宇都宮市のタスカル株式会社のブログ
2025年12月1日
ドラム式洗濯機は便利な反面、内部構造が複雑で汚れが溜まりやすい家電です。
「においが取れない」「黒い汚れがつく」「乾燥が弱い」といったトラブルが起きるのは、多くの場合 内部のカビ・ホコリ・石けんカスの蓄積 が原因です。
タスカルではこれまで多数のドラム式洗濯機をクリーニングしてきましたが、実務経験から導き出した答えはとてもシンプルです。
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■ 結論:ドラム式洗濯機クリーニングの最適なタイミング
① 年3回(4ヶ月に1度)がおすすめ
ドラム式は縦型より湿気がこもりやすく、乾燥フィルターやダクト部分に汚れが溜まりやすい構造です。
そのため、以下の3つの季節に定期的にクリーニングしておくと、トラブルが圧倒的に減ります。
春(3〜4月):冬の部屋干し・乾燥機多用の汚れをリセット
夏(7〜8月):湿気が最も多く、カビが繁殖しやすい時期
冬前(11〜12月):乾燥機を使う回数が増える前に内部を清潔に
特に 夏前に1回 入れておくと、嫌なにおいが出にくくなります。
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② 症状が出たときは早めのクリーニング
次のような症状は、ほぼ確実に「内部のカビ・ホコリ詰まり」が原因です。
洗濯物が生乾きのにおいになる
黒いポツポツ汚れが付く
乾燥に時間がかかる or 全然乾かない
洗濯槽の奥からカビ臭がする
フィルター掃除しても改善しない
これらが出たら、季節に関係なくクリーニングを入れるのが最善です。
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■ ドラム式が汚れやすい3つの理由
1. 構造的に湿気がこもる
ドラム式は密閉性が高く、縦型より乾きにくい構造です。
湿度が高いまま放置されると、カビの温床になります。
2. 石けんカスが溜まりやすい
節水設計のため、洗いとすすぎの水量が少なく、
洗剤・柔軟剤が洗濯槽の奥に残りやすいのが特徴です。
3. 乾燥フィルターやダクトにホコリが詰まる
乾燥機能をよく使う家庭ほど、内部のホコリが蓄積され、
乾燥効率が落ちてイヤなにおいにつながります。
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■ タスカルに寄せられる「よくある相談」
乾燥が急に弱くなった
洗濯物が臭う
赤ちゃんが生まれるので中をキレイにしたい
市販の洗濯槽クリーナーで改善しない
フィルター掃除をしても不調が続く
特に 2〜3年以上使用しているドラム式 は、内部に汚れが蓄積しやすいため、定期クリーニングでのリセットが非常に効果的です。
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■ 自宅でできる簡単なお手入れ(普段からの予防)
乾燥フィルターは毎回掃除
パッキン部分のカビ汚れはこまめに拭き取り
洗剤はできるだけ「液体洗剤+酸素系漂白剤」を使用
洗濯終了後はドアを開けて湿気を逃がす
月1回の洗濯槽クリーナー(酸素系)も有効
ただし「内部のダクト」「乾燥経路」「見えない配管」までは家庭では触れません。
ここが汚れている場合、プロの分解クリーニングでしか改善しないケースが多いです。
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■ まとめ:トラブルを防ぐなら「年3回」+「症状が出たとき」
ドラム式は湿気・石けんカス・ホコリで汚れやすい
におい・黒カビ・乾燥不良の症状が出たら早めの対処が必要
家庭でのケアでは限界があるため、プロの分解洗浄が効果的
タスカルは栃木県内で ドラム式洗濯機クリーニングを専門的に対応 しています。
「においが気になる」「乾燥が遅い」などの症状があれば、お気軽にご相談ください。
店長:仲村 諒
安心・清潔・丁寧をモットーに心を込めて対応致します!
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