引越時の電気に関する注意点・手続きについて教えて!

電気は重要なライフラインの一つ。 手続きを忘れていて余計な請求が来た、電力会社とトラブルになった、なんてことになったら大変なので、早めの準備が大切です。 引越し時に注意すること、引越し前後の電気の手続きの手順を、詳しく説明します!

“引越し時の電気手続き"

電化製品が使えなくなる!? 引越し前に周波数を確認しよう

西日本から東日本、またはその逆に引越しをするというときには注意が必要です。
実は西日本と東日本では供給されている電気の周波数が異なっているため、今まで使えていた電化製品が引越しによって使えなくなることがあるのです。
引越し先の周波数が変わるのか、変わる場合は今までの電化製品が使用できるのかどうかを、引越し前に確認しましょう。
そもそも周波数って何? どんなか電化製品が使えなくなるの?という方は、以下を参考にしてください。

周波数とは

電気には直流と交流の2種類があります。
ラジオや懐中電灯などに使われている、乾電池から流れる電気は直流、電力会社から送電されコンセントを通して使用する電気は交流です。
直流の電気は常に一定の大きさですが、交流の電気は波のように大きくなったり小さくなったりします。
この、交流電気の1秒間に繰り返される波の数のことを周波数といい、単位はHz(ヘルツ)を使います。
日本では静岡県の富士川と新潟県の糸魚川を境目に、西日本で60Hz、東日本では50Hzの異なる周波数の電気が電力会社から供給されています。

使用できなくなる電化製品って?

電化製品によっては周波数の違いに対応できず、動作不良を起こしたり使用できなくなったりしてしまう物もあります。
説明書や本体の型番が書かれている場所に「50/60Hz」という記載がある電化製品なら、どちらの周波数でも使用することができます。
50Hz、60Hzのどちらかしか書かれていなければ、表記の周波数の環境でしか使用できないということです。
電化製品の種類によって周波数の影響を受けない物、受ける物、使用できなくなる物があります。
それぞれは主な物は下記のとおりです。

〇周波数の影響を受けず使用できる電化製品
・PC
・テレビ
・冷蔵庫
・掃除機
・DVDレコーダ、ビデオデッキなどのAV機器
・PC
・エアコン
・電気毛布、電気こたつ、電気ストーブ、電気カーペットなどの電気式暖房器具
・トースター
・LED電球

上記に挙げられていても、旧型の物は周波数の影響を受ける可能性があるので、要注意です。

〇周波数の影響を受けて性能が変わる電化製品
・扇風機
・冷蔵庫
・空気清浄機
・洗濯機
・加湿器

使用は問題ありませんが、モーターの回転数が変わることで、性能が変わります。
中には、まったく使用できなくなる物もあるので注意が必要です。

〇周波数が違うと使用できない電化製品
・蛍光灯
・電子レンジ

部品の交換や機器の調整をすると使用できます。

※注意※
主な物を上げましたが、同じ電気製品でもメーカーや機種によって使用できる環境は異なります。
また、周波数の影響を受けて性能が変わる電化製品、使用できない電化製品の中でも、最近の物では、50Hz、60Hz共用の物が増えてきています
確認せずに使用したり、焦って買い替かえたりはせずに必ず説明書や型番を確認しましょう。

引越し前の手続き

旧居での電気の使用を停止するためには自分で手続きする必要があります。
利用を停止しておかないと、使用していないのに電気料金の請求が来てしまう恐れがあります。
紹介する手続きのしかたに乗っ取って、早め早めの手続きをしましょう。

手続きの方法

インターネット、電話、FAXで手続きが可能です。
電話であれば引越し当日に連絡しても電気の停止は可能ですが、当日は忙しくて何かとバタバタするもの。
前もって早めに「何月何日に停止をお願いします」と連絡するのがよいでしょう。
インターネットやFAXの場合は停止希望日の2~3営業日前でなければ受け付けられない電力会社が大半ですので、注意が必要です。

必要な物

手続きの連絡をする際は、「電気ご使用のお知らせ」や「領収書」を手元に準備しておきましょう。
手続きの際に下記の情報が必要となるためです。

・氏名
・お客様番号
・現住所
・新住所
・電話番号
・今までの支払い方法
・停止日

なお、引越し先でも同じ電力会社と契約する場合、この停止依頼の電話で新居の電気使用手続きも行うことができます。

最後の検針日からの電気代清算方法

旧居までの電気代は、最終検針日から引越日までの使用量を日割りで計算した金額になります。
通常の支払いとは違い、支払方法が特殊になってくるので注意しましょう。
以下の支払い方法があります。

・クレジットカード・口座振替
今までの支払い方法がクレジットカード払いや口座振替になっている場合は、日割り計算した電気代が翌月以降にクレジットカード会社に請求されるか、口座引き落としとなります。

・担当者に旧居来てもらい、現地清算
引越し日に電力会社の担当者に来てもらい、現金かクレジットカードで支払います。
忙しい引越しの最中に担当者に会わなければならないため、ごたごたしそうですし、早く積み荷が終わっても担当者を待たなければなりません。
あまりおすすめの方法ではありません。

・請求書支払い
引越し先に請求書が届き、銀行や郵便局、コンビニで支払う形になります。
今までの支払方法がクレジットカード払いや口座振替ではない場合はこの方法がおすすめです。

引越し直前の注意点

荷物もすべてトラックに詰め終わり、いざ新居へ出発!という段階になったら、ブレーカーを下げておきましょう。
電気が通っていることで何らかの事故や火災が発生する場合があるため、必ず行ってください。
ただし、寒冷地の場合は電力を停止することで配管内の水が凍結し、破裂してしまうことがあります。
事前に電力会社に対応を確認しましょう。

引越し後の手続き

引越し後は新しい電力会社との契約が必要です。
引越し直後に電気を使う方法、届け出のしかた、新電力会社との契約方法など、引越し後の電気の使用については以下の通りです。

電気の使用開始手順

電気そのものは、以下の手順を行えば当日から使用が可能です。

1.アンペアブレーカーのスイッチを「入」にする
2.漏電遮断器のスイッチを「入」にする。
3.配線用遮断器のスイッチを「入」にする

これで電気がつきます。
なお、古い家の場合は配線用遮断器の代わりにヒューズ式の安全器が備え付けられていますが、この場合はふたをしめれば電気が使用できます。
万が一、上記の手順を行っても電気がつかない場合は、地域の大手電力会社に連絡をしましょう。

電力会社への届け出

たいていの場合は新居に地域の大手電力会社の「電気使用申込書(ご契約の開始申し込み)」の書類があるので、必要事項を記入して郵送しましょう。
通常、電気使用申込書はポストや玄関に置いてありますが、見当たらない場合は電力会社に連絡しましょう。
なお、ホームページやFAXからでも使用開始の届け出は可能です。
郵送を手間に感じる場合や申込書がない場合はこれらでの手続きがおすすめです。
使用開始の手続きに特に期限はなく、引越し日を過ぎて提出しても書類に記入した日から契約をすることができます。
しかし、あまりに遅くなると電力会社とトラブルになることもあるので早めに行いましょう。
また、2016年4月に始まった電力自由化により電力会社が自由に選べるようになりました。
地域の大手電力会社ではない会社を選ぶ場合は、新居に置かれている電気使用申込書では手続きは行えません。
新電力会社に電話で問い合わせるか、インターネットで確認の上、契約しましょう。

新電力会社と契約する場合の注意点

引越しを機に、現在よりおトクな電力会社に乗り換えを検討している方も多いのではないでしょうか?
電力自由化により、自分で好きな電力会社を選べるようになったので、少しでも電気代が安くなるならぜひ乗り換えたいですよね。
引越しと同時に新電力会社に申し込む場合は、通常は下記の情報が必要です。
しかし、電力会社によって必要な情報が異なる場合もありますので、契約したい電力会社に念のため確認したほうがスムーズです。

・引越し日
・現在の電力会社名
・現在の電力会社のお客様番号
不明の場合は、現在の電力会社に問い合わせれましょう。
・新住所の供給地点特定番号
 電気を使用する場所を特定するための数字22桁の番号です。
 わからない場合は、電力会社に問い合わせれば教えてもらえます。
・本人確認書類(個人番号カード、運転免許証など)

引越し後の初回の電気料金

利用開始日から1回目の検針日までの使用量を日割り計算した金額になります。
届け出が間に合えば指定した支払方法になりますが、間に合わなければ請求書が送付される形になります。

電気以外の手続きについておすすめの記事

引越し前後の電気についての注意点、手続きを詳しく解説しましたが、他にも水道、ガスはもちろんのこと、転出・転居届や郵便物の転送手続き、金融関係の住所変更など、手続きは山のようにあります。
漏れを防ぐためにも、下記の記事を参考にして、計画的に手続きを行いましょう。
引越し前後の手続きを簡単チェック!

◎引越し情報特集公開中◎

引越しについての情報をまとめた特集記事を公開中!
費用や業者、引越し準備についての「教えて!」に応えるお役立ち情報満載。
ライターの引越し体験談も掲載中!
引越し情報まとめ特集|費用・準備・失敗しない業者の選び方

この記事のキーワード

関連記事

くらしのマーケットへようこそ

くらしのマーケットは、オンラインで「出張・訪問サービス」
の依頼ができるインターネット商店街です。

詳しく見る