川崎市高津区の住まいの片づけ アルチザンワークスのブログ
2024年1月16日
最近、お客様から実家の片付けに関する相談や実際に片付け作業の依頼をお受けする機会が増えています。
依頼者様の年代としては40代後半〜50代、親御さんの年齢が70代〜80代で実家でお一人で住まわれているというケースが多いでしょうか。
片付け依頼のきっかけとしては、親御さんが急激に衰えてしまい介護が必要になり、介護ベッドを入れる場所の確保やヘルパーさんに来てもらうので片付けないといけなくなったなど、切羽詰まったタイミングでご連絡をいただくことがほとんどです。
それで、実際にご実家の方へ訪問させていただくと、やはり家全体が物で埋まっていて床も壁もほとんど見えないくらい物が積まれているような状態であったり、ゴミ屋敷化しているケースも非常に多いです。
(正直、ゴミ屋敷化したお家の片付けをさせていただく際は、超ガテン作業なので、衛生面的にもめちゃくちゃ気合い入れての作業になりますが…)
今回、参考事例としてあげた画像は、築40年以上の戸建4LDKのお家に80代のお母様お一人住まいのお宅に伺った際のビフォーの様子ですが、
たぶん、『うちの実家も似たような感じだぁ〜!』って思う方、かなりいらっしゃるのではないでしょうか?
ちなみにこちらのお客様(お母様)は、お体の方はそれほど悪いところはなくお元気そうだったのですが、認知症の症状が出ているようで段々と身の回りのことが自分ではできなくなってきているとの事でした。
以下、私がこれまで複数ご実家の片付け作業に伺った際に感じたことですが•••
・異常なほど同じ物をたくさん買い込んでいる
・家中どこもかしこも物が散乱している
・全く掃除をしていない
・空きパッケージ等を汚れたまま取り置いている
・傷んでいる食べ物を放置している
・ゴミを溜め込んでいる
・ネズミやゴキブリの糞がキッチン以外でも見られる
・部屋の電気が暗い、切れていても放置している
このようなことが常態化している場合、やはり認知症の症状が出ている方が多かったように思います。
年末年始でご実家に帰省された方も多いと思いますが、
もし、お家が以前よりも荒れていたり、親御さんの様子で「アレ?」って気になったことがある方は、一日も早く実家の片付けに着手していただき、将来かかる手間や負担が軽減できるようにしておいていただきたいなと思います!
防犯面、災害時の対策としてもお早めに!!
とにかく、いろいろな手続き等で必要な重要なモノ(不動産や保険関係の証書、銀行通帳や印鑑など)だけでも分かるようにしておいて下さい!
(片付いていないお家の場合、大事なモノが見つからないケースが本当に多いし、慌てて頼んだ片付け業者に誤って大事なモノまで処分されてしまったなんてこともよくありますから…。)
現在、親御さんが暮らしている実家を片付ける場合は、絶対に自分たちのペースで強引には進めないようにして下さいね。
ご家族だけで進めようとすると揉めてしまうことも多いので、できれば第三者(生前整理の知識がある方)と一緒に取り組んでいただくことをオススメします!
店長:上原 久子
【お片付け専門】お家の片づけ問題を根本解決!リバウンドしないお部屋作りを提供いたします。
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