入間郡三芳町の有限会社 実幸「Zikko」のブログ
2021年8月30日
皆さんこんにちは!
本多です。
本日はカーペットクリーニングのお話です。
写真のような立派な会議室です。
オフィスでは毎日土足で踏まれるカーペットですが、ダメージもそれなりに蓄積されていきます。
都会では炭素系の汚れ(排気ガス)や、土砂の汚れ(砂や土)があります。
靴の底に着いて入口付近から歩行導線に沿って伸びて行きます。
生活汚れとしては仕方のないことです。
繊維の中に刷り込まれた物は簡単には落とせません。
吸引力だけでは立ち行かないものなのです。
タービンブラシであったり、密閉性の要素が重要になります。
ウエット洗浄の場合では、密閉性を高める他に発泡性を生かして汚染の除去が可能になります。
要は泡立てて、汚れを浮かした瞬間を狙って吸水してしまうという事です。
洗剤の中には発泡剤という泡立つ成分が含まれています。
これは汚れに洗剤が勝っているかの目安にもなります。
この副産物の効果で、沁み込んだようなものを浮かせる効果もあります。
掃除機等では吸引仕事率と言ってワット数などで表示されていますが、浮遊物に対しては有効ですが、付着物や浸透物には効果的ではありません。
掃き・拭き・洗いの要領で言えば、掃きから拭き位の効果でしょう。
水浸しのカーペットをリンスしながら吸引すると、汚水と清水と合わせて回収しますので、ほぼ100%除去が可能です。
綺麗に見えるカーペットですが、回収した汚水はブラックコーヒーみたいな感じでした。
目に見えない汚れですが、洗うとさっぱりした感じがします。
人間のセンサーって、意外と凄いんですよ。
勿論、カビや花粉なんかも回収しています。
前処理(濃い目の洗剤を噴霧して、浮遊物を付着させる。+汚れを落ちやすくする。)してから機械洗浄(ブラシで洗う)その後のリンス作業(清水を噴霧しながら吸水)です。
目に見える様な物があれば、更に事前にバキューム掛けをします。
何段階も踏む作業ですが、この会議室(100平米ほど)で一時間程度で完了します。
作業の見た目はゆっくりして見えますが、非常に力の必要な作業になります。
カーペットを押さえつけないと密閉性が保てなくなり、回収率が下がってしまうのです。
困った時には是非ともお声掛けください。
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