羽生市の株式会社リバイブのブログ
2025年8月31日
晩夏のこの頃、暦の上ではもうすぐ秋が始まります。まだまだ暑い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?代表の細渕です。
東京都内から引越しをして、10月で4年が経とうとしております。月日が過ぎるのは早いです。つい最近の事、妻が、『最近まで旅行者の気分だった』と言い、息子と笑ってしまいました。高祖母(ひいひい婆さん)の時代から東京で生まれて育ったので、地域に馴染むのに時間が掛かったのでしょう。でも、ご近所の方々がみんな良い方で、優しい方だけなので、妻はその点をとても気に入っておりますし、車社会なので、歩いている人が少なく、流行り病にも現在まで罹ったことが無いので、喜んで暮らしております。
ただ、未だに慣れないのが【虫】みたいです。この前もトンボを見かけて悲鳴をあげておりました。先日のことですが、玄関のドアを開けた瞬間にコオロギが家の中に入ってしまいました。当然、妻は絶叫です。私は捕まえて外に出そうと試みましたが、元気に飛んだタイミングで手が出て、払い落としてしまいました。まさに虫の息のコオロギ。拾い上げようとしたのですが、騒ぎを聞きつけて来た息子に止められました。『ハリガネムシが寄生している』というのです。へ?何?ハリガネムシ?それも、寄生しているというのです。どうしたら良いかを迷っていると、息子が、『ほら、出てきた』と。見ると、コオロギのお尻の辺りから、2ミリくらいの細さの虫が長く伸びて出てきたところでした。驚いていると、息子も初めて見たと言っておりました。何でも、妻が散歩をしていると虫などを見かけると騒ぐので、虫について詳しく調べていたそうです。
その夜、ハリガネムシについて、少し調べました。実に、興味深かったです。世界に2000種類もいるそうですが、日本では14種類が確認されているとのことです。コオロギよりもカマキリに寄生するのが有名なんだそうです。伸縮したりせず、体長は数センチから1メートル、ハリガネムシの成体は水中で交尾・産卵します。卵から孵化した幼生は水生昆虫に食べられ、その体内で休眠状態(シスト)になります。この水生昆虫がカマキリなどの陸生昆虫に捕食されると、ハリガネムシは陸生昆虫の体内で成長し、成体になります。何より驚くのが、宿主になった生物をコントロールする能力です。ハリガネムシに寄生されたカマキリやカマドウマは、水辺に移動し、水中に飛び込むように行動を操作されることが知られています。ハリガネムシは、宿主の脳内で特定のタンパク質を分泌することで、このような行動変化を引き起こすと考えられています。特に、水面の反射光に含まれる水平偏光を目印にして、水に引き寄せられることが分かっています。
問題は、人への寄生です。数十例あるそうです。もし寄生されたら、筋肉や神経に異常をきたすとか。ただ、都市伝説的な言われ方をしているのではとも考えられているので、そんなには危険ではないようです。今のところは、ですが。
でも、ハリガネムシと宿主の異常行動より、怖いことが起きる御時世です。お気を付けください。皆さまの毎日が楽しく喜びに満ちておりますようにと願います。それでは皆さま、これからも、トップクライムを宜しくお願い申し上げます。
店長:細渕 信行
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