本日２件目の作業（台東区）

2020年5月8日

本日２件目のお客様のトラブルはインターネットにつながったり切れたりを繰り返すとのことで、早速無線LANルーターのランプを確認すると「インターネット」のランプが緑になったりオレンジになったりを２、３分おきに繰り返すという状況でした。
さっそくそのルーターのローカルに有線でパソコンと接続し設定画面をみると、回線側の設定がPPPoEしかない。
上級設定メニューにもローカルルーター、もしくはアクセスポイントに設定する手段はなかった。
そのルーターは某大手通信キャリア様のレンタル品で、ルーターのWANポートからケーブルをたどると、壁コンセントの「インターネット」というラベルの貼ったモジュラーの口に刺さっている。
すこし不自然と思いながらも、障害切り分けをするため、通信キャリア様のサポートに電話すると、「ただいまコロナウィルスのため、電話にでれません」というメッセージがでて、電話がきれてしまう。お客様も何回もサポートに電話されたようですが、今日はまったく電話がつながらないとのことで、しかたないのでもう一度ルーター設定画面にログインしなんとかアクセスポイントモードに切り替える手段を探るもありませんでした。
PPPoEの接続状況確認しても「接続中」にはなっておらず、ふと壁のコンセントに「インターネット」と表示されているのを考え、自分のパソコンをダイレクトにその口に挿し、DHCPで設定したらつながった。このマンションは「インターネットマンション」だったのです。しかしなぜ大手通信キャリアの方は、その回線終端装置をそこにつけたのか疑問でお客様にマンション側のインターネット管理している窓口電話番号を聞き問い合わせ、やはりインターネットマンションでイーサネットだったのです。
某大手通信キャリア様の作業員は、なにをもって開通OKとしたのか。お客様は以前この部屋でなく他のマンションにすんでいて、その時にそのキャリアさんのインターネット回線でつかっていたルーターを、半年前に引っ越しした今の部屋へ移設したとのこと。

おそらく、その通信キャリアの作業員は、ただそのルーターを「インターネット」の口に挿したらその時たまたまつながったから、それでよしとしたのではないかと推察いたします。

もしそうだったとしたら、その通信キャリア様には半年間毎月４７００円近く支払ったのに実際使えてなかったということになります。

それをお客様にお伝えし、新しい無線LANルーターをネットで探し、それを購入いただき、後日アクセスポイントに手動設定したのち「インターネット」のコンセント口にさしていただければ、無線LAN簡単に構築できることを説明し、ご納得されたようでした。

しかし、そのキャリアさんの作業は上記があっているとすれば、たいへんお粗末な作業です。
半年間のインターネット接続費用、私が今回対応した作業費はその通信キャリア様に請求したいくらいです。

今回はコロナウィルスの影響で回線確認がサポートとできなかったため、このような結果となってしまいました。

ただどうしても今回作業したなにか成果を得たかったため、インターネットの口から急遽テレビのLANポートまで有線配線し、テレビを設定して、AMAZON PRIME VIDEOなど動画を見れるようにしてきました。

こんな時ですから自宅のネットが使えないのはお客様が気の毒です。

なんとかどこの通信キャリア様も、サポート窓口は電話にでていただきたいと思いました。

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