洗面台の交換にかかる費用は？基礎知識とリフォーム費用を安くするコツも

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1）洗面台にまつわる基礎知識

洗面所のリフォームを検討しているのなら、まずは「洗面台とはそもそも何か」「洗面台にはどんな種類があるのか」について知っておくことが吉です。

洗面台の基礎知識についてご紹介します。

「洗面台」には2種類ある

洗面台は厳密に分けると「①洗面台」「②化粧洗面台」の2種類があります。

自分がリフォームしたいのは洗面台なのか、はたまた化粧洗面台なのか？ それぞれの特徴について説明します。

①洗面台

水栓金具と洗面ボウルが組み合わされたシンプルなものが「洗面台」です。収納や小物を置くスペースはほとんどなく、手洗いや洗顔などの簡易的な行為のために設置されています。

洗面台は洗面ボウルの設置方法により分けると3種類あります。

②化粧洗面台

一般的に「洗面台」と聞いて多くの人が想像するのが「化粧洗面台」です。
水栓金具・洗面ボウル・鏡に収納や身だしなみを整える機能がプラスされたものです。

洗面化粧台には大きく分けて「ユニットタイプ」「システムタイプ」の2種類があります。

ユニットタイプの特徴

ユニットタイプは水栓金具や洗面ボウルのほか、鏡・収納・照明などのさまざまなパーツが一体（ユニット）になっているタイプの化粧洗面台です。

サイズや高さが決まっており、洗面所のスペースや利用する人の身長に合わせてサイズを選びます。

システムタイプの特徴

洗面ボウルや収納などのさまざまなパーツを自由に組み合わせられるタイプです。
ユニットタイプのようにサイズや幅が決まっていないため、スペースに合わせて1mm単位で調節できます。

ただし、メーカーによってはサイズや幅が決まった商品が用意されていることも。

デザインやグレードが豊富なので、洗面所を自分好みにカスタマイズしたい人におすすめのタイプです。

2）洗面所のリフォーム費用

洗面所は、「洗面台」「壁紙」「収納」「脱衣所」「洗濯機置場」など、間取りによってさまざまな要素が組み合わさっています。

洗面台の交換をする場合、費用は「洗面台本体代+設置工事費」で、およそ10〜20万円の費用がかかります。
その他に内装などのリフォームを希望する場合は、材料費+施工費がかかります。

洗面台の交換費用相場

前述したように、洗面台は「ユニットタイプ」と「システムタイプ」の2種類があります。

システムタイプは、リフォーム内容によって素材などの価格や施工費用が大きく異なり、こだわるほど価格が上がる傾向にあります。

ユニットタイプは、間口が決まっており、鏡・洗面ボウル、キャビネットなどがセットになっているタイプです。価格が決まっているぶん予算を組みやすいのが特徴です。
あまりこだわりのない方、安く済ませたい方におすすめです。

ユニットタイプ洗面台の交換費用相場

※2024年3月時点のくらしのマーケットの相場です

洗面台交換の施工費用相場は、2.3万円〜4.7万円です。
施工費用は、間口の広さや機能などによって変わります。

みんなはいくら払ってる？洗面台リフォーム費用

洗面台リフォームを依頼した人は、実際にいくら払っているのでしょうか？

気になる疑問に答えるべく、くらしのマーケットにて「洗面台リフォーム」を利用した方が、実際に支払った料金の割合を調べてみました。（※2024年3月時点の商品と取り付け工事の合計金額を調査）

上記のグラフより、「42％の方が6〜8万円で洗面台交換をしている」こと、「8割近くの方が12万円以内で洗面台交換をしている」ことが分かりました。

洗面所の内装や電気工事などのリフォーム費用

洗面所の内装を一新する場合、費用は5万〜50万円ほどです。

洗面所の壁紙を新しくしたい、ドアを使いやすくしたい、床を張り替えたい、収納を増やしたいなどリフォームしたい内容によって価格は異なります。

今の空間を利用して施工する場合は、比較的安くリフォームできます。
費用を抑えたい方は今ある空間でリフォームをしたい旨を施工会社に相談しましょう。

参考：洗面所リフォームの参考価格｜TOTO

3）人気の洗面台3選とリフォーム費用

くらしのマーケットでは「①洗面台を自分で用意して工事のみの予約」「②洗面台の購入と工事の両方を予約」の2つの方法が利用できます。

くらしのマーケットで人気の高い洗面台3選と取り付け費用の合計金額を紹介します。

人気商品①LIXIL(INAX)オフト

左右、中央に合計7個の収納スペースが確保されており、歯磨き粉や化粧水などを収納することができます。また広さも深さもたっぷりの大型洗面器があるため、つけ置き洗いなどを洗面台で行う方にもおすすめです。

FTV1N-750VP1W+MFTXE-751YJ くらしのマーケットで見る

参考：オフト｜LIXIL、くらしのマーケット

人気商品②Panasonicエムライン

人造大理石を採用した「衝撃に強い洗面ボール」で衝撃に強く割れにくい作りとなっています。またコンパクトで水はねしにくい水栓で、シャワーと整水の切り替えも可能です。

GQM75KSCW+GQM075DSUAT くらしのマーケットで見る

参考：エムライン｜Panasonic、くらしのマーケット

人気商品③ LIXIL(INAX) ピアラ

つなぎ目や凹凸のないボウルなので、水ハネをサッと拭き取れます。よく使うハンドルの正面の位置で「水」を出す省エネ設計となっており、光熱費節約やCO₂削減が期待できます。

AR3H-755SYVP1H+MAR3-753TXJU くらしのマーケットで見る

参考： AR3H-755SY｜LIXIL、くらしのマーケット

4）洗面所のリフォーム費用を安くするコツ

洗面所のリフォーム費用を安くするコツは3つあります。
費用を少しでも抑えたい方は是非参考にしてください。

①洗面台本体の費用を抑える

上記に記述しましたが、洗面台はシステムタイプを選ぶと比較的安価で楽に費用を抑えることができます。
現在の洗面所の間口をそのまま利用して洗面台を交換するだけなら、費用は10万円前後です。

洗面台のセール時期はなかなかありませんが、家電量販店やホームセンター、ネットショップは購入するとポイントが付与される店舗が多いので、ポイント付与増量中の時期に購入するとお得です。

②洗面台の工事費用を抑える

洗面台の工事費用を抑えるには、コストパフォーマンスの良い工事施工事業者を選ぶことが大事です。安さだけで選ぶと失敗する可能性があるので、実績と料金をみて決めましょう。

本体+施工のセット割がある施工事業者もあります。

洗面台交換はどこに頼む？

洗面台交換の工事が依頼できるのは、5つの事業者に頼むことができます。
予算や安心できるかどうかの視点でご自身にあった事業者を選びましょう。

各事業者のタイプごとに得意な施工内容が異なります。希望するリフォーム内容に最適な事業者を選びましょう。

参考：ヤマダ電機ホームページ リフォームの流れ、リフォームの流れ｜ニトリ

浴室と一緒にリフォームを検討されている方は、浴室のリフォームの依頼先を詳しく書いた記事がありますので、ぜひ一緒にご一読ください。

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お風呂リフォームはどこに頼む？失敗しないリフォーム事業者の選び方

③リフォーム補助金を利用する

洗面所をリフォームする場合、子育て、長期優良住宅化、バリアフリーなどリフォーム理由によって国や自治体から補助金が出る場合があります。

さらに詳しく知りたい方は、トイレリフォームの補助金に関する記事がありますので、あわせてご覧ください。

関連記事

トイレリフォームの助成金・補助金まとめ｜申請の条件や流れを解説

参考：介護保険制度の概要｜厚生労働省、リフォームの減税制度｜一般社団法人　住宅リフォーム推進協議会

5）洗面台交換の目安時期｜洗面台の寿命は約15〜20年

洗面台は、排水栓や水栓金具もあわせて約15〜20年程度が交換の目安時期です。
水回りの住宅設備は水漏れや排水のつまりなどトラブルが起こる前に交換すると良いでしょう。

15年以上使用している方は、水栓金具のパッキン、照明器具、排水栓などの点検を行いましょう。

参考：メンテナンススケジュール〈洗面化粧台〉｜TOTO、住まいのメンテナンスQ&A｜住宅産業協議会

6）使いやすい洗面台とは？

洗面台を選ぶ時は「使いやすさ」が一番大事です。
設置後に「失敗した」と後悔しないよう、いつ・だれが・どんなふうに使うかや、その動線をできるだけ具体的にシュミレーションしましょう。

①洗面台の高さとボウルの大きさ

システムタイプの洗面台は、高さのバリエーションがあまりありません。
洗面台が低すぎると腰に負担がかかるので、できるだけ高さのある洗面台を選ぶとよいでしょう。
キャビネットの下段が踏み台になっている洗面化粧台もあります。使わないときは収納できるので邪魔にならず、小さなお子さんがいる家庭には便利です。

洗面ボウルの大きさも重要です。
洗面ボウルが小さいと、周りや床に水がはねて、びしょびしょになってしまいます。
目いっぱい大きくしてしまうと、洗ったもの、使ったものをちょっと置くスペースがなくなってしまいます。

②お手入れのしやすさ

家族みんなが使用する洗面台はお手入れのしやすさも重要です。

固定式の水栓金具はボウルのふちを洗い流せません。引き出せる水栓にすれば、ボウルの端まで掃除できます。

蛇口がホース状に伸びるタイプはボウルを洗う際に便利です。

②収納は多いほど楽になる

洗面所の困りごとといえば収納です。
タオル類はかさばりますし、化粧道具などの細かいものもきちんと整理したいですよね。

大きなものの収納

バスタオルや洗剤のストックなど、普段使わないものをしまえるよう、天井くらいの高さまで棚があると便利です。
オプションとなることが多いのですが、収納量は格段に増えます。
洗面台の下は排水管が通っており、収納が難しい場所です。
従来の開き戸タイプは無駄なスペースができたり、奥のものがとれなくなりがちです。引き出し式ならデッドスペースも少なくなります。

細かいものの収納

洗面所で化粧をするなら、こまごまとしたものがしまえるトレイや浅い引き出しが多くあると便利です。
ただし、ミラーキャビネット（鏡の後ろが棚になっているもの）の中にあると、いちいち扉を開けなければなりません。取り外せるトレイがあるか、よく確認しましょう。

7）洗面台交換のリフォーム工事を依頼する

洗面台の交換リフォーム工事を依頼したときの具体的な施工内容を紹介します。
事業者によっては、古い洗面台の処分は追加料金が発生することがあります。
事前に確認しておきましょう。

洗面台交換のリフォーム工事作業内容

一般的な洗面台交換のリフォーム工事は、以下のような工事を行います。

・養生（施工中に壁などが濡れたり汚れたりしないようにします）
↓
・ 既存洗面台の撤去
↓
・新しい洗面台の取り付け
↓
・水道工事
↓
・取付後の動作確認
↓
・作業場所の簡易清掃

リフォーム内容に応じて、壁紙や床の張替えなどの内装リフォーム、コンセント設置のための電気工事や、老朽化が進んだ配管の交換が必要になるなど、追加で工事内容が増えることがあります。

洗面台交換のリフォーム工事にかかる時間

洗面台交換は3〜5時間程度で完了します。

洗面台の交換以外にも、壁紙や床の張替えなどもあわせてリフォームを行った場合は、広さによって1日〜2日ほどかかる場合があります。

参考：洗面所のリフォーム実例検索結果｜TOTO

マンションの洗面台も交換できる？

洗面台の交換は、一戸建てだけでなくマンションもリフォーム可能です。
ただし、賃貸物件の場合は大家さんや管理会社に相談が必要です。退去する際に元の設備に戻さなければならないため、勝手に設備を交換することはできません。
経年劣化等により交換が必要な場合、交換費用は大家さんや管理会社が費用を負担します。

参考：原状回復をめぐるトラブルとガイドライン｜国土交通省

8）洗面台交換のリフォーム施工事業者は実績・料金・口コミで選ぶ

洗面所リフォーム工事決して安くはありませんし、家の中で工事を行うためどんな事業者が来るのか気になるところです。
洗面台交換事業者を選ぶ時は実績・料金・口コミを3社以上で比較しましょう。
3社以上で比べると、だいたいの相場がわかるのでご自身の中での選ぶ基準が見えてきます。

くらしのマーケットでは、数多くの事業者の中から価格や工事内容を確認することができます。また、実際の利用者の口コミもチェックすることができるので安心です。
くらしのマーケットには独自の損害賠償補償があります。くらしのマーケット経由で予約した作業で万が一の問題が発生した場合、修理にかかる費用などを最高1億円まで補償します。

お住まいの地域の洗面所リフォームの費用相場をチェック

ライター

松本 さな

家事はなるべく楽したい一児のママ。時短と節約が好きです。子育てと仕事を両立するため、くらしのマーケットを活用しています。

くらしのマーケットは、生活に関するさまざまなサービスを安心して取引できるマーケットプレイスです。事業者の口コミや料金を比較し、オンラインで簡単に予約ができます。

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ハウスクリーニング・不用品回収・引越し・出張カメラマン・庭木剪定など、300種類以上のサービスが頼めます。また各事業者は同じ作業内容の料金を表示しているため、料金比較が簡単です。

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実際に利用した方の口コミを比較してプロに依頼することができます。口コミの内容をチェックすると、予約から当日までのやりとりや対応もイメージしやすくなります。

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