羽生市の株式会社リバイブのブログ
2024年9月14日
中秋の名月まで、あと2日になりました。夜風の心地よく感じる気候の時もありますが、まだ秋というには暑い日が続いております。皆様、いかがお過ごしでしょうか?代表の細渕です。
『日本は滅びる』と、ユニクロの柳井社長が仰っております。本当に、終わるのでしょうか?妻曰く、まだマクドナルドの時給が380円だった頃、約40年前、多くの若い人たちは好景気にあおられ、冬は10万円くらいのコートを着ていたのに、ユニクロの誕生で、コートは1万円弱でしか買わなくなったのにと。そして、竹中平蔵と百均とユニクロがここ30年ほどの経済を作ったと言うので、極端ではあるけど、妻の言い分も分かると思いましたので、少し、日本の、これからについて話をしました。
確かに、日本の1番の問題は、少子高齢化にありますので、それにつきましては、誰も、どうすることもできないですし、来年は、2025年問題に突入します。もうすぐ、団塊の世代の方のほとんどが、年金受給者になりまして、その方々、ひとりにつき、1.2人の現役世代が支えることとなり、増税は避けられないのではないかと巷で言われております。企業も多くのベテラン社員を失い、仕事を教える教育者が不在で、人手不足倒産がこれまでにない勢いで増加しています。ひとつ言えるのは、企業も自業自得であるという事実があるでしょう。デフレの不景気の中、派遣社員に頼らずに、就職氷河期の世代を雇い、育てていたら、事態は変わったという識者がたくさんいるからです。
そもそも、就職氷河期の世代が、派遣社員として食いつないできたので、なんのスキルも無いままなので、職が安定せず、結婚適齢期を過ぎてしまい、その世代が生涯独身となっていき、少子高齢化社会に拍車をかけることになったと聞きました。現在の、8050問題とか、もうすぐ必ずや訪れる、国民の孤独死が44パーセントに達するのも、恐ろしい数値です。
他にも、インフレ懸念による実質賃金の低下、大型の地震の心配もあります。では、『日本は滅びる』のかというと、私は、それは言い過ぎであると思っております。最悪の事態を回避するために、まずは世界に目を向ける必要があるのではないでしょうか。例えば、これまで、アジアの金融の中心と言えば香港でした。そのポジションを、日本が担うことができるようにすれば、日本の経済が大きく変わると思うのです。アジアの金融のハブを狙うようにできる政治家が誕生するのを、国民みんなで望んでいきたいものです。大型のショッピングセンターのイオングループも、今年、初めて、国内での出店は無かったそうです。けれどカンボジアの出店予定は、3か所もあるそうです。トリクルダウンを推し進めて、富裕層ばかりが得をしている、アメリカを見習うのはやめて、世界を相手にして、外貨を獲得していくことを心掛ければ、これからの日本も活路はあるのではないかと考えます。
ということで、今回は少しだけ経済などについて書きました。問題だらけに見える日本ですが、いまのところはですが、平和な国ではありますので、希望を持ち続け、頑張っていきたいです。それでは皆様、これからも、宜しくお願い申し上げます。
店長:細渕 信行
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