畳のクリーニングって、どうやるの？

畳のクリーニングの流れ

まず、畳の目に沿って掃除機をゆっくりとかけていきます。
慌てずに、畳の縦や横になっている目に合わせて掃除機をかけます。
その時の掃除機の吸う強さは、中ほどが丁度良いです。
弱いと奥に潜むダニや埃などが吸えず、強すぎると畳みの表面を傷めます。

もし掃除機にダニを吸う専用の機能があれば、活用すると良いです。
窓を少し開けておくと、空気を循環して臭くなく掃除が出来ます。
その掃除機をかけるのを、3度に渡って行うと、更によく内部の埃などが取れます。
先端を取って畳の縁もゆっくりと吸引してあげると、その溝の中の埃なども綺麗に取れます。

それが終了したら、畳専用の洗剤の説明書をよく読んでから、その洗剤を使って畳みの表面を綺麗にしていきます。
新しいタオルや雑巾に洗剤を適量付けて、それを畳みの目に沿って丁寧に拭いていきます。
それからすぐに、新しいタオルか雑巾を使って濡れた箇所を拭きます。
手袋をすれば、洗剤で手が汚れるのを防ぎます。

参考：正しい畳の掃除の仕方とは？　重曹による掃除は厳禁？注意点を知っておこう｜DAIKEN

プロの畳クリーニング

このように、自分でも畳みのクリーニングは出来ますが、洗剤がその畳に合っているか、分量は合っているかという問題もあります。又、慣れていない人が畳みの奥深くにまで入り込んでいるダニや死骸、塵や埃を十分に吸い取れないという問題もあります。
初めての人が何度も畳を吸ったり、洗剤を付けて拭いたりすると、畳が傷む事もあります。
貴重な、良い素材を使った畳を台無しにしてしまう事もあります。

そういった心配がある時には、プロの事業者へ頼むのがおすすめ。
プロの事業者は、綺麗に畳をクリーニングしてくれます。
長年取れないという畳の大きなシミなども取り除いてくれますし、
洗剤は、環境を考えたエコ洗剤を使ったりしている事業者もあります。

畳を綺麗にした後は、更にエタノールを使って畳みを殺菌してくれます。
虫が付きにくく、畳をより長く使えるようになります。
畳1畳の料金は、1500円前後でクリーニングしてくれる事業者が多くあります。
安く、確実な掃除をしてくれて、畳のケアもしてくれます。
もし畳の表面にタバコで付けてしまった焦げ跡には、穴を埋めて元の綺麗な状態にしてくれたり、畳の表面がボロボロの時には畳の張替えなどもしてくれます。

畳の事業者では、布団やマットレス、ソファのクリーニングまで行っています。
確実な畳のクリーニングは、プロに頼むと良いと思います。

他にこんなサービスもあります

【畳張替え】

くらしのマーケットでは、畳張替えも依頼することができます。プロの手によって畳の表面に張られている畳表を新しく張替えるサービスです。劣化した畳の交換を後回しにはしていませんか？畳を新調してリフレッシュしましょう。

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