ご供養という考え方

2018年8月17日

お客様からお引き受けしたお品物は、できる限りリサイクルできるように段取りますが、
一定期間在庫としてもリサイクルに回せないお品も一定数ございます。
その場合に私は「お役目を終えました」と考えます。
人間的な言い方をすれば「ご供養」と申しましょうか…。
日本人には『万物には魂が宿る』という考え方がありますので、どうやら私もそれに準じた思考をするようです。
使えるものであれば、できれば誰かに使っていただきたい…ただ、時代によってニーズが合わないお品もあります。
そういう時は、例えばタンスであれば「タンスとしての役目を終えてまた次のお品物に魂が移るのだろうな』と考えています。
そしてまたどこかの誰かのお家で別の姿で愛用されることでしょう。
手を合わせるまではいたしませんが、廃棄処分にする時にはそこはかとなくちょっとだけ感傷的になります。
皆様もぜひお手元にある全てのお品を可愛がってあげてくださいませ。
いつも皆様ありがとうございます。

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