羽生市の株式会社リバイブのブログ
2021年5月17日
清楚な花々に心癒される季節、皆様、いかがお過ごしでしょうか。代表の細渕です。まず今回のタイトル、【ドアストッパーサファイア】について、簡単にご説明します。約9年間、オーストラリアのあるお宅のドアストッパーだったサファイアがありました。重たいドアを支える、かなりの大きさがあるその宝石は、出し抜けに見つかりました。野原で、その家の小さな息子さんが拾い、お父様に渡したのです。野原で見つかったので、お父様は貴重品だとは思わず、ドアストッパーとして家に置いておくことにしました。捨てなかったとはいえ、何とももったいない話です。それが、1938年のこと。1947年に、宝石商に見つかるまで、ドアを支えたサファイアは、その後、その宝石商に巨万の富を与え、何度も所有者が変わっていきました。健在であるということ以外は分かっていませんが、無事である証拠もありませんので、どこで、どうなっているのかも分からないそうです。話が少し、それてしまうようですが、コロナ騒ぎの前に、大きな家具屋さんがどうなっていくのか、注目されたじゃないですか。結果は、さんざんたるものでした。お家騒動に留まらず、会社が立ち行かなくなった原因は、やはり、新社長に就任した娘さんにある気がします。自信があったのだとは思います。国立大学出身で、優秀なのですから。元社長のお父様も、自慢の、優秀な娘に任せても安心だと思っていたのでしょう。ただ、娘さんの思い通りに事は運ばれなかったのですから、過剰な自信が裏目に出たとしか思えません。歴史を刻んできたお父様に倣って経営していれば、今も安泰だったかも知れません。この2つの話から、私が得た教訓ですが、向き不向きって、あるなぁってことです。『適材適所』は難しいです。少し前にお父様を亡くされたウチのあるスタッフの、お母様から、とても丁寧なお手紙を頂きました。我が子を想う気持ちに打たれたのと、期待もあって、育てていたのですが、どうにも上手く伝わらず、苛々したりしますし。また、家族の多い別のスタッフにも、ケガが無いよう、厳しくしていたら、嫌われてしまったようですし。まあ、それでも、安全に仕事が出来るだけでいいんです。理想は理想でありますけど、自分や周囲の人たちが、失敗したり、ドアストッパーのように勿体無い存在にならないようにしたいものです。それでは皆様、今後とも、トップクライムを宜しくお願い申し上げます。
店長:細渕 信行
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