コンセントには差し込む向きがちゃんとあるってほんと？

コンセントの差込口を観察しよう！

電化製品を使用するときに、当たり前のように利用しているコンセント。
コンセントをじっくりと観察すると、右と左の差込口にある穴の大きさが、異なっているのに気がつくでしょう。
実は、コンセントの差込口はそれぞれ異なる働きがあり、向きが決まっています。
ふたつの差込口はどのような働きをしているのでしょうか。

大きい差込口はアースです

大きい差込口は「コールド」と呼ばれ、電気が流れる際に帰る側にあたります。
万が一、高い電圧の電気が流れたときに、電気を逃がすように地面に繋がっていて、アースの役目も果たしています。
大きさは9mmあり、きちんと規格通りの向きに設置されていれば、左側にくるように設置されています。

小さい差込口は「ホット」と呼ばれます

小さい差込口は「コールド」の反対なので、「ホット」と呼ばれます。
「コールド」の逆なので、電気が流れる向きは来る側にあたります。
大きさは7mmで、右側にくるように設置されています。

「コールド」と「ホット」を間違えるとどうなるの？

コンセントの「コールド」と「ホット」について説明しました。
しかし、冒頭でも述べたように意識してプラグを差し込む方は少ないでしょう。
実際に間違ってプラグを差すと、音響機器や映像機器といった家電で、音や画像にノイズが発生します。

意外と多い配線ミス

コンセントの差込口について、それぞれの働きがあることを説明しました。
正しく設置されていれば、左側の「コールド」に触っても感電することはないのですが、実は配線ミスが意外と多いのです。
それと知らずにコンセントに触れると感電しますので、むやみにコンセントには触れないでください。
正しい「コールド」と「ホット」を確認するには、検電ドライバーという便利な道具があります。

検電ドライバーで確認しよう！

あまり知られていないと思いますが、コンセントの「コールド」と「ホット」を確認できる道具があります。
検電ドライバーと言って、使い方は簡単です。
コンセントの一方の穴に検電ドライバーを差して、「ホット」のときは発光部分が光り、「コールド」のときは光らないので、判別も明解です。
少し大きめのホームセンターに行けば売られていますし、安いものでは数百円で購入できます。
「コールド」と「ホット」を確認する必要があるときは、活用しましょう。
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プロに依頼も可能です！

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