川西市のみやはら工房のブログ
2025年4月26日
こんにちは!
今回は、室内ドアにできてしまった大きなえぐれ傷の補修事例をご紹介します。
写真のとおり、かなり目立つ破損状態でした。
広範囲にわたる損傷は、表面材が破れ、穴が開いている状態。
「このドア、もう交換しかないかも……」とお客様も大変悩まれていたそうです。
ですが、ドア交換となると本体価格に加え、脱着費用、内装工事と高額な出費になります。
そこで、費用を抑えながら見た目を回復できる補修を当店にご依頼いただきました!
⸻
補修作業について
破れた部分をきれいに整形し、
専用の補修材で下地を形成、表面を丁寧に仕上げていきます。
色柄もできる限り周囲に合わせて再現。
木目調のパターンに合わせ、手作業で丁寧に模様も描き込んでいきました。
※※※広範囲の補修で知っておいてほしいこと※※※
今回のように「広範囲に破れた木製ドア」を補修する場合、
正直なところ、完全に「新品同様!」という仕上がりは難しくなります。
補修跡はパッと見では分かりませんが、
光の当たり方や見る角度によって、
微妙な質感や光沢の違いが感じられることもあります。
特に、面積が広い補修ほど「完璧な違和感ゼロ」は難しい、
これが木製建具補修の正直なところです。
⸻
それでも補修には大きなメリットがあります!
• 交換より圧倒的に安い(費用が1/3〜1/5になることも)
• 工事期間が短い(基本はその日中に完了)
• ドアや建具のデザインを変えずに済む
何より、
「もうダメだと思っていたものが蘇る」感動があります!
今回のお客様からも、
「ここまできれいになるとは思わなかった」
と大変嬉しいお言葉をいただきました。
⸻
当店の考え
私たちは、ただ「直しました!」と謳うだけではなく、
施工前に仕上がりのイメージやリスクも正直にお伝えすることを大切にしています。
「新品のように100%戻したい」
「多少の違いがあっても費用を抑えたい」
お客様ご自身に選択していただけるように、
しっかりと情報を開示するのが私たちのスタイルです。
店長:宮原勝己
有機溶剤を使用しない身体に優しい当店のリペアで、お掃除する様に傷を直しませんか?
<近畿>
大阪府
兵庫県