七五三・7歳さまの笑顔

2019年12月12日

きもの美人道の権田ひとみです。

7歳のお嬢様と、ママのお支度をさせていただいたF様より
お写真をいただきました。

お嬢様のお召しになっているお着物は、
おばあちゃまのもので、
ママもやはり7歳の時にお召しになっています。
今回ママは色無地をお召しになりましたが、
こちらもおばあちゃまのものでした。

両方とも、保存状態がびっくりするくらい綺麗でした。
着物を大切に保管してくださって、感激です。
着物を受け継いでくれる娘さんや姪御さんがいらっしゃって、
本当にお幸せなことです。


お嬢様の祝い着の帯は、本格的な手結びの帯。
着付け師としてはとてもやりがいのあるものです。

が、しかし・・・
大変なのはお嬢様。

帯って、巻く時にしっかり立っていていただかないと、
締められないのです。

着付け師がいくら力を入れても、身体が回ってしまうと、
帯は巻けません。

以前、短大で着物の着方を教えたことがありますが、
ひとり、帯を巻く方向に回ってしまう学生がいて、
いつまでたっても帯が巻けなかったのを覚えています。笑

なので、お嬢様には、
壁に向かってつかまっていただきながらの帯結びでした。

日本髪を結うのも時間をいただきますし、
かなりお疲れになられたことと思います。

お写真をいただいて、
にっこりピースをされていたのでホッとしました。

着付け中、着物をみながら、
おばあちゃまとママが、ママの七五三のときの様子を話されて、
とっても楽しかったです。

着物を見ると、またその時のことが
よりリアルに思い返されるのでしょうね。

それにしても、お嬢様、朝早くから頑張りました！
花丸差し上げます〜〜！＾＾

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