小平市の家守 西東京のブログ

トコジラミに絶対やってはいけない3大NG

2020年3月15日

トコジラミのご依頼が
猛烈な勢いで増えています。

一戸建・マンション・アパート・都営住宅
社員寮・学生寮などの一般住居から
ネットカフェ・ホテル・ゲストハウス・民泊
古着店・病院からも、ご依頼が増えました。


猛烈なかゆみで皮膚科へ行くと

「おそらくダニでしょう」

と診断され、かゆみ止めをもらい
多くの方が市販のダニ用燻煙剤を焚くのですが

市販薬を使っても全く刺される回数が減らず
ネットで検索した結果

「どうやらトコジラミという虫らしい」

と判明し、駆除のご依頼をいただく
と言うのが、最も多いパターンです。


トコジラミには市販の殺虫剤の主成分である
ピレスロイドが効かないため
市販の燻煙剤(トコジラミが対象害虫に
なっている商品もあります )を焚いても
駆除できないばかりでなく

燻煙剤の煙から逃れた個体が
生息範囲を広げてしまいます。

(トコジラミは飛べませんが
 意外に足が速い虫なのです)

そのため寝室で発生したトコジラミが
市販の燻煙剤を焚くことで
家全体に拡散してしまうのです。


トコジラミのメスは1日に5個
生涯に200~500個の卵を産みます。

痒みの原因がトコジラミと判明したら
絶対に市販の燻煙剤は使わず
1秒でも早く完全駆除まで責任を持つプロに
ご依頼いただくことを強くお勧めします。



二つ目のNGは
「駆除業者の選択ミス」です。

弊社にトコジラミをご依頼される前に
自称プロの業者に依頼して駆除ができず
高額な駆除費用や貴重な時間を
無駄にしてしまうお客様が
年々、増えています。

一例を挙げると
60平米の2LDKを1回施工で25万円という
トコジラミ専門を謳う業者に依頼し
駆除後も毎晩、刺されるので
再施工を依頼すると

「壁の中にトコジラミが入り込んでいるので
 追加で50万円かかります」

とシレっと言われる。

翌年、全国に営業所のある
大手の駆除業者に依頼すると
「4回施工で100万円」
という見積りを出されて断念。

その翌年、弊社にご依頼いただき
3回施工で完全駆除。

お支払いいただいた金額は
174,000円(税込)でした。


しかし、施工を依頼しようとする業者が
どれくらい施工実績があるのかは
素人には簡単に判断できません。

一般常識では考えられませんが
何度もトコジラミ駆除をしたことがあっても
一度も駆除を成功させたことがない業者は
一定数、存在します。

なので、見積り・調査時には
必ず以下の点を確認してください。


【①使用薬剤】

トコジラミには市販薬に含まれる
ピレスロイドが効きません。

なので、必ず使用薬剤名を聞いて
その場で成分名を検索してください。

成分名が「ピレスロイド系」の場合
その業者では駆除できないでしょう。

同じ理由で、施工に燻煙剤
(主成分がピレスロイド系の
 業務用バルサンなど)
を使用する業者も候補から外してください。

自分で市販の燻煙剤を焚いて
トコジラミの生息範囲を広げるのと
同じ結果になります。

依頼しても大丈夫な業者は
「メタジアミド系(テネベナール・ブロフラニリド)」
「有機リン系(プロペタンホス・フェニトロチオン)」
をローテーションで使い
部分的に「カーバメイト系(プロポクスル)」
や高温スチームを使う業者だけです。

※有機リン系は必ず「MC(マイクロカプセル)剤か?」ご確認ください。

ちなみに卵には薬剤が効きません。

弊社では上記薬剤と高温スチームに加え
孵った幼虫の脱皮を阻害する薬剤を
使用しています。

この薬剤の哺乳類に対する毒性は
ほぼゼロです。


【②施工回数】

トコジラミは年々、薬剤への耐性が
強くなっています。

弊社でも数年前までは2回施工で
完全に駆除できていました。

しかし3年ほど前から、2回施工では
完全駆除できないケースが
少しずつ発生するようになったため
現在は3回施工をデフォルトにしています。

なので「施工は1回で終わります」
という業者は、トコジラミ駆除を
成功させた経験が全くないか
屋内での使用が禁じられている劇薬を
寝室や居室で使用する可能性があります。

また、施工と施工の間のインターバルが
どれくらいなのか?
その日数を空ける理由を
明確に説明できない業者もアウトです。


【③保証期間】

保証が付かない業者は論外です。

保証がついている業者でも
「保証期間が過ぎてから
 生きた個体を見た場合はどうなるか?」
を必ず聞いてください。

「保証期間を過ぎても
 生きた個体をご覧になったら
 何回でも再施工します」
という業者であれば
依頼しても大丈夫です。

ただし、繰り返しになりますが
ピレスロイドを何回撒いても
完全駆除はできないので、ご注意ください。

上記を踏まえ、駆除業者は迅速かつ慎重に
選んでいただけると幸いです。



3つめのNGは
「決して犯人探しをしないでください」
ということです。

とある社員寮で
特に個体や血糞が多い部屋があり

「この部屋が発生源かもしれません」

とお伝えすると、その部屋に住んでいる方が
他の社員さん達から集中砲火を浴びて
恐縮しきっていました。

2回目の施工で再度お邪魔すると
その部屋は空になっていたので

「この部屋の荷物は
 どちらへ移動しましたか?」

と聞くと、その会社の社長さんが

「あいつ、会社辞めちゃったんで
 荷物は全部捨てました」

とのこと。


トコジラミは、猛烈なかゆみで不眠になり
駆除費用も高額で、布類の乾燥など
お客様のご負担も大きいため

「どうしてこんな理不尽な目に合うのか?」

と、原因や犯人捜しをしたくなるのは
仕方ないのですが

好き好んでトコジラミを持ち帰る人は
いないので、最近はお客様に

「どうか犯人捜しだけは
 しないでいただけると幸いです」

と、先にお伝えしています。



ここからは全く余談ですが
2回目・3回目の施工でお邪魔すると
お客様の顔色が明らかに変わっています。

原因不明の痒みで全く寝れない状態から
刺される回数も激減し、眠れるようになった
のも理由の一つだと思われますが

施工中に

「実は、ブラブラしてた息子の就職が
 急に決まったんです」

とか

「経営している学習塾の新規加入が
 今月だけで、昨年1年分を超えました」

など、良いニュースを聞くことが
なぜか非常に多いのです。


考えられる理由は2つあり

皆様、使っていない寝具や衣類・家具類を
薬剤処理後、大量に廃棄するため
断捨離の効果により運気が上がる。

もう一つは

「もらい事故に遭ったら
 宝くじが当たりやすい」

というジンクスに近いと思われますが
自分の落ち度ではないトラブルに
巻き込まれたら
その不運をカバーする出来事が起きる。


スピリチュアルな話に疎い私でも
世の中は見えない力でバランスが取れている
と考えざるを得ないことが
トコジラミという虫を通して垣間見えます。

店舗情報

店長の写真

安全で優しいトコジラミ・鳩・ハチ・ゴキ専門駆除業者「家守 西東京」年中無休・カード可・駐車場代は弊社負担・損保加入済です

所在地

東京都小平市

営業時間

毎日10:00~21:00 ハチ駆除など緊急性の高いご依頼は、営業時間外にも対応いたします。

定休日

年中無休

対応地域

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