福生市のワカバ美装のブログ
2024年3月22日
クロス張替えでは、極稀な例外を除けば、毎回古いクロスを剥がしてから、新しいクロスを張ります。
そのお陰で次の特有の利点があります。
そもそも劣化したクロス(5年超)を新しい状態のものにおきかえられます。
また、古いクロスの汚れやカビ等の視覚面だけでなく、それらからくる臭いを元から断てることにもなります。
具体的には油の重たい臭いから解放されます。
カビについては、よりカビの菌を減らしておけ、再発を防ぐまたは再発を遅らせるといったことに繋げていけるかと思います。
また、当然傷もなくなります。
穴が空いていたらボードを補修することもできます。
クロス製品の品質で、柄クロスや色クロスにすることもでき、ワンランク上の仕上がりも可能になってきます。
一般のクロスでも白地に薄いアイボリー、またはベージュをまぶしたような自然な風合いが出せる場合もあります。
また、一般のクロスでも吹付け柄、鏝塗り柄、織物調柄、タイル調柄といった表面パターン(凹凸)でのイメージチェンジもできます。
クロスは概ね5〜8年を経過すると環境による差がありますが、硬くなったり、クロス間の繋ぎ目が離れて目立ってきたりすることがあります。クロスはビニール製なので、ビニールの劣化等に基づく現象です。
クロスの張替えは、毎回剥がしてから張っておりますので、その経験に基づいたお話しをしますと、リフォームでは8年超の場合が多く、劣化が進んでいることも多いです。
このようなクロスは、到底剥がせますとか普通に言える状態ではなく、工夫しながら時間をかけてやっと剥がします。
下地のボードもかなり傷んでおります。
パテで表面処理してから、新しいクロスを張ります。
張ってあるクロスを劣化する前に張替え続けていけるのが理想ではあります。下地ボードの表面状態が綺麗な状態がずっと続いていきます。
下地をパテ補修するようなことがあったとしても、張った新しいクロスが劣化する前に張替えれば、下地ボードは剥がす前までの状態はキープできています。
下地ボードの保護の観点から言うと、劣化したクロスはなるべく早めに張替えた方がよく、できればにはなりますが、劣化前に張替えると良い状態がキープできます。
店長:佐藤道夫
リフォームでお客様の御快適な暮らしをサポートし18年。
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