うきは市のアリト電業のブログ
2025年11月7日
私が初めて本格的な珈琲を飲んだのは、叔母が喫茶店を始めた45年以上前のことです。今でも純喫茶の空間や雰囲気が好きです。それから、ずっと嗜んでいるのですが、あさくら珈琲は本当に美味しいので記事にアップさせて頂きました。
「あさくら珈琲」
この字体、凄く良いと思います。好きです。字だけで既に美味しそう。
実際、ちゃんとした豆を売って下さります。
そしてオーナーさんの人柄、
それがつまり、このコーヒーを格別なものにしています。
・・・
私は、食材に対し、そこにどういった魂を見出すかということを注意してきました。
例えば「鶏」の持つ記憶
どういう環境で育ったのか、
例えそれを知らなくとも、
知っている記憶の中から、
「陽の当たる庭、歩き回れる大地、喧嘩もあるかもしれないけど、精一杯遊び、草を食み、お腹いっぱいで、温かく幸せに眠れる小屋。愛した者との結晶。優しく見守ってくれた人間たち。」
そう、思い描いて食べる鶏肉や卵は、
味もさることながら、実際に体で活躍する栄養も変わる。
僅かな毒素なぞは良薬とさえなる。
何より、感謝をより良く、深く感じ、活かされていることを実感できる。
※訳の分からない現代病などは、
この「感謝心」の欠如から生じていると私は思います。
魂を感じる心は、大量消費の時代に於いては特に忘れがちではないでしょうか。
その声が聴きとれないのではなく、聴こうとしていないだけです。
「アニミズム」
「八百万(やおろず)の神」
我々日本人が本当に大切にしていく精神だと、私は思います。
・・・・・
「あさくら珈琲」
ここの豆には、前述のその育った環境を想起させる力があります。
それだけナチュラルであるということです。
そして「珈琲は作品」なのだと気が付きました。
生み出した作品は、オーナーの事を言葉よりも鮮明に饒舌に伝えてくる。
販売者の想い、思念がクリアであることが触れてわかる。
「この方は珈琲豆を通じて、喜びの伝搬がしたいのだと。」
・私のいつもの所作が、自然とゆっくり、優しくなっていきます・・そして口に運び、魂が共震している・・・
それが本物である何よりの証拠です
姿勢よく誠実に、心をこめて今を生きる。
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