キッチンの排水が詰まった時は！

2022年9月5日

ここ数日でキッチンの排水が詰まってしまい、ご自分で処置をしたところ排水管から漏水してしまったというご連絡をいただいております。

大原則としてキッチンの排水が詰まった時はいの一番に業者を呼ぶ、が正解です。
どうしても緊急でご自分で処置なさいたい場合は以下のことを参考にしてください。



①ラバーカップ(通称スッポン等)
キッチンの排水が詰まってしまいラバーカップで解消しようとしたところ漏水してしまった。
キッチンが2階にあるため汚水が1階に漏れて大変なことになった。

これはなぜそうなったかと言うと、キッチンのシンクから出ている排水管の先に蛇腹ホースが付いているケースで、ラバーカップで排水管に圧力を加えたため蛇腹ホースの先についてるゴムキャップが外れてしまったのです。
蛇腹ホースの手前にトラップが取り付けられていてその中が詰まっている場合は問題ないのですが、蛇腹ホースより先が詰まっている場合に排水に圧力を加えるとゴムキャップが外れることがあります。

汚水が漏れると1階の天井裏や壁に汚水がつたってしまい天井裏や壁の裏側がかびてしまう可能性があります。

もしラバーカップを使う場合は蛇腹ホースの先のゴムキャップの部分をビニールテープで固定してから実行してください。

しかし約半数のゴムキャップがスカート型の末広がりになっているタイプなのでビニールテープで固定ができません。

すでにシンクに水が溜まっている場合ゴムキャップを外すとゴムキャップより高い位置にある水が全て漏れます。
ですのでシンクまで水が張っていてゴムキャップが末広がりで固定できない場合はすぐに業者を手配してください。


②パイプ洗浄剤
キッチンの排水管が詰まりかけてきているときに|洗浄剤を使うと、詰まっている箇所より手前の汚れを剥離させてその奥の詰まりかけていた箇所を完全に塞いでしまう可能性があります。
排水時にボコボコ音がするなど詰まりかけてきていることなどが始まったら早めに高圧洗浄をしましょう。

もちろん中には洗浄剤や熱いお湯を流して汚れがうまく流れてくれたと言うケースもあります。
インターネット上にはそのような便利記事がたくさん転がっていますが、最悪の場合どうなるかと言うリスクを説明していません。
かといってどの記事が正解かもわからないですので困ったものですが。


③市販のつまりぬき用ワイヤー
こちらを使う場合はシンクから下の蛇腹ホースを外してそこからワイヤーを入れて使用します。
シンクの排水口から入れようとするとトラップの仕様によっては全く入りませんし、それが入るタイプのトラップだったとしても蛇腹ホースを傷つける可能性が大きいです。
少しでも傷つくと漏水の可能性となります。




排水管の詰まりを解消させるにはリスクがつきものです。
我々はそのリスクに対する対策をした上で排水管洗浄を行っています。

キッチンの排水間に詰まりが発生して、ご自分でなんとかしたいけれどどのやり方が正解かわからない時はお問い合わせフォームからご質問承ります。
ときには画像を送っていただいたりして対応させていただくこともございます。
お問い合わせ、ご相談は無料でございますのでお気軽にどうぞ。

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