羽生市の株式会社リバイブのブログ
2021年1月15日
2度目の緊急事態宣言の中、皆様、いかがお過ごしでしょうか?代表の細渕です。健康、大事ですね!これからも徹底してコロナ対策をしていきます。さて、サステナブルとか、SDGs(エスディージーズ)が注目され、各国、持続可能な目標を掲げ、取り組んでおりますが、最近の、『2050年までにカーボン・ニュートラルを達成する』とした、我が国の表明に驚いてしまいました。カーボン・ニュートラル、【脱・炭素社会】は、気球温暖化を考えると大歓迎なのですが、今の日本で、30年弱しか時間が無い中で、達成可能なのでしょうか?【脱・炭素社会】に、さっそく異議を唱えたのは、自工会の豊田会長です。世界のトヨタのCEOがまず仰ったのは、『待ってください!』です。何故か。それは、これから作る自動車を全て電気自動車に変えてしまうと、今の日本では、燃料となる電気が足らないからだそうです。どのくらい足らないかというと、原子力発電所でいうと、少なくとも、10基ほど造らなければならないそうなんです。現在、稼働している原子力発電所が9基で、その内の6基は停止中です。地震だの、台風だの、災害の多い日本で、原子力発電所を10基も増やすのでしょうか?放射能を発するゴミ、どこに廃棄するのでしょうか?問題、山積であることは、だれの目にも明らかです。それに、カーボン・ニュートラルは経済においてチャンスと政府は見込んでおりますが、環境活動家の、グレタ・トゥーンベリさんは、そういった話が出ると、『おとぎ話だ』と非難しております。生活水準を下げず、経済を成長させながら環境問題に取り組むことは、至難の業です。もちろん、今のままの地球を、次の世代に渡すのは、心苦しいので、何とか頑張ってもらいたいですし、現代を生きる私たちに出来ることがあるなら、やりますが、2050年までにできるのかは疑問です。ただ、もうすぐ、アメリカでバイデン政権が誕生します。トランプの時代、パリ協定から離脱しましたが、復帰し、環境問題の旗振り役として活躍が期待されておりますから、日本の政府の表明は間違ってはいないのです。アメリカではテスラ社の株価が爆上がりし、電気自動車への期待が高いことも存じ上げております。それから、中華人民共和国では、百度(バイドゥ)が自動車メーカーと共同で、電動スマートカーの会社を設立するということですから、負けてはいられないということも分かります。でも私だけでは無いと思うんです。原子力発電所を増やすのでは無く、何か別のやり方で、脱・炭素社会を築いてほしいです。それでは、長くなりましたので、この辺で。これからもトップクライムを宜しくお願い申し上げます。
店長:細渕 信行
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