相模原市南区のライフホームのブログ
2023年5月17日
仕事でしばらく帰省出来ず、久しぶりに帰省したら汚部屋に… なんて話を最近耳にします。
昔は、綺麗好きだったのに… 物が捨てられない世代か… 色々と理由はあると思います。
そこで今回この記事では、帰省したらまさか!実家が汚部屋に大変身などを紹介していきます。
汚れてしまう原因
⑴捨てられず溜めてしまう
⑵体力的に困難
⑶孤独でネグレクト
⑷ストレスや病気
⑸認知機能低下
⑹世代の価値観
⑺捨てるのが苦手
解説
⑴捨てられずに溜めてしまう
汚くなる原因の1つ目に、ものを捨てる事が出来ずに溜め込んでしまう状態が挙げられます。
親世代となると、買ったモノは捨てずに残しておくのが良いという価値観が影響し、ものが捨てられないまま溜まっていく恐れがあるのです。
劣化している、もう使えないといった状態のモノであっても、まだ使えるかもしれない、ものは大切にしなければならないという思いからそのままになっている可能性が高いです。
捨てられないまま物が溜まっていく事で徐々に片付けが困難になり、ものによっては折り重なった不用品が崩れたり異臭を発する事態も出てきます。
時代背景と親の考え方により、ものが捨てられず溜まってしまい、いつしか汚くなってしまうという訳です。
⑵体力的に困難
高齢になると、身体を動かす事を億劫に感じたり、身体を思うように動かせなくなる事が増えていきます。
ここから、体力的に厳しくなり、片付けや掃除が出来なくなる事も実家が汚くなる原因として挙げられるのです。
親の年齢や体力によりできる作業が限られてきて、その結果実家が汚くなるという状態に陥りやすいです。
⑶孤独でネグレクト
実家が汚くなる原因には、親が独り身になりセルフネグレクトになっている事も考えられます。
自分の事に関心がなくなり、家の中が汚れて散らかっている状態でも気にならなくなってしまうのです。
・お風呂に入らない
・掃除をしない
・片付けが出来ない
・体調不良になっても病院に行かない
・きちんと食事を摂っていない
生活全般に関して興味がなくなり、家の中がゴミなどで荒れていても、綺麗にしなければならないといった思いを感じなくなってしまいます。
配偶者を亡くした時や、近所の人との関係がうまくいっていない時などに、セルフネグレクトに陥りやすいと言われています。
⑷ストレスや病気
実家が汚くなる理由には、ストレスや病気も関係している事がある為、理解が必要です。
汚い実家に住んでいる状態の親というと、配偶者に先立たれてしまった、子どもたちが独り立ちして生活への張り合いがなくなった、配偶者との価値観の違いで衝突することが増えた… などにより、様々なストレスを受けていることがあります。
そのようなストレスにより、掃除などのやる気がなくなってしまう、実家が汚くなってしまうといった状態に陥ることがあります。
ストレスだけでなく、病気が原因で実家が汚くなる事もあります。
うつ病や認知症などを患っていると、部屋の片付けがきちんとできなくなります。
実家が汚い時は、親がストレスや病気を抱えていないかを知る事から始めるのが大事です。
⑸認知機能低下
年齢を重ねると体力と共に、認知能力と判断力も低下します。
体力が低下し体を動かす事が億劫になると、掃除や洗濯などを今までの様に行う事が出来ません。
そして徐々に家が散らかっていきます。
認知能力や判断力が衰える事で捨てる判断がなり、出来なくなりゴミや不用品が家に溜まります。
そうして溜まった汚れや不用品を一度に掃除する体力がない為、家が汚くなってしまうのです。
親の性格によっては、家が汚くなってしまった事でやる気がなくなり、掃除をすることを諦めてしまうこともあります。
⑹世代の価値観
世代によって価値観が違う事も、あなたが実家を汚いと感じる1つの原因です。
価値観の違いとして、まずはホコリやカビなどのハウスダスト、賞味期限切れや腐りかけの食材などの対処があげられます。
あなたが汚いと感じても親が平気な理由は、衛生観念が異なる為です。
次に、親世代は物を捨てるのは「勿体ない」という価値観を持っている人が多くいます。
購入したモノだけではなく、紙袋や包装紙、空箱などを捨てずに保管するのも、もったいないという価値観もしくは、時代背景の行動です。
賞味期限が切れた食品も捨てられない為、どんどん溜まっていきます。
⑺捨てるのが苦手
親世代には、物を捨てるのは「もったいない事」だと認識している人が多くいます。
「いつかは使うかもしれないから…」と考える為、家が不用品で溢れ返って汚れてしまうのです。
また、あなたが子供時代に使ったものが多く残っている場合は、親として思い出の品をとっておきたいという心理が働いています。
思い出を大切にしているからこそ、今後使う事がない物でも捨てる事が出来ないのです。
実家が汚部屋になるデメリット
実家が汚いという状態は、自身が帰りたくないと感じるだけでなく、親にとってもデメリットが生じます。
将来的にご自身にも関わる事がある為、どのようなリスク、デメリットがあるのか?
生活環境が悪化
実家が汚い事により親に起こりえるリスクとして最初に考えられるのが、生活環境の悪化です。
モノが捨てられず溜まった状態の部屋で暮らしていると、不衛生な環境になってしまいます。
・カビが生える
・異臭が発生
・害虫、害獣が発生
不衛生な状態が続く事で細菌やウイルスも発生しやすくなります。
ゴキブリやハエなどの害虫が細菌を運んでくる為、家の中に細菌やウイルスなどが蔓延してしまいます。
アレルギーの症状が現れたり病気にかかるリスクも高まる為、健康を害する事になります。
親が高齢である場合は、免疫力の低下によって病気にかかる確率が高まる点にも注意が必要です。
身体が回復するまでにも時間を要する為、ますます家の用事が出来なくなるというサイクルが続いてしまいます。
汚れた家は、健康へのリスクが大きいという点を理解しておいて下さい。
怪我や事故のリスク
衛生面で不安な点が増えると同時に、怪我のリスクも高まるので気を付けて下さい。
・床に置いてあるものに、躓いて転倒する
・床に置いてあるものにより、災害の時にスムーズに家から出られなくなる
・棚に置いてあるモノが落下して怪我をする …など
生活動線上に物が多い状態になる為、親は物を避けて歩かなければなりません。
体力の低下により小さい段差でも躓きやすい傾向にある親世代は、物を避けようとして転倒する事があります。
つまり実家が汚い状態だと、親はケガをしやすくなるという事です。
令和2年版「高齢社会白書(全体版)」によると、介護が必要になった主な原因として「骨折・転倒」が全体の12.5%を占めています。
実家が汚い事が原因で転んだ為に、親が要介護になってしまう可能性があるのです。
また、転倒だけではなく、高い所にある荷物を取る時に支えきれず、頭上に物が落ちてきてケガをする場合もあります。
店長:田口 由幸
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