煮沸消毒|効果のある正しい方法やメリット・デメリットも

煮沸消毒の正しい方法を紹介。煮沸消毒は、瓶やプラスチック、布などの殺菌方法のひとつで、洗剤を使わずに済むメリットがあります。長期保存のための瓶や赤ちゃんが使う哺乳瓶やガーゼなど、熱湯で5分煮沸して消毒します。

2021.10.25 更新
時間は?電子レンジは?煮沸消毒正しい方法

目次

  1. 1)煮沸消毒とは
  2.  煮沸消毒のメリット・デメリット
  3. 2)煮沸消毒の時間は沸騰してから5分間
  4. 3)瓶や哺乳瓶などガラス製品を煮沸消毒する方法
  5. 4)プラスチック製品を煮沸消毒する方法
  6. 5)布類を煮沸消毒する方法
  7. 6)煮沸消毒の注意点
  8. 7)煮沸消毒できない場合の殺菌方法
畑野 佳奈子

ライター:畑野 佳奈子
掃除が苦手でしたが…くらしのマーケットで紹介しているお手軽な掃除方法をフル活用しています。整理収納アドバイザー資格取得に向けて勉強中!

【動画】沸騰してから5分!瓶の煮沸消毒の手順

煮沸消毒とは

煮沸消毒

「煮沸消毒」(しゃふつしょうどく)とは、鍋に容器を入れて熱湯でぐつぐつ煮て殺菌する消毒方法のこと。
雑菌の多くは熱に弱いため、一定時間煮沸することで菌を減らすことができます。確実に雑菌を減らせる方法であることから、医療機関でも取り入れられています。

煮沸消毒のメリット・デメリット

煮沸消毒の最大のメリットは、洗剤や薬剤を使わずに済むこと
哺乳瓶など赤ちゃんが直接口にするものは、できるだけ洗剤等を使わずに清潔にしたいですよね。
また、煮沸消毒はお湯だけで殺菌できることから、コスパ面でも大変優れています。

一方で、出先では煮沸消毒ができない、夏場に火を使うのは暑い、乾燥までに時間がかかるなどのデメリットもありますが、衛生面を考えると長期保存用の瓶や赤ちゃんが使うものは煮沸消毒をしたほうが良いでしょう。

煮沸消毒はどんなものに必要?

衛生面を考え必要に応じて行うのが良いですが、煮沸消毒が推奨されるのは、以下のようなもの。

煮沸消毒が推奨されるもの

  • 赤ちゃん用の哺乳瓶
  • ジャムや果実シロップなど長期保存用の瓶
  • 赤ちゃん用のおしゃぶり
  • 布巾
  • 布マスク

免疫の低い赤ちゃんやお子さん、お年寄りなどが口をつけるものや、雑菌が増えがちな布巾、布マスクなどにも効果的です。

熱湯消毒との違い

煮沸消毒と混同されやすいのが「熱湯消毒」。
熱湯消毒とは、消毒する容器に熱湯を直接かける方法です。

熱湯消毒

煮沸消毒よりも手軽ですが、容器が熱湯に触れる時間が煮沸消毒より少ないため効果は限定的です。
保存料を使わない手作りジャムなどを長期間保存するためのガラス瓶は、煮沸消毒がおすすめです。

2)煮沸消毒の時間は沸騰してから5分間

煮沸消毒の時間は、80℃は5分以上、85℃は1分以上の煮沸時間が必要です。
沸騰してから5分間煮沸すれば安心です。

参考:食器、調理器具等の消毒方法|東邦微生物病研究所

3)瓶や哺乳瓶などガラス製品を煮沸消毒する方法

【用意するもの】

  • 食器用中性洗剤
  • スポンジ
  • 消毒する容器がすっぽり入る大きさの鍋
  • 清潔な布巾 または キッチンペーパー
  • トング
煮沸消毒で用意するもの

  1. ガラス瓶を洗う
    分解できるパーツは分解して、それぞれ中性洗剤で洗っておきます。洗剤を使用したくない場合は、表面に付着している汚れを流水で流すだけでOKです。
  2. 瓶を洗う
  3. 鍋に水とガラス瓶を投入する
    鍋にガラス瓶の容器が隠れる程度の水を入れます。次に煮沸したいガラス瓶を火にかける前に投入します。
  4. 鍋に水とガラス瓶を投入する
  5. 強火にかけ、沸騰後5分間煮る
    強火にかけ水を沸騰させます。沸騰した後、そのまま5分間ぐつぐつと煮ます。
  6. 強火にかけ、沸騰後5分間煮る
  7. ガラス瓶を鍋から取り出し、乾燥させる
    トングや菜箸で瓶を取り出し、清潔な布巾またはキッチンペーパーの上に逆さにして置き、完全に乾燥させます。
ガラス瓶を鍋から取り出し、乾燥させる

※やけどに十分注意してください

煮沸時のポイント

ゴムパッキンやアルミのフタは高温で長時間煮ると変形や劣化の恐れがあるため、温度を下げて煮沸消毒するか、沸騰したら様子を見ながら1~2分で取り出すようにしましょう。

4)プラスチック製品を煮沸消毒する方法

プラスチック製品

変形の恐れがありますので、必ず耐熱温度が100℃以上であることを確認してから行なってください。

【用意するもの】

  • 食器用洗剤または中性洗剤
  • スポンジ
  • 消毒する容器がすっぽり入る大きさの鍋
  • 清潔な布巾 または キッチンペーパー
  • トング

  1. プラスチック製品を洗う
    パーツを分解し、それぞれ食器用洗剤または中性洗剤で洗います。洗剤を使用したくない場合は、表面に付着している汚れを流水で流します。
  2. 鍋に水とプラスチック製品を投入する
    鍋にプラスチックの容器が隠れる程度の水を入れます。次に煮沸したいプラスチック製品を火にかける前に投入します。
  3. 強火にかけ、沸騰後5分間煮る
    強火にかけ、水を沸騰させます。沸騰した後、そのまま5分間ぐつぐつと煮ます。
    鍋自体は100℃以上になっていることがあります。プラスチック製品が当たると変形する可能性があるので、気をつけましょう。
  4. プラスチック製品を鍋から取り出し、乾燥させる
    トングや菜箸で瓶を取り出し、清潔な布巾またはキッチンペーパーの上に逆さにして置き、完全に乾燥させます。
    プラスチック製品は瓶に比べ、乾燥に時間がかかります。

※やけどに十分注意してください

5)布類を煮沸消毒する方法

【用意するもの】

  • 中性洗剤
  • 消毒する布類がすっぽり入る大きさの鍋
  • トング
  • ザル

  1. 布類を洗う
    中性洗剤で手洗いします。洗剤はよくすすぎ、絞ってください。
  2. 鍋に水と布類を投入する
    鍋に布が浸る程度の水を入れます。次に煮沸したい布類を火にかける前に投入します。
  3. 強火にかけ、沸騰後5分間煮る
    強火にかけ水を沸騰させます。沸騰した後、火加減を落とし5分間ぐつぐつと煮て沸騰を維持させます。
    布が浮いてくる場合はトングや菜箸でお湯の中に沈めます。
  4. 布類を鍋から取り出し、絞って天日干しさせる
    トングや菜箸で布類を取り出し、清潔なザルに上げ、手で触れる温度になったら手で絞り脱水し、天日干しします。

※やけどに十分注意してください

6)煮沸消毒の注意点

煮沸消毒の注意点は、以下の3点です。
なお、煮沸消毒は多くの菌に効果がありますが、100%滅菌できるというわけではありません。食材を長期間保存する場合は、温度管理にも気をつけましょう。

煮沸消毒の注意点

  • 耐熱ガラスかチェックする
  • 水の状態で消毒したいものを入れる
  • 完全に乾燥させる

耐熱かチェックする

耐熱ではないガラス瓶やプラスチック製品は煮沸消毒できません。
特に長期間食材を保存するためにガラス瓶を使う場合は、パッケージや底に記載があるので、購入する前に耐熱性があるかどうかを確認しましょう。


水の状態で消毒したいものを入れる

ガラス製品やプラスチック製品は、沸騰しているお湯の中に入れると急激な温度変化により変形や破損の可能性があります。
必ず火にかける前の水の状態のときに鍋に入れましょう。


完全に乾燥させる

煮沸消毒をしたものを使用する際は、完全に乾燥したものを使用しましょう。水分が残っていると、新たな雑菌が入り込む可能性があります。

7)煮沸消毒できない場合の殺菌方法

安価なガラス瓶やプラスチック製品は耐熱性でないこともあります。
また、鍋に入り切らないものを消毒したいときもありますよね。
その場合は、煮沸する代わりにエタノールやお酒を使いましょう。

アルコールスプレー

エタノールを使って殺菌する

【用意するもの】

  • 消毒用エタノール
  • 食器用中性洗剤
  • スポンジ

  1. 食器用の中性洗剤で容器をしっかりと洗う
  2. 食器用の中性洗剤で容器をしっかりと洗う
  3. 乾燥させる
  4. 容器全体にエタノールを振りかける
  5. 容器全体にエタノールを振りかける
  6. 乾燥させる

ポイント

水分が残ったままエタノールをかけると、消毒効果が薄れてしまいます。
完全に乾燥させてからエタノールをかけましょう。


お酒を使って殺菌する

【用意するもの】

  • アルコール度数35度以上の透明なお酒
  • 食器用中性洗剤
  • スポンジ
  • キッチンペーパー

  1. 食器用の中性洗剤で容器をしっかりと洗う
  2. 乾燥させる
  3. 容器にお酒を少量入れる
  4. 容器にお酒を少量入れる
  5. お酒を容器内に行き渡らせるように振る
  6. お酒を容器内に行き渡らせるように振る
  7. 容器の中のお酒を捨て、キッチンペーパーで拭く
  8. 容器の中のお酒を捨て、キッチンペーパーで拭く

ポイント

布巾を使うと繊維が残ることがあるので、容器を拭くときはキッチンペーパーの使用がおすすめです。

電子レンジで消毒できる?

"80℃は5分以上、85℃は1分以上"であれば、電子レンジで消毒することも可能ですが、金属は使用できないこと、加熱ムラがあるなど消毒が不十分になる可能性があるので、注意しましょう。
電子レンジで消毒する際は「蒸気消毒器」の使用がおすすめです。
哺乳瓶などはそのまま保管できるセットもあります。

コンビ 除菌じょ〜ずα

電子レンジで5分チンするだけで哺乳びん除菌が簡単にできます。除菌後はそのままケースで保管できるので、衛生的です。
小さなパーツを入れられる小物ケースも付いているので、おしゃぶりや哺乳瓶のパーツも一緒に除菌できます。

電子レンジ除菌&保管ケース 除菌じょ〜ずα バニラ


まとめ

煮沸消毒のメリットは?
洗剤や薬剤を使わずに済むことと、お湯だけで殺菌できるのでコストパフォーマンスが高いことです。

煮沸消毒の時間は?
煮沸消毒には、80℃は5分以上、85℃は1分以上の煮沸時間が必要です。
沸騰してから5分ほど煮沸すると安心です。


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