入間郡三芳町の有限会社 実幸「Zikko」のブログ
2019年4月21日
皆さんこんにちは!
本多です。
今回のお話は「フロアクリーニング」です。
床磨き機(ポリッシャー)で洗浄した後に、給水機(ウェットバキューム)で処理、最後にモップで拭き上げてワックス仕上げをする作業です。
最初の写真は、機械洗浄直後の写真です。
この段階で汚れが残っていると、汚れそのものも保護してしまうため、チェックが重要です。
次の写真は半分だけワックスを塗布した状態です。
この後に乾燥させますので、もう少し艶は引けて来ます。
初回のお客様でワックス仕上げが初めての場合は、床面に工場から出荷される段階の保護剤のあるものもあります。
新築で最初にツヤツヤして見えるのは、この保護剤によってなんです。
材料としての床材を出荷・移動の段階をする目的としているので、実際の使用では段々と取れてしまいます。
ワックスは床の「保護」・「艶出し」を目的に作られているので、一回の施工で5年くらいは持ちこたえます。
ワックスは私たちが「乾燥しました。もう歩かれても大丈夫です。」と言うタイミングでは、本当はまだ「結晶化」していないのです。
ほんの表面が乾燥しただけで、中身の層はまだ柔らかいのです。
どれほどの時間をかけて結晶化するかと言いますと、30日ほど掛かると言われています。
その間は固いものでこすったり、家具の模様替えはなるべくなさらないでくださいと説明しています。
実際の作業では、リビングルーム等で移動可能なものは全て移動します。
元に戻す時には細心の注意を払います。
何故にダブル仕上げなのかと言いますと、ビルクリーニングの場合は二層仕上げが基本とする考え方があります。
下地と仕上げ、みたいな事です。
これにより厚みが増し、より強固な被膜が形成されます。
ビルや店舗などでは大抵は土足ですよね。
そんな苛酷な状況にも耐える仕上げなのです。
これをお家でやると、スリッパや裸足なので耐久性はビルや店舗の比ではありません。
送風機で風を送って乾燥させますので、ある程度の空間のホコリも注意しないとなりませんし、送風機自体も持ち込まないとならないためハウスクリーニング業者ではやらないところも多いと思います。
耐久力が上がると、お客様にチョコチョコ呼んでもらえなくなりますし。
私は逆の考えで、一回の仕事の成果でお客様に過度な負担を求めるのはいかがなものか、と思っています。
「ああ、やってもらって良かった。」そう思って頂ける事が私達の爪跡なのです。
WAX仕上げ直後によくお客様に話します。裸足で歩いてみませんか?どうですかツルツルで気持ちいいでしょう?って。
これ、やってみると気持ちいいんですよ。
弊社で使用しているワックスはコンビニエンスストアや、スーパーマーケットでも使用できるハード仕上げになっています。
たまに3枚・4枚塗って欲しいと言うお客様もいらっしゃいますが、フローリングですと床が柔らかいのでマニキュアみたいに剝がれる可能性があります。
施工するのはご要望にお応えします。
仕上げのお好みは、お客様に合わせて行ないます。
よろしかったらお試し下さい。
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