入間郡三芳町の有限会社 実幸「Zikko」のブログ
2020年5月24日
皆さんこんにちは!
本多です。
今月も行ってきました。
マンモス団地。
作業前にこの建物に立って、しり込みをする者も居ます。
数万人の住むこの建物建物たちは、定期的に私達のような業者が清掃しています。
電源も水道も近くに無いので、台車に発電機と給排水のタンクを搭載して作業をします。
向こう側が見えないくらいに長い通路です。
ポリッシャーで洗浄しています。
この作業に耐える体力を維持するために、外出自粛期間中でもウォーキングしてきました。
作業では一日で二万歩歩くので、足が鈍るのが怖いのです。
山の方が鍛えられますが、今は町の中で我慢しています。
この作業でポリッシャー数万回も左右に振りますが、たったの一回でもドアには接触させません。
「万に一つ」なんて言葉もありますが、それすらも許されません。
ドアに傷が付いてしまいますからね。
過度な集中(不意に歩行者が来ますので、全方位に向けます)はしませんが、集中力を常に持続させています。
基礎体力と精神力は、常に訓練をしています。
話は変わりますが、先日テストをしました。
初級編の問題を用意して、回答させました。
流石に✖をもらう回答はありませんでしたが、全問正解には至りませんでした。
後日改めて再テストをします。
そうなんです。
清掃作業には知識も必要なのです。
知識・体力・技術・経験、それらを全て投入しても足りない時があります。
その時にあらためて自分の能力が問われます。
地力をつけていないと、その壁は乗り越えられません。
何かする度に「どうすれば良いですか」なんて言っている者には、正直言って「まともな作業」は出来ません。
私たちが目指すのは「単なる作業」ではなく、完璧な「仕事」なのです。
一人前になるには、ざっと十年はかかります。
単に十年間やっただけでは、その領域にはたどり着きません。
楽に過ごしてきた他所の中途半端な経験者は、殆どが弊社では通用しません。
自信満々に入社して、完全に落ち込んで退職していく者も多いです。
恰好ばかりの作業が出来ても、仕事の本質が理解できない者があまりに多いです。
弊社は確かに厳しい環境だと思いますが、そういう環境に応じられる者こそがお客様に求められている事だと思います。
楽はしません。
でも、楽しくはしています。
山に行くのと大して変わりません。
そういう人がここに居ます。
もうじき自粛も緩みますが、緩み切らずに気持ちは引き締めたいと思います。
創業昭和47年! 安全・安心・誠実に、お掃除させて頂きます! 厚生労働省・国家検定「清掃作業監督者」取得済み。
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