芦屋市のアサヤン企画のブログ
2024年2月26日
ホームページや印刷物に載せる、プリントしたりモニターに映したりしで展示する。写真の用途が何であっても、ご依頼される方にとって「お徳」なのは、最初に本当に必要な絵柄と点数をカメラマンに伝えることです。
使わないけど、念のためといった写真まで依頼され、点数が増えると、特に『くらしのマーケット』の場合、時間制でお請けしていますので、仕事が荒れてしまいます。これは熟練したプロでも、時間に限りがあると起こります。
なぜならば、より良い写真にするために、人物ならもう少し撮った方が良い、インテリアや商品ならアングルや照明、背景などを変えた方が良い、屋外なら通行人や車、また光線状態を待った方が良い、と分かっていても、ご希望の点数を時間内に撮るため、カメラマンとしては納得がいくまで撮れず、そこそこで次へとなるからです。また、この辺りで休憩を挟まないと集中力が切れると感じても、時間が押していて休憩を取れなかったり…。
心得のない方がご自分で編集されたり、依頼されている編集者やデザイナーが未熟な場合、逆に熟達したカメラマンの方が被写体と写真の使途から何点くらい必要かは分かります。また、撮影時にまだレイアウトが決まっていない場合は、自由にレイアウトできるよう横、縦、右向き、左向きなど多めに撮影します。
ご予算(時間)内でより良い写真を足りるだけ。これがご依頼者にとっては最も「お徳」ですので、本当に欲しい、必要な絵柄か点数を最初にカメラマンに知らせることをお勧めいたします。或いは、使途をお伝え頂くだけでも、常識的に必要十分な写真をお撮りし、納品いたします。
店長:阿佐部 伸一
新聞・雑誌・テレビでカメラマンと記者、ディレクターを計37年
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