羽生市の株式会社リバイブのブログ
2020年7月11日
九州が中心の豪雨、いつまで続くのか心配です。まだ明けない梅雨、皆様、いかがお過ごしでしょうか?代表の細渕です。コロナ禍の中、我が家の楽しみはテレビの再放送になりつつあります。中でも、家族で楽しみにしておりますのは、テレビ東京の「なんでも鑑定団」なんです。誰かが値段を当てると大騒ぎし、誰かが偽物を見抜けないと、一緒にがっかりしています。その番組の、この間の再放送で、【ルネ・マグリットの男】という、奇妙で大きな人形が出てきました。すると息子が、「どこかで見たことがある」と言いました。映画にでも出てきたのかと思いましたら、ルネ・マグリットという著名な画家の代表作を題材に、これまた著名な、四谷シモンという人形作家がこしらえた作品でした。息子は、ため息をつき、「ルネ・マグリットのファンなんだ」と言うのです。そして、「たんツボのような焼き物の値段が高くても欲しくないけど、この人形は欲しい」と。鑑定結果が、かなり高額でしたけど、それでも欲しいと言う息子。同じ家族でも、こんなにも感覚が違うものかと思いました。ただ、その作品が披露されたのが、1970年の大阪万博であったので、共通の話題として、私の父が見たかも知れないという話をしました。息子にとって祖父にあたる私の父は控えめな性格でしたが、旅行が趣味で、あの万博にも足を運んでいたのです。でも、私の期待とは裏腹に、「へえ」で、その話題は終わってしまいました。数日後、待ち時間があり、テレビで見た奇妙な人形を思い出したので検索。でも、どうしても、人形の名前が思い出せませんでした。苦し紛れに、『フランケンシュタイン』と書いて調べてみると、面白い事実にあたったので、妻に電話しました。「プロメテウスのこと、知ってる?」と聞くと、「もちろん」と答える妻。若い世代の人たちでしたら、ディズニーシーのプロメテウス火山だと思うでしょう。でも、そこは、何十年もの間、活字中毒なウチの奥さんですから、「ギリシャ神話に、やっと興味が?」と訊ねてきます。いやいや、ギリシャ神話の系図が、なんとなくでも頭に入っている人間と、背比べをするつもりもなく、「フランケンシュタインについて調べてみたら、元々の原題が、【フランケンシュタイン、あるいは現代のプロメテウス】っていうんだって」と、少し試すように話してみました。妻は一言、「二百年以上も愛されて、素敵だよね」。「ゴシック小説では無いんだってさ」と言う私に、「ロマン小説、SF小説でも無く、文化的だよね」と返す妻。私は、メデゥーサにでも睨まれてしまったかのように(つまり、いつものように)固まってしまう前に、電話を切りました笑。それでは、皆様、これからもトップクライムを宜しくお願い申し上げます。
店長:細渕 信行
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