文京区のカギとおそうじのカワタケのブログ
2021年3月9日
それでは、前回の【浴室クリーニングその1】での作業手順1~4を解説していきます。
・2021年最新!【浴室クリーニングその1】作業手順の記事をまだ見ていない方はこちら
https://curama.jp/001496531/blog/1cf4d3fa-22f9-478f-bdfb-d4bcb3bdc75d/
1、浴室内をパッと見て大きいゴミを捨てる
・浴室作業でシャワーを流した時に紙の毛が溜まると流れも悪くなり、詰まったりと大変です。髪の毛の塊、排水溝網の上やその付近にあれば取り除きゴミ袋に捨てます。シャンプーなどの詰め替え用の切れ端やキャップなど詰まってしまうと解消するのも大変なので、最初の段階で処理しておきます。
2、エプロンを外して、状況を確認
・同じく髪の毛の塊、排水溝網の上やその付近にあれば取り除きゴミ袋に捨てます。また、カビがどの程度生えているか、汚れの状況を確認、浴槽を持ち上げる事ができるのか、高圧洗浄が使用出来るタイプかなど確認します。
3、排水溝や排水溝回りの部品、小物、などカビ系の汚れの物をバケツに水で薄めたカビ取り剤を入れて浸け置き
・次亜塩素酸ソーダ12%濃度を汚れの状況により水で5~20倍など臨機応変に薄めた物で浸け置きしてい置きます。マスカーなどでフタとしてふさいでおくと臭いも軽減致します。(代用品として濃度はかなり落ちますがキッチンハイターボトルタイプでも代用可)
4、カビ取り剤を各所に噴霧、塗布する。
・黒カビキラーを噴霧器でエプロン内部の黒カビを中心に噴霧。壁やアクリル扉をたれ地味ができないように下から上に腰か胸くらいの高さに噴霧。取り外した換気扇のカバーやフィルターや小物棚なども噴霧。
噴霧時は防毒マスク、ゴーグル着用をしています。
金属面はなるべく避けて噴霧します。
壁四隅のパッキンやつなぎ目のパッキンは刷毛で塗布。
黒カビキラーは、ハイターの10倍の次亜塩素酸濃度があり、アルカリ性で少し泡立ちます。水で汚れの状況により5~10倍で薄めて噴霧しています。
(代用品としてキッチンハイターボトルタイプを水で薄めて中性洗剤をちょこっと入れて粘っとさせて使用させるのもOKです)
黒カビキラーは、カビ汚れにも効きますが石鹸カスにも強力に作用します。
石鹸カスって実は2種類あるんですよね~。
一つは、白っぽい汚れで、アルカリ性の性質を持つ
≪金属石鹸≫
水道水の中にあるカルシウムやマグネシウムなどの、金属成分と石鹸の油脂成分が反応することで出来る石鹸カスですね。
もう一つは、黒っぽいベタっとした汚れで酸性の性質を持つ
≪酸性石鹸≫
皮脂汚れと石鹸の油脂成分が反応してできるのが、酸性石鹸です。
黒カビキラーではこの酸性石鹸カスも除去しやすいアルカリ性の洗剤ということになります。
店長:川竹 利行
時間をかけてでも丁寧に作業致します!
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