町田市のおたすけマンのブログ
2025年12月13日
東京都府中市にお住まいのお客様より、
パナソニック NA-VX900 の乾燥不良 でリピートでのご依頼をいただきました。
お話を伺うと、
• 乾燥は2日に1度しか使わない
• 乾燥するのはタオルのみ
「この頻度で本当にホコリ詰まりになるの?」
と、お客様自身も不思議に感じているご様子でした。
実際に分解してみると、確かに内部のホコリの量は“2年で詰まる典型例”とは少し異なります。
しかし、乾燥不良の原因は別にありました。
⸻
■ 乾燥フィルターの“膜張り”が乾燥不良の原因
もっとも気になったのは、乾燥フィルターの状態です。
通常はフィルター越しに向こう側の光が見える透明度が必要ですが、
今回は 細かい目詰まりで全く見えない状態。
これは、
• 洗剤の残り
• 柔軟剤の付着
が薄い“膜”となってフィルターをふさいでしまう現象です。
使用頻度が少なくても、
フィルターに膜が張るだけで風が通らなくなり、乾燥力は一気に低下 します。
「タオルしか乾燥させないのに、こんなところが原因なんですね…!」
と、お客様もとても驚かれていました。
⸻
■ 内部クリーニングで風の通り道をリセット
乾燥フィルターはもちろん、
乾燥ダクト・吸気経路・ドラム内部のホコリも丁寧に洗浄。
洗浄後に試運転をすると、
「前とは全然違う!風の勢いが戻ってる!」
と奥さまに喜んでいただけました。
⸻
■ ■2年以内でも乾燥不良が起きる理由とは?
乾燥の使用頻度が少なくても、
• 柔軟剤の使いすぎ
• フィルターの乾燥時の熱固着
• 洗濯物の材質(タオルが多いと繊維の舞い上がりが多い)
などにより、乾燥フィルターが先に詰まってしまうケースはとても多いです。
つまり、
「乾燥回数」ではなく「乾燥時の条件」 が詰まりの大きな原因になります。
⸻
■ まとめ:乾燥不良は“内部の状態”を見てみることが大切
乾燥機能の低下はドラム式の代表的なトラブルですが、
原因は人それぞれで、使用頻度だけでは判断できません。
• 乾きが悪い
• 乾燥時間が伸びている
• 生乾きのニオイがする
これらはどれも早期サインです。
府中市のお客様、この度は再度のご依頼ありがとうございました!
店長:下田 開
店舗名の由来「日常生活の困ったをオタスケするお店→おたすけマン」お困りごとに真摯に対応することが当店の信条です!
<関東>
東京都
神奈川県