堺市堺区の株式会社プロコートのブログ
2022年7月1日
ドレンパンはカビが発生しやすい部品です。
カビが発生する条件としては以下の3つが挙げられます。
・温度20~30度
・湿度80度
・カビのエサとなる汚れやホコリが多い
結露水が溜まるドレンパンはこの3つの条件が揃いやすく、エアコンの吹き出し口や送風ファンにカビが確認できたら、それ以上のカビがドレンパンには発生している可能性が高いです。
さらに、アルミフィンが汚れていたりドレンホースが詰まっていたりすると、許容量をオーバーした分の結露水がドレンホースに流れず、そのまま蓄積されていきます。
溜まった結露水には、ゴミや汚れなどたくさんの不純物が含まれているので、それらをエサにカビや微生物の塊であるバイオフィルムが発生します。
そのまま放置してしまうと、悪臭や詰まりで水漏れが発生、エアコンを稼働させればカビは部屋中にまき散らされ、気管支喘息やアトピー性皮膚炎、アレルギー気管支炎などの原因になってしまうのです。
エアコンには自動洗浄機能が搭載された機種があります。これがあるのでドレンパンの掃除が必要ないかというとそうではありません。自動で洗浄されるのはフィルターのみで、ドレンパンやアルミフィン、送風ファンの汚れは溜まっていきます。
中でもドレンパンは特にカビが発生しやすい部品なので、分解して洗浄しないとカビや悪臭は改善されません。
自動洗浄機能があっても、ドレンパンの掃除をしなくてはならないのです。
エアコンクリーニング業者は、ドレンパンを取り外さずに表面から洗浄する「簡易クリーニング」がほとんどです。(ようやくここ最近、ドレンパンまで掃除が必要という認識が広がってきましたが…)
ドレンパンの取り外しや取り付けは、メーカーや型番、エアコンの設置状況によって手順が異なるため、教育の行き届いたエアコンクリーニング業者しか分解洗浄に対応できません。
だからこそ、これまでクリーニングを行ったというエアコンでもドレンパンの掃除がされていないことがあります。だからこそドレンパンの掃除をしっかりと行わなくてはならないのです。
店長:新井 秀旭
熟練されたスキルを持ったプロが隅々まで洗浄致します!
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