町田市のおたすけマンのブログ
2025年4月4日
本日の業務日誌:お客様の困りごとに耳を傾ける大切さ
今日は排水管洗浄とドラム式洗濯機のメンテナンスの現場を担当しました。どちらの案件も、「前回の業者の施工後、時間が経ってからトラブルが発生した」 という共通点がありました。施工時に見落としがあると、数ヶ月~数年後に問題が顕在化することを改めて実感しました。今回の対応を振り返りながら、適切な施工とお客様との向き合い方について書き残しておきます。
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午前:排水管洗浄 – 3ヶ月で詰まり?本当の原因は…
午前中は、キッチンの排水管洗浄のご依頼でした。お客様のお話では、「3ヶ月前に別の業者に排水管を洗浄してもらったのに、最近また流れが悪くなってきた」とのこと。さすがに3ヶ月で再発するのはおかしいと感じ、詳しく状況を確認しました。
まず排水管内の状態をチェックすると、確かに汚れはあるものの、3ヶ月でここまで詰まるほどではありませんでした。「おかしいな…」と思い、シンクの排水口部分も確認してみると、なんと 排水口自体が詰まっている ことが判明しました。
実は、排水管の洗浄だけではキッチンの排水トラブルが完全に解決するわけではありません。排水口のトラップやゴミ受け、さらには内部の詰まりを見逃していると、すぐに流れが悪くなってしまう のです。今回も、そこに気づかずに「排水管だけ洗浄して終わり」になっていた可能性が高いです。
今回のケースでは、シンクの排水口部分までしっかり清掃することで、詰まりを解消しました。お客様も「前の業者さんはそこまで見てくれなかった」と驚いていました。排水管の洗浄はもちろん大事ですが、それだけでは不十分な場合もある ということを再認識しました。
施工の技術も大事ですが、それ以上に 「本当の原因は何か?」を探る姿勢 が重要です。お客様の話をよく聞き、表面的なトラブルだけでなく、根本的な問題を解決することがプロの仕事 だと感じました。
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午後:ドラム式洗濯機の分解洗浄 – ヒートポンプの詰まりが原因
午後は、ドラム式洗濯機のクリーニング依頼でした。お客様は、「2年前に別の業者さんにクリーニングしてもらったけど、最近乾燥の調子が悪い」とお困りでした。
実際に分解してみると、ヒートポンプ部分にヘドロ状の汚れがびっしり詰まっていました。おそらく前回の施工時に、高圧洗浄を行わず、表面のホコリを取る程度で終わっていた 可能性があります。ヒートポンプの汚れは放置すると乾燥機能が低下し、最悪の場合、修理が必要になります。
今回は ヒートポンプを徹底的に洗浄し、空気の流れを改善することで乾燥機能が復活 しました。お客様も「こんなに汚れてるとは思わなかった!」と驚いていました。さらに、今後のメンテナンス方法や、定期的なクリーニングの重要性をお伝えしたところ、「次回もぜひお願いしたい」と修理の再予約 までいただけました。
ただ掃除するだけでなく、お客様の困りごとを解決する姿勢が信頼につながる ことを実感しました。
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今日のまとめ:お客様の話を聞くことがすべての始まり
今回の2件を通して改めて感じたのは、「お客様のお困りごとに耳を傾けることが何より大切」 ということです。
1. 排水管だけ洗浄しても、排水口が詰まっていたら意味がない
2. 洗濯機のクリーニングも、ヒートポンプをしっかり洗わないと機能低下を招く
単に「言われた作業をこなす」のではなく、本当の問題は何なのかを見極め、根本解決を目指すことがプロの仕事 だと思います。今日の経験を活かし、これからも「お客様の声にしっかり耳を傾ける姿勢」を大切にしていきたいと思います。
絵:それは耳を傾ける、ではなく、変なオジサン
店長:下田 開
日常生活の困ったをオタスケするお店です!
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