中央区の東京ベイ調査事務所中央のブログ
2024年6月19日
盗撮カメラ、現代はWi-Fiに繋げるのが一般的です。
一昔前の盗撮カメラはカメラ自身から電波を発信して専用の機器で画像を観る物でした。しかし、電波の届く距離が限られており、割と近くにいないと観る事ができません。
それに比べ、Wi-Fiを使用すると世界のどこにいてもリアルタイムに映像を観る事ができてしまうワケです。
デジタル電波のため、映像を探査機で観る事ができず発見云々といよりも、設置の有無さえ判別する事が難しいワケです。
最近ではスペクトラムアナライザという周波数の強弱を分析するという方法がありますが、基本的にWi-Fiがなければ繋げる事ができないので、自宅にあるWi-Fiルータか、あるいは近くのどこかに、モバイルWi-Fiを設置してカメラに繋げるという可能性が高いという事になります。
そこで、Wi-Fiにカメラが繋がっているかどうか?を、特殊なソフトを使って視覚化して分析するという事が、ファストフォレンジック技術で調べます。
写真にある、IPv4という表示はカメラの可能性を示唆します。
もうひとつの写真では、あるメーカーの機器が接続されている事が視覚化してわかります。このメーカーはWi-Fiルーターなども扱っていますが、ご自身の家にこのメーカーのルーターを使用していない場合、カメラの可能性が大変高く、すなわち、ご自宅のルーターにカメラが接続されている、という事になります。
あとは、その設置場所の特定になるという事です。
店長:河村真吾
公安委員会に届出。世界探偵協会の正会員。バックグラウンドが探偵業だから些細な痕跡も逃さない。東京商工会議所会員なので安心
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