒で終わることもあり、昔のエアコン工事ではエアパージが主流でした。
しかし、室外機のガスが減ってしまったり、配管に空気が残ってしまったりと、トラブルの原因となる場合があります。
また、古いエアコンの室外機には環境に悪影響を及ぼすフロンが使われており、フロンガスの放出は現在では法律で禁止されています。
新しいエアコンは環境への影響が少ない代替フロンや新冷媒ガスが使用されていますが、それでも放出されないに越したことはないですね。
環境保護のためにもエアパージは避けた方が良いです。
「うちのエアコン、昔エアパージをしてもらったんだけど……」と不安に思った方もいるかもしれませんが、長い間正常に作動しているならほぼ問題ないです。

真空引きとは?

真空ポンプ(容器内から気体を排出し、真空を作るポンプ)を使って、エアコンの配管内部をほぼ真空にすることを、真空引きといいます。
真空引きをしても空気や不純物が多少残るので、それらが凍ってしまうことでエアコン故障の原因となることがありますが、故障が起こるほど残るのは稀のようです。
現在もっとも多くのエアコン取り付け業者が行っている手法で、作業時間は数分~10分程です。

真空乾燥とは?

短時間の真空引きだけでは水分や空気を完璧に除去することはできません。
真空乾燥は真空引きと同じように真空ポンプ使い、配管内部を真空にする作業ですが、時間をかけて行います。
雨の日や水にぬれた配管の場合、1時間以上かける場合もあります。
しっかりと配管内を真空にして乾燥させることで、水分や不純物をほぼ完全に除去することができます。
真空乾燥によって不純物が原因の故障はほとんどなくなり、エアコンの効きもよくなります。

終わりに

家庭用のエアコンなら冷媒配管も短いため、真空引きまたは真空乾燥をせずにエアパージでも使用上はほぼ問題ないことが多いようです。
しかし環境保護の点と、エアコンを確実に快適に使うためには、真空引きまたは真空乾燥を行いたいところですね。
くらしのマーケットでは、真空引きまたは真空乾燥が標準取り付け工事に含まれているエアコン取り付け業者が多数出店されているので、気軽に探してみてください。

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