川西市のみやはら工房のブログ
2025年10月20日
こんにちは!
本日はフローリング補修の施工実績をご紹介致します。ご依頼時のご参考になれば幸いです。
■ 依頼内容
お引越しを前に、「ベランダ前の床に黒いカビが広がってしまったため、きれいにしてほしい」とのご依頼をいただきました。
現場は神戸市東灘区のマンションで、ベランダ前のフローリング部分、幅約3,600mmにわたって黒ずみが見られました。
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■ 状況と課題
床材は木製ではなく、ビニール製のクッションフロア。
この素材は一般的な木部補修で使われるラッカー系塗料を使用すると表面が溶けてしまうことがあり、
補修を断られるケースも少なくありません。
また、表面が柔らかいため、固い塗膜を作る塗料では追従できず、仕上がり後にひび割れが生じることもあります。
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■ 施工内容
今回の補修では、溶剤を一切使用しない水性塗料で施工を行いました。
素材を侵さずに着色できるため、クッションフロアにも安全に対応できます。
まずはカビの原因となっていた表層の汚れと劣化層を除去し、下地を整えた上で、
周囲の色味に合わせて慎重に調色。
複数回に分けて塗り重ね、光の当たり方によるムラを抑えながら、
自然な質感と艶を再現しました。
作業時間は約5時間。
施工後すぐに室内を使用できるほど臭いも少なく、仕上がりの自然さにもご満足いただけました。
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■ 仕上がり
施工前は黒く目立っていたカビ跡が消え、
床全体のトーンが明るくなりました。
もともとの木目柄もそのまま生かしているため、
補修跡がほとんど分からない自然な仕上がりです。
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■ まとめ
クッションフロアや塩ビタイルなどのビニール系床材は、
素材に合った塗料と技術を用いないと変形や変色の原因となります。
当店では、溶剤を使わない安全な水性リペア工法により、
さまざまな床材に対応しています。
「他店で断られた」「素材が特殊で不安」という場合も、
まずはご相談ください。
 
        店長:宮原勝己
有機溶剤を使用しない身体に優しい当店のリペアで、お掃除する様に傷を直しませんか?
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