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町田市の出張専門マッサージのブログ

思考とストレスの関係①

2025年7月24日

こんにちは。
誰もが日常で、思い通りにいかないことや、予期せぬトラブル、心がざわつく出来事に出会うことがあります。
「どうしてこんなことが起きるんだろう」「なんで私ばかり…」
こうした思考に心を引きずられ、さらに苦しくなる——そんな経験は誰にでもあるのではないでしょうか?

■ 苦しみは「矢」でやってくる

仏教には、「第一の矢・第二の矢」という非常に象徴的な教えがあります。

人生における苦しみには、



一つ目は避けようのない出来事による痛み(第一の矢)、
二つ目はその出来事に対する自分の解釈や思考がもたらす苦しみ(第二の矢)、
というふたつのレイヤーがあると説かれています。

たとえば、誰かに心ない言葉をかけられたとき。
その瞬間、「傷つく」という痛みが走ります(第一の矢)。
でも、問題はその後です。
「私のどこが悪かったのか」「また言われたらどうしよう」「やっぱり私はダメな人間だ」と考え始めた瞬間、さらに深い苦しみが自分の中に広がっていきます。
この「自分で自分を刺す矢」が第二の矢。
私たちは、実際には起きていない“頭の中の出来事”で自分を苦しめていることが多いのです。

■ 人間は「現実」ではなく「思考の世界」に生きている

このことは、現代心理学や認知科学でも同じように説明されています。
私たちは出来事そのものを体験しているのではなく、**「出来事に対する自分の解釈」**を体験しています。

つまり、現実をどう感じるかは、すべて「自分の考え」によってつくられているのです。

たとえば、まったく同じ出来事でも、ある人にとっては「感謝すべき学び」になり、別の人にとっては「絶望すべきトラウマ」になる。
この違いを生み出しているのは、“外の現実”ではなく、“内側の思考”です。

そして、もしそうであるならば――
自分の考え方を変えることで、人生の経験そのものを変えることができるという可能性が開かれます。

■ 「考え」と「思考」はまったく別のもの

ここで、ひとつ大切な概念をお伝えします。
それが、「考え(Thought)」と「思考(Thinking)」の違いです。



「考え」は、私たちの頭に自然に浮かぶもので、努力せずとも生じる“知的な素材”のようなもの。創造性や直感、可能性に満ちています。
「思考」は、その考えについてエネルギーを使って考え込む行為。それが始まると、私たちは一気に感情のジェットコースターに乗せられます。
ここでひとつの思考実験をしてみましょう。

■ 思考実験:あなたの理想の年収は?

まず質問です。
「1年で稼いでみたい理想の金額はいくらですか?」

数秒でひとつの答えが頭に浮かんだはずです。これが「考え」です。
その瞬間、もしかするとワクワクしたり、広がりを感じた人もいるかもしれません。

では次に、その金額に5を掛けてみてください。

今度はどうでしょう?
「そんなの現実的じゃない」「稼げるわけがない」「どうやって?」
そんな思考が次々に浮かび、心に重さや不安が生まれてきませんでしたか?

そう、ここからが「思考」です。
私たちは自分の頭に浮かんだ考えを、つい深掘りして判断・比較・不安を加え、そして苦しみを生み出してしまうのです。

■ 苦しみは「思考」から生まれる

ポジティブな感情は、思考からではなく考えるのをやめたときにふと現れるものです。
安らぎ、愛、喜び、感謝といった感情は、“存在している”だけで自然と湧いてくるもの。
それが私たちの本来の状態です。

けれど、私たちは「こうあるべき」「なんであの人は」「これが足りない」と、無意識に思考を重ね、ポジティブな感情の源泉を自らせき止めてしまいます。

■ ネガティブな感情は「思考しすぎ」のサイン

私は、自分の心の中の**「感情」**を“内なるレーダー”として使っています。
心が重い、ざわざわする、不安がある……そんなときはたいてい「思考しすぎているサイン」なのです。

逆に、ふっと気持ちが楽になったとき、アイデアが自然に湧いたとき、心が軽いと感じるとき――それは、「思考していない状態」にある証拠です。

この感覚を大切にすることで、人生の体験は根本から変わり始めます。

■ 「考えるのをやめた瞬間に、幸せが始まる」

この言葉は、東洋の哲学者・老子が伝えた知恵でもあります。
現代の混沌とした社会のなかで、情報や不安に飲まれてしまいそうになるときこそ、「思考を手放す」ことの価値は大きくなっています。

そして思い出してください。



「考え」は創造的で自由な素材。
「思考」はその素材を制限し、私たちを縛りつける行為。
どちらを選ぶかで、私たちの経験は大きく変わるのです。

🌱 次回予告:「考えすぎない」練習・実践編!

次回は、今回の内容をふまえて、
**「思考を手放す具体的な方法」**や、
**「考えすぎない練習」**を実際に行うためのシンプルな実践法をご紹介します。

誰でもできて、気づきとともに心が軽くなる方法です。
「思考のクセを手放したい」「頭の中がうるさい」「もっと心穏やかに過ごしたい」そんな方は、ぜひお楽しみに。

✍️まとめ

苦しみは、現実ではなく「思考」から始まります。
今の経験は、自分の頭の中のストーリーによって作られています。
そのストーリーを信じ込む前に、少しだけ立ち止まり、自分の中の静けさに気づいてみましょう。

「考えるのをやめたとき、幸せが始まる」
その感覚を、日常の中で少しずつ取り戻していきませんか?

店舗情報

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店長:石綿 竜大

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