創業５０年

2022年4月1日

皆さんこんにちは！

本多です。



今月は創業５０年の年になります。

ずっと携わるいたわけではありませんが、随分と長い間続いてきたものです。

というのが正直な感想です。



今でも続いている最初のお客さんと、ずっと一緒に過ごして来たのですね。



私が個人で独立した時に「一年で潰れるのは半分、三年で潰れるのは更に半分」なんて言われたものです。

銀行に信用してもらえるまで、三年間はかかるとも言われました。



個人企業でそれなりにやってきて、この会社を買い取った訳ですが、個人と法人では違います。

法務局への登記や、銀行口座も法律通りにしないといけません。

損害保険や社会保険も、キチンとしないといけません。

先代はこの辺が適当だったので、私の代からキチンとさせました。



当たり前ですが、人にかかるコストが増えました。

最低賃金も以前より上がりました。

今後は資材費や燃料費も増額するでしょう。

で？パフォーマンスが同じなら、会社なんてひとたまりもありません。



どこの会社でも「少数精鋭」を謳いますが、実際にできる所は少ないです。

一人当たりの運動量や、負担が増えるのに従業員が耐えられないからです。

でも、そこのノウハウがあれば可能です。



無駄な動きを一切無くせば、一人当たりのパフォーマンスは遥かに向上します。

要は、どれだけヒイヒイ言ってもやってこれたか？という事です。

「無理です」「駄目です」「出来ません」

これを口に出してしまうと、お客さんからの依頼も信頼も無くなります。



出来る様になるヒントは、そこらじゅうにあります。

それに気付く事が重要です。

例えば無断欠勤された時に、少数でも同一時間に終わらせられれば、無断欠勤した者は不要ですよね。

私を相手に無断欠勤したら？即刻そういう事になります。



個人の限界を引き上げる訳ですから、出来る人のギャラも上がります。

当たり前ですが、これをやらない経営者は多いです。

私はそういうのは好みません。

自分だけ「ウハウハ」っていうのが嫌なのです。



ホンモノにはホンモノの価値があるし、功には報いるのが当たり前と思っています。

ウチは割と給料は高いと思います。

５０年も値上げもせず、パフォーマンスを維持するって、こういう事だと思います。

それに感動とか喜びなんてのは共有した方が良い。

お客さんも、従業員も、その方が嬉しいですよね。

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