さいたま市西区のアンテナ屋さん.comのブログ
2026年1月7日
こんにちは、アンテナ屋さん.com 店長の熊谷です。
テレビアンテナ工事のご相談で、意外と多いのが
「水平偏波と垂直偏波って何が違うの?」
「自分の家はどっちを選べばいいの?」
という疑問です。
この偏波の違いを理解していないと、
・アンテナを立てたのに映らない
・一部のチャンネルだけ受信不良になる
といったトラブルにつながることもあります。
この記事では、アンテナ工事の知識がない方でも分かるように、
それでいてプロ目線の重要ポイントもしっかり押さえて解説します。
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目次
1. 偏波とは何か?まずは基本から
2. 水平偏波とは?特徴と使われる理由
3. 垂直偏波とは?特徴と向いている環境
4. 水平偏波と垂直偏波の決定的な違い
5. 偏波を間違えるとどうなる?よくある失敗例
6. 偏波は自分で選べる?実は決まっています
7. プロが現場で偏波を判断するポイント
8. まとめ|偏波を理解すればアンテナ工事は失敗しない
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1. 偏波とは何か?まずは基本から
偏波とは、テレビ電波がどの向きに振動しながら飛んでくるかという性質のことです。
テレビの電波は目に見えませんが、
実は「横方向」または「縦方向」に揺れながら送信されています。
この揺れ方の違いが
・水平偏波
・垂直偏波
という2種類に分かれます。
アンテナは、この電波の揺れ方と同じ向きで設置しないと、
本来の性能を発揮できません。
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2. 水平偏波とは?特徴と使われる理由
水平偏波とは、電波が地面と平行(横方向)に振動している状態です。
水平偏波の特徴
・日本で最も多く使われている
・古くから地デジ放送の主流
・広いエリアを安定してカバーしやすい
多くの送信所では、今も水平偏波が採用されています。
そのため、屋根上に立っているアンテナを見ると、
素子(横棒)が地面と平行になっているケースが多いのです。
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3. 垂直偏波とは?特徴と向いている環境
垂直偏波とは、電波が地面に対して縦方向に振動している状態です。
垂直偏波の特徴
・都市部やビルが多い地域で使われることが多い
・反射や回り込みの影響を受けにくい
・省スペース設計と相性が良い
建物が密集している地域では、
電波が反射して複雑な動きをするため、
垂直偏波の方が安定するケースがあります。
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4. 水平偏波と垂直偏波の決定的な違い
大きな違いは、アンテナの向きと受信できる電波です。
・水平偏波用アンテナで垂直偏波は受信できない
・垂直偏波用アンテナで水平偏波は受信できない
つまり、
偏波が合っていない=電波を正しくキャッチできない
ということになります。
アンテナの性能が悪いのではなく、
向きが違うだけで映らないというケースは非常に多いです。
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5. 偏波を間違えるとどうなる?よくある失敗例
現場でよく見る失敗例をご紹介します。
・DIYで設置したが全く映らない
・一部のチャンネルだけブロックノイズが出る
・天候が悪いとすぐ映らなくなる
これらの原因を調べると、
送信所は垂直偏波なのに水平偏波で設置されていた
というケースが少なくありません。
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6. 偏波は自分で選べる?実は決まっています
「水平と垂直、どちらが良いですか?」
と聞かれることがありますが、実は選べません。
偏波は
・地域
・受信する送信所
によってあらかじめ決まっています。
そのため、
「デザインアンテナだから垂直」
「屋根裏だから水平」
という単純な話ではありません。
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7. プロが現場で偏波を判断するポイント
私たちプロは、次の点を必ず確認します。
・送信所の偏波方式
・周辺環境(建物・地形)
・実測した電波の質
机上の情報だけでなく、
実際の電波状態を測定して判断することが、
安定受信には欠かせません。
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8. まとめ|偏波を理解すればアンテナ工事は失敗しない
水平偏波と垂直偏波の違いは、
アンテナ工事の中でも非常に重要な基本知識です。
・偏波が合っていないと映らない
・アンテナの性能以前の問題になる
・地域ごとに正解は決まっている
「アンテナを立てたのに映らない…」
そんな失敗を防ぐためにも、
偏波を正しく理解し、プロに確認することが大切です。
アンテナ工事で不安なことがあれば、
ぜひアンテナ屋さん.comまでお気軽にご相談ください。
現場経験をもとに、分かりやすくご説明いたします。
店長:熊谷 学
お客様あの声をかたちに。プロの技術でどこにも負けない施工品質をお約束いたします。
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