バルコニーに屋根を付けるときのポイント教えて！

ベランダとバルコニーとの違いは？

ベランダとバルコニーとの違いを知っていますか？
まず、その違いを押さえておきましょう。

ベランダ

建物から外に出ている屋根があるスペースを指します。
ですからベランダには必ず屋根があります。

バルコニー

建物から外に出ている屋根がないスペースを指します。
ですからバルコニーには基本的に屋根はありません。

バルコニーに屋根を付ける際の注意ポイント

バルコニーのスペースを有効活用するために屋根を付ける際はしっかり押さえておきましょう。

バルコニーよりも少し大きめの屋根を付ける

バルコニーよりも少し大きめの屋根がベストです。
バルコニーと同じサイズの屋根だと、ちょっとした雨風でもバルコニーの中に雨が入ってしまいます。
でもあまり大きい屋根だと今度は日当たりが悪くなってしまいます。
洗濯物を干すなら、雨風に対応できるように屋根から30cm以上離して物干しざおを設置しましょう。

方角を考えて屋根を付ける

バルコニーに屋根を付ける大きな理由の1つとして洗濯物干しがあります。
洗濯物を干すなら日当たりのよい南、南東のバルコニーに屋根を付けましょう。
屋根を付けることで日差しをさえぎり、夏の室内の温度を抑える効果も期待できます。
しかし北、北西だと、もともと日当たりが悪いので、洗濯物は乾きにくく、冬の日差しはあまり期待できなくなってしまうでしょう。

角度を考えて屋根を付ける

屋根の傾斜角度をゆるくすると、風の影響を受けにくく壊れにくくなります。
ですから強風が吹くバルコニーに向いてます。
反面、チリやゴミが溜まりやすくなるので屋根が汚れやすくなります。
傾斜角度をきつくすると、水はけがよくなり、チリやゴミが溜まりにくく屋根が汚れにくいです。
反面、風の影響を受けやすくなってしまいます。

屋根の形状を考えて屋根を付ける

洗濯物を干すなら雨などの吹き込みを減らすことができるアール型の屋根がおすすめです。
雪の多い地域では雪を落とす効果も期待できます。
フラット型の屋根は高さの制限を気にせず施工が可能なので2階の設置におすすめです。
フラット型の屋根でも奥行きを長くすれば雨などの吹き込みを減らすことはできます。

施工業者

現在、屋根の品質自体はどこでも大差がない状況です。
屋根の価格も商品によって8万円から90万円と幅広くありますが、これもどこで施工してもあまり大きな差はないでしょう。
そのため屋根は施工の技術で決まるといっても過言ではありません。
そして価格の差は施工費の差ともいえます。
ですから施工業者はしっかりと比較検討することが大切です。

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