小田原市の株式会社カメ建のブログ
2025年12月18日
扉の不具合が引き起こした、胸の痛むニュースを受けて
先日、扉の不具合が原因とみられる痛ましい事故が報じられ、多くの方が胸を痛めたのではないでしょうか。
今回は決して他人事ではなく、私たちの暮らしのすぐそばにある「建具」の問題でした。
扉は、毎日何気なく開け閉めする存在です。
しかし、少しのズレや違和感を放置した結果、大きな事故につながる可能性があることを、改めて考えさせられる出来事でした。
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○「ちょっとおかしい」は、実は危険のサインかもしれません
建具の不具合には、よくある前兆があります。
• 扉が重い・勢いよく閉まる
• 開閉時に引っかかる・擦れる
• 最後まできちんと閉まらない
• 音がうるさくなった
• 子どもや高齢の方が扱いにくそうにしている
こうした症状は、
「まだ使えるから」「そのうち直そう」と見過ごされがちです。
ですが、建具の不具合は“自然に治ることはありません”。
むしろ少しずつ悪化し、思わぬケガや事故につながるケースもあります。
「まさか自分の家では…」
そう思っていても、事故は**“よくある小さな不具合”の積み重ね**から起こることがほとんどです。
この機会にぜひ、ご自宅の扉を一度チェックしてみてください。
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ご自宅でできる【建具・扉の安全チェックリスト】
以下の項目に、ひとつでも当てはまったら要注意です。
開閉時のチェック
☐ 扉を開け閉めすると重い・引っかかる
☐ 勢いよくバタン!と閉まる
☐ 開閉時にキーキー・ガタガタ音がする
☐ 最後まできちんと閉まらない/勝手に開く
扉本体・枠のチェック
☐ 扉が斜めになっている気がする
☐ 枠や床に擦れた跡がある
☐ 扉の下が床に触れそう
金具・部品のチェック
☐ 丁番(蝶番)がグラついている
☐ ネジが緩んでいる・外れかけている
☐ ドアノブや引き手がぐらぐらする
☐ 扉を止める金具が効いていない
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チェックが入った方へ|放置するとどうなる?
建具の不具合を放置すると、
• 指や手を挟む事故
• 扉が急に外れる・倒れる
• 小さな力で扱えず転倒する
• 修理では済まず交換が必要になる
など、ケガや出費のリスクが高まります。
特にお子さまやご高齢の方は、
大人が「大丈夫」と思う状態でも危険な場合があります。
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建具修理は「早め」が一番安全でお得です
違和感の段階であれば、
• 調整のみで改善するケースが多い
• 作業時間も短時間
• 費用も最小限
• 事故を未然に防げる
“壊れる前”の修理こそ、安心につながります。
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弊社の建具修理について
弊社では、
「今すぐ修理が必要か分からない」
そんな段階からのご相談も大歓迎です。
• 擦れる、閉まらない、重いなどの軽微な不具合対応
• 原因を見極めたうえでの適切な調整
• 小さなお子さま・ペットがいても配慮した作業
• 無理な交換や不要な工事はしません
“安心して快適に暮らせる状態”を取り戻すことを大切にしています。
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チェックは「今すぐ・5分」でできます!
扉の事故は、
点検して対処をすれば防げたケースがほとんどです。
このブログを読み終えたら、
ぜひ一度、ご自宅の扉を開け閉めしてみてください。
そして、異常があれば修理を
ご自身でできる簡単な修理やメンテナンスもございます。
「ちょっと気になるな」
その感覚が、事故を防ぐ第一歩です。
最後に
今回の事故により、尊い命が失われたことに、心より哀悼の意を表します。
ご家族やご関係者の皆さまのお気持ちを思うと、言葉が見つかりません。
この出来事が、同じ悲しみを繰り返さないための気づきとなり、
一人でも多くの方の安全につながることを、切に願っております。
亡くなられた方のご冥福を、心よりお祈り申し上げます。
店長:山室 光生
家族の暮らしに、清潔と快適を-暮らしの“ちょっと気になる”を、プロの技でリセット-
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